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PG ユニコーンガンダム LED追加(2)

究極のプラモデルを標榜するパーフェクトグレード。このブランドで発売された「ユニコーンガンダム」は、アニメで特徴的に描かれた謎の発光現象を起こす姿を再現するために専用のLEDキットを用意してる。

変形後に謎の発光現象を起こすユニコーンガンダム

ガンダムの装甲が展開して露出した部品が発光現象を起こすのだが、パーフェクトグレード「ユニコーンガンダム」ではプラモデルのオリジナル設定としてアニメでの設定以上に装甲が展開する「アンチェインドモード」を用意した。

にもかかわらず・・・アンチェインモードで露出する部分にはLEDがなくて光らない!!!

アンチェインドモードで露出する部分が光らない・・・

ということで、模型に組み込みやすい超小型LEDキットが手に入るようになったのでパーフェクトグレード「ユニコーンガンダム」の光らない部分にLEDを追加しようって話の2回目。前回はふくらはぎ周りにLEDを仕込んでケーブルを背中側へ引き出す作業を紹介しました。

今回は前腕のヒジ近くと上腕部にLEDを仕込む。

使用したLEDキット

模型用LED専門ショップ「マイクラフト」(http://www.my-craft.jp/)のチップLEDキットを使うことにした。自力じゃ半田付けなんて到底不可能な超小型LEDにケーブルを半田付けしてくれてるだけでなく、連結用のコネクタも付いてて、さらに専用コントローラを使えば面倒臭い抵抗計算もいらないという至れり尽くせりの優れもの。電源電圧は3〜5Vくらいを想定した設計になってるのもうれしい(電源にはUSBモバイルバッテリーを使いたかったので)。

上腕付近の電飾

マイクラフトのチップ型3連LEDランプを使って、前腕ヒジ近く1カ所、上腕内側1カ所、上腕外側1カ所にLEDを仕込む。

上腕部の外装パーツを外して内部フレームに3mmφくらいのドリルで穴を開ける。さらにこの穴を通過するように横方向へ溝を掘る。

穴開ける
溝を掘る

あとは3連LEDランプを配置していくのみ。

先端のLEDはヒジの下(サーベルラックの内側)に放り込む。接着する必要はなくて適当に奥の方へ放り込んでおけばいい。真ん中のLEDはヒジを曲げた時に伸びる側に開けた穴に接着して、ケーブルを上腕内側からヒジを曲げた時に縮む側へ回してコネクタに一番近いLEDは前側に開けた穴に接着する。

サーベルラック→上腕裏側→上腕内側→上腕前側
装甲取り付け用の凸部の邪魔にならないように逃がす

上腕の溝にケーブルをはわせてグルーガンでベタベタっと留める。装甲がギリギリなのでグルーが固化したら飛び出した部分をカッターで削って上腕部品と面一にしておく。

上腕内部のパーツには上下2段の長方形の穴がある。ここにコネクターを通して上腕内側へケーブルを持っていくんだが、この長方形の穴は左右から装甲取り付け用の凸部が刺さる部分なのでその凸部の邪魔にならない方に通す。

左腕は上側の長方形、右腕は下側の長方形にコネクターを通して上腕内側へケーブルを引き出す。

あとはケーブルを上へ引っ張っておいて左右から装甲を取り付けたらLEDの仕込みは終了。ケーブルはちょうど脇の下に出てくるから目立たないように背中側へ回して延長ハーネス30cmを取り付ける。

脚部のLED配線も腕部のLED配線も純正LEDキットと同じように背中にもってくることができたので、純正LEDキットと同じように専用スタンドの支持棒つたいに下へ降ろす。

4本のケーブルはマイクラフトの専用コントローラ(常時点灯8本用)へつなぐ。専用コントローラに電源をつなげばみごと点灯。

純正LEDキットと両方光らせると

ではビフォーアフターをご覧ください。

ビカビカ光っております。ウヒョー。バカですね。

ちなみに改造の説明では緑発光(覚醒バージョン)を使ってます。

つまり2体作ったということですね。バカですね。

LEDコントローラは8本用を買ったのでコントローラ1個で赤と緑の両方を光らせることができます。

おまけ

マイクラフトのLEDキットは、電源として「ボタン電池1個(3V)タイプ」「乾電池3個(4.5V)タイプ」「ACアダプタ(5V)」の3つが用意されている。3V〜5Vが適正電圧ってことね。

ユニコーンガンダム(赤・緑)はクリスマス飾りとしてピアノ教室の出窓(二重窓)に設置するんだが、二重窓なので電源はACアダプタは引っ張ってこれない。乾電池2本タイプに充電池で・・・ってことになるんだけど、単三形エネループだと電池容量が2000mAh。2本で4000mAh。ちょっと容量として心もとない。5VならUSBの規定電圧だからUSBモバイルバッテリーを使うことにした。最近は10000mAhとか20000mAhとか大容量モバイルバッテリーが安い。

マイクラフトのLEDコントローラのDCジャックは外径:3.4φ/内径:1.3φなのでこの情報を頼りにAmazonでUSBからDCプラグに変換するケーブルを購入。

さらに、純正LEDキットの電源も電池ボックスに細工して同じUSBモバイルバッテリーから電源を取るようにした。2体のユニコーンガンダムの純正LEDキットと追加LEDを全部1個のモバイルバッテリーで発光させるようにした。

PG ユニコーンガンダム LED追加(1)

ガンプラには縮尺や難易度によっていろいろなブランド(グレード)がある。『最新の技術を搭載し、内部構造にも外観の造型にも一切の妥協を許さない。ガンプラの究極の姿を具現化する最高峰ブランド(バンダイ ホビーサイトより)』がパーフェクトグレード。略してPG

んでそのPGの「ユニコーンガンダム」。劇中の変形機能の再現だけでなく、変形後の謎の発光現象を専用LEDを組み込んで再現できるのも特徴。

おおっ。光ってるぅ。超小型LEDを使えば細かい部品が詰まっているプラモデルにも発光を組み込めるようになったのね。むぎ球時代からおどろくほどの変化だ。

このユニコーンガンダムはアニメでは「部品全体が発光する」という設定になってる。しかし超小型LEDは点発光なので、ランプとか信号機とかを表現するには適してるけど、大きな部品全体が発光する様子を表現するのは難しい。

メーカーも試行錯誤したんだろう。発光する設定のパーツは蛍光塗料を練りこんだ半透明プラスチックにした。んで、隠れた部分に紫外線を多く含む紫色LEDを仕込む。パーツに練りこまれている蛍光塗料は紫外線を受けると蛍光発光する。これで部品全体がボワっと発光しているように見せる・・・・という方法を考案した。

興味深いアイディアだと思って期待してたんだけど、思ったほどボワっと光ってるようには見えないんだよね。結局、裏に仕込んである紫色のLEDの点発光が目立ってちょっとイメージ通りにはなってない感じ。太ももとか腰回りなんかは特にLEDが隠しきれてなくてLEDそのものの発光が悪目立ちしてる。上の写真だとヒザの部分とか足首付近、わきの下の部分なんかはいい感じで蛍光発光の効果がみえてるんだけどね。

まあ、それはいい。

そうなのか・・・いいのか。いや、ほんとは良くないんだけど、まあいい。このプラモデルにはもっと大きな問題があるんだ。

アニメでは、装甲が閉じた純白の「ユニコーンモード」と、装甲が開いて内部フレームが露出する「デストロイモード」の2種だった。

ところが、PGではプラモデルのオリジナル設定としてデストロイモードからさらに装甲が展開した「アンチェインドモード」が設定された。ところが肝心なこのオリジナル設定のアンチェインドモードで露出するフレーム部分はLEDがなくて光らない。

「上腕」「前腕のヒジ近く」「ふくらはぎの外側」「ふくらはぎの内側」のアンチェインドモードで露出する部分にLEDがなくて光らない!!!

せっかくのプラモデルのオリジナル設定がまったく活かされないというのはいったいどういう意図なんだ?企画会議とかで問題にならんかったのか、コレ。

ということで

ここ数年で超小型LEDがだいぶ安くなって入手しやすくなると同時にプラモデルなど模型の電飾に使いやすいように配線済みの超小型LEDが市販されるようになってきた。ので、そいつを使って足りないところにLEDを埋め込んでしまうというのが今回の記事。

使用したLEDキット

模型用LED専門ショップ「マイクラフト」(http://www.my-craft.jp/index.html)のチップLEDキットを使うことにした。自力じゃ半田付けなんて到底不可能な超小型LEDにケーブルを半田付けしてくれてるだけでなく、連結用のコネクタも付いてて、さらに専用コントローラを使えば面倒臭い抵抗計算もいらないという至れり尽くせりの優れもの。電源電圧は3〜5Vくらいを想定した設計になってるのもうれしい(電源にはUSBモバイルバッテリーを使いたかったので)。

ふくらはぎの電飾

マイクラフトのチップ型5連LEDランプを使って、ふくらはぎの内側2カ所、外側2カ所、それから上の写真では写ってないけど、後ろ側1カ所の計5カ所にLEDを仕込む。

まず、ふくらはぎの内部にある黒いパーツを裏から見るとちょうど目印に使えるマルいモールドがある。ここに3mmφくらいのドリルでグリグリっと穴を開けるとちょうどいいところに開口部ができる。

内側も外側も同じ部分に穴を開けたらチップ型5連LEDランプをグルーガンでベタベタと固めちゃう。このときLEDの発光部がちゃんと外側へ向くようにして接着すること。

どうせ見えない部分だから適当適当。5連LEDのうち真ん中の1個を間に残して前後の2個ずつをふくらはぎに接着する。連結用のコネクタはふくらはぎ内側部品の上に向かって終わるような配置で接着する。

↑こんな感じに仕上がる。LED間の配線の余分は凹み部分に適当に押し込んでおく。

次に、配線を背中まで持っていくために「延長ハーネス30cm」を付けて配線を延長しておく。配線はいったん折り返して足首近くにあるちょうどいいスキマがあるんでここにコネクタ部を収めて、ケーブルを上へ出す。

それぞれのパーツを取り付けるとこうなる↓

5連LEDの真ん中の1個はふくらはぎの後ろ部分(バーニアで隠れる部分)に適当に配置する。金属ケーブルなのでうまいことLEDが斜め下方向を向くようにしておけばグルーガンなどで固定しなくてもなんとかなるし、このLEDは接着しない方があとでふくらはぎのパーツをまた外すこともできる。

さて、ふくらはぎ内側の上部から引き出したケーブルの処理に移る。

まずはヒザ裏のパイプを表現しているパーツを取り外して、真ん中の出っ張り3カ所を削ってケーブルを通すスキマを作る。

ヒザ裏のど真ん中を通るようにケーブルを置いて、上からこのパーツをかぶせる。ちゃんと削れていればケーブルを上下に動かせるので、ケーブルを引っ張って目立たないようにきれいに収める。

最後は、純正LEDキットのケーブルと同じような感じで太もも内側にケーブルを通す部分を作る。

太もも内側のパーツは上下2つある。ケーブルを通すのに邪魔になる壁のような部分をニッパーとかカッターで適当に削ればOK。どうせ組み立てたら見えない部分だしすこし大きめにザクっと。

↑太もも内側の上装甲はこの写真の場所を参考にケーブルを通せる部分を作る。

↓太もも内側の下装甲は純正LEDキットのケーブルを通すためにもともとある壁の凹み部分を横へ広げる

作った凹みを通してケーブルを股関節へ出す

最後に、背中側のスカートの隙間から背中側へ引き出しておく。これで純正LEDキットの電源ケーブル接続位置と同じ場所へケーブルを引き出すことができる。

反対側の脚でも同じ作業をやってふくらはぎの電飾は完了。

上腕の電飾は次回。

MG MS-06R-1A 高機動型ザクII エリック・マンスフィールド専用機

MS-06R-1A
ZAKU II
PRINCIPALITY OF ZEON ERIC MANTHFIELD’S CUSTOM

DSC01124「ザクのプラモデルだけで飾り棚が一杯になりそうだぁ」とか自慢したいが、できない。なぜならウチの飾り棚はそんなもんじゃ一杯にならんほどデカイのだ!ワッハッハ!

なんだ、結局自慢話だよ。さあ、今日もザクだ。ザクですよ。ザクがザックザクですよ。もうこのセリフを何回書いたことか。本当にザックザクです。

今回は「高機動型ザク」。テレビには出なかったけど、その後のガンプラブームに乗じて「実はこんなモビルスーツもあったんだよ」と言う企画(モビルスーツバリエーション:MSV)で作られた後出しじゃんけんザクの一つ。

ひとことに高機動型ザクと言っても調子に乗ってテキトーにいろいろ作ったらしく見た目に違うのがいろいろある。最近ではそれらはデザインの特徴から

  • 初期型の試作機:MS-06RP
  • 初期型:MS-06R-1
  • 初期型の改良機:MS-06R-1A
  • 後期型の試作機:MS-06R-2P
  • 後期型:MS-06R-2

概ねこの5つに分類されている。今回の高機動型ザクは初期型の改良機(MS-06R-1A)で、エリック・マンスフィールドという僕の知らないオジさんが乗っていた僕の知らないザク。

誰だよ、エリック・マンスフィールドって!

まあいい。この時代だ、ネットでちょっと調べりゃいろいろ出てくる・・・・ホントいろいろ出てくるわ。

  • ゲーム『GUNDAM TACTICS MOBILITY FLEET0079』では、容姿は細身の中年男性として描かれている。
  • 漫画『機動戦士ガンダム ギレン暗殺計画』では、やや騎士道精神を持つ長髪の美青年として描かれている。

おっさんなのか美青年なのかすら決まってない。モビルスーツもテキトーならキャラクターもテキトー。テキトーだらけ。まあいいよ。ザクだから。

P1010391

そのマンスフィールドというおっさんだか青年だかが乗っていたザクが今回のプラモデルだ。

DSC01090-1DSC01099

高機動型ザクと普通のザクとの見た目の大きな違いは脚部とランドセル。ゴテゴテとこれ見よがしに推進器がくっついた大型の脚部に、これまたゴテゴテとこれ見よがしに大型の推進器や燃料タンクのようなものが満載のランドセル。もう子供心にはいかにも強そうに見える記号が満載だ。これならガンダムにも勝てる、きっと勝てる、たぶん勝てる、いや勝てないな。

P1010390えーっ!勝てないのぉ?!

MS-06R-1A型(高機動型ザクII初期型の改良機)は他にも「黒い三連星」「ユーマ・ライトニング」「アナベル・ガトー」などのエースパイロットが専用機としてパーソナルカラーに塗装して使用してた(という設定になってる)。マンスフィールドはグレー系の塗装が特徴で、×××専用ザクの中では比較的地味なカラーリング。

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マンスフィールド専用機は配色は地味だが他の同型機と頭部の違いが際立っている。なんとツノが側頭部から生えている!シャア・ザクが頭の真ん中からツノを生やして以来、専用といえば赤くてツノ付き、ツノといえば真ん中というのは半ば日本人の常識となりつつあるのだが、これは側頭部。設定画がそうなってるからそうなんだろうけど、なんか描き間違えただけじゃねえの?とか思わなくもない。

そしてもう一つ、鼻の上が黒く塗装されている。これはこの部分に当たった光が反射して眩しくなるのを防ぐ防眩塗装なのかな。飛行機のコクピット前方が黒く塗ってあったり、野球で外国人選手がほほ骨の上を黒く塗ってあったりするのをヒントにした設定だと思う。白じゃ眩しいのかな。

DSC01117DSC01108

ザク ver.2.0 のフレームなのでよく動く。肩を入れたマシンガンの両手構えもOK。脚の可動は推進器ゴテゴテなので膝が90度くらいしか曲がらないけど、いいの。宇宙用だから、ね。

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やっぱりザクは下から見上げるアングルが最高だわ(ハートマーク)。

【ザク祭り】マスターグレード(MG)シリーズで2007年4月にザクIIがver.2.0として再登場。多くのバリエーション機体が存在したというアニメの設定をプラモデルとしても再現するために骨格に相当するフレームを再構築し、全てのバリエーションを「ザク共通フレーム」+「バリエーション部品」で作ることができるように考慮されている。これを機にこれまでいくつか発売されていたMGザクIIがver.2.0仕様でリニューアルされたり、新たにザクのバリエーション機が次々と発売された。これらを片っ端から作っていこうというのがザク祭り。