東京マグニチュード8.0

 以前、フジテレビの深夜枠で放送されていたアニメらしいが、知らなかった。レンタル屋にDVDが出て初めて存在を知った。

 中学生と小学生の姉弟が2人だけでお台場に遊びにきたときにマグニチュード8.0の大地震が東京を襲う。助かった2人は偶然知り合ったバイク便のママさんライダーと3人で世田谷の自宅を目指して歩き始める。というのが物語の導入部。面白そうだけど一気に見たかったので最終巻のレンタルが始まるまで待ってた。で、先月最終巻がレンタル開始になったので全話いっきに見た。

涙腺崩壊、号泣

 家族が待っているはずの家に向かって歩き続ける主人公たちが、大災害の中で多くの経験を経て成長する姿も見どころだった・・・その成長をああいった手法でしか表現できないのはきっと脚本家が力量不足だからだ。もっと違う方法で彼らを成長させる物語が書けたはずだと、冷静に思い返せばそんな感想も出てくるんだけど・・・ええ、泣きましたよ。泣いたさ。映画で鼻水出るほど泣いたなんて生まれて初めてだよ、まったく。


 フジテレビで放送してただけあって、地震でお台場のアレもコレも崩落するんだがフジテレビは無傷だった。そりゃ、そうだな。