MSN-04
SAZABI
NEO ZEON CHAR AZNABLE’S CUSTOMIZE MOBILE SUIT FOR NEW TYPE
あー、久しぶりにガンプラの話題を書こうとしてるぞ、オレ。ワクワクだ。
サザビーです。
「え、と、あの有名なオークション?」とか言っちゃうニセセレブな人はきっとこんなブログは読んでないでしょう。あれはサザビーズ。スペルも違う。「え、と、あの・・・バッグで有名な!」とか言っちゃうニワカ仕込みの知識で応戦しようとする痛いオレもこんなブログは書いてないでしょう。会社の沿革見たらバッグの会社の方が歴史は古いのか。ふーん。
今日は脱線しないぞ。
一年戦争(いわゆる初代ガンダムね)でジオン公国に勝利した地球連邦はその後ゲリラ戦や内紛を経験しながらも権勢を維持し続け、宇宙に住む人々への差別意識は高まる一方であった。シャアは密かに武装組織「ネオ・ジオン」を立ち上げ、一年戦争から13年後の宇宙世紀0092年に地球連邦政府に戦いを挑んだ。これが映画「逆襲のシャア」。
映画「逆襲のシャア」で登場するシャアの乗機がこのモビルスーツ「サザビー」。赤い、赤いよ、真っ赤だよ。赤い彗星だよ。
赤い彗星とか言ってるくせに最初に乗ったモビルスーツがピンク色だったから、お父さんは心配しちゃったんだよ。「ピンクの彗星」とか言われていじめられてるんじゃないかって。でももう大丈夫だね。赤い、赤いよ、真っ赤だよ。
うん、うん、かっこいいよ。ところで、マスターグレードシリーズでサザビーが出たのはこれで2回目。最初にマスターグレードサザビーが発売されたのは2000年。今回ここで紹介しているのは2013年に発売されたもの。さて同じモビルスールのプラモデルが13年でどれだけ変わっちゃうのか比較してみましょう。
ドン!
い、いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁあぁっぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!
ゼーゼー、ハア、ハア
13年ってすごいわ。両方とも無塗装よ。色塗ってないのよ。形状はほとんど変わってないけど、追加されている適度な凸凹とパーツごとに濃淡をつけた赤を使うことでメリハリが出てる。正確に言えば2000年発売のサザビー(左)は本当にただ組み立てただけで、2013年発売のサザビー(右)は墨入れと仕上げのつや消しスプレーをやってるっていう違いはあるけど。
それにしたってこの違いは衝撃的。
さらに2013年発売のサザビーには面白いギミックもついてる。
せーの、ドン!
わかります? 左が普通の状態。全身の装甲がパカパカ開いたのが右の状態。装甲がパカパカ開く理由は勝手に考えてくれ。カッコイイことは正義だ!ただそれだけで俺は満足よ。
パカパカ開いた後ろ姿もステキ。
くだらない話を書く気にもならないほど美しい、カッコイイ。ホレボレするよ。
このサザビーには、映画「逆襲のシャア」の製作初期に書かれたイメージ画にだけ登場するロングライフルがオマケ武器として付属する。そうなるとイメージボードと同じポーズで撮ってみたくなる。
シャア・アズナブル最後の乗機「サザビー」