リボルバーをカチャカチャして遊びたい私のために
クラウンモデル「S&W M19 .357 マグナム 4インチ ウッドタイプグリップ」ガスガン
安心安定の東京マルイ製、ロマンな銃のリボルバーを買ったら思った以上に楽しくて、気がつくと意味もなくカチャカチャしてる。横浜駅前のサバゲー&シューティングレンジが閉店になって以来、たまに狭い部屋で段ボール箱に向かって撃つくらいで、ほとんどは部屋で見て、触ってニンマリするだけになってしまった。そうなると、エアガンじゃなくてモデルガンでもいいんじゃねえか?って気もするけど、まあプラスチック玉が出ないより出た方が気分が上がるんでモデルガンの世界へは今のところ行かない。でも、モデルガンの世界には「発火式モデルガン」という弾は出ないけど火薬でバキューンという音と火花が楽しめるものがあるらしい。運動会でパーンってやるスターターピストルみたいなもんだろうか。ちょっと気にはなる。
話を元に戻そう。東京マルイのリボルバーを買ったことでわたしはリボルバーをカチャカチャしてるだけで幸せを感じる体質であることが判明したので、もう一丁くらいリボルバーをデスク脇に置いておきたくなった。
生まれて初めてのリボルバーには安心安定の東京マルイ製を買ったから、次は精度や耐久性や保証に少々不安があってもいいから気分がアゲアゲになるやつがほしいなぁとか思うわけでしょ?でしょ? そしたらあなた、わたしは1960年代生まれですからね。リボルバーといえば次元大介かダーティー・ハリーでしょう。
調べたところ、次元大介は主にスミス&ウェッソン社「M19」(通称:コンバットマグナム)の銃身長4インチで木製グリップタイプを使っていることが判明。じゃあそれでお願いします。M19のエアガンを探したらタナカ社製「18禁ガスガン」とクラウンモデル社製「10禁エアコキ」の2つを発見。タナカのガスリボルバーは弾丸を込めたり出したりできない仕組みなので、ロマン激減。ということはクラウンモデルの10禁エアコキだな、と思ってた矢先に、クラウンモデルから同モデルの18禁ガスが発売されるとの情報が。
おれ、ついてる。ラッキー。すぐ予約。寝て待つ。発売翌日に届いた。
送料税込で7,251円。1万円切るお手頃価格。うれしい。
安いから安っぽいのかなと思ったけど、なんのなんの、なかなかよい外観をしている。黒い部分はマットな仕上げでプラスチックっぽさが少なくて好き。グリップは木製っぽく作ってはいるけど東京マルイの木目調プリントと比べちゃうとプラスチック感が強いし、左右の合わせ目が目立つし、ゲート処理がちょっと雑なところも気になる。グリップ部分は値段相応ってとこかな。気になり出すとキリがないけどパッと見では気づかない。問題ない。
この銃のロマンはなんと言っても、弾を込めるときにシリンダーをまるごと横方向へ倒す「振り出し式」とか「スイングアウト式」って呼ばれる装弾方式。
付属のカートリッジはなんと金属製。やっぱり金属製カートリッジは重量感とひんやりする感じが気持ちいい。ちなみにこれはカートリッジの後ろ側にBB弾をセットするので、自分からプラスチック玉が丸見えなのでちょっと気分がなえる。一方で相手側からはプラ玉が見えないからたぶんカッコよく見えてるはず。
さて、スイングアウトしたシリンダーにカシャカシャっと弾を込めていく。うひょー、気持ちいいぃ。
そ・し・て、スイングアウト式ならやってみたくなるのが・・・・
これだ!
スイングアウト式リボルバーのロマンはここに詰まってるんだ!
エアガンは主要部品がプラスチック製なので、こういうことすると壊れるからやらないほうがいいって言われるけど・・・・そんなこと言われてもね。やりたくなっちゃうじゃん。
チャカチャカチャカ・・・ジャキン!!
うほーっ。ウホウホ。気分はもう次元大介。脳内で次元大介のテーマ曲がループしっぱなし。黒い中折れソフト帽子を買いたくなってきた。
ところで、このエアガンは
- まず親指で後ろにあるハンマーをガチャっと起こして
- 次に人差し指でトリガーを引くとハンマーがバチっと落ちて弾が出る。
という2段階の「シングルアクション」という撃ち方と
- 人差し指でトリガーを引くと途中でハンマーがガチャっと起きて、そのままさらにトリガーを引いていくとハンマーがバチっと落ちて弾が出る。
というトリガー引くだけで撃てる「ダブルアクション」のどちらでも撃てる。
このシングルアクションとダブルアクションの言い方がなんかしっくりこない。トリガーを引くだけで2つの動作(ダブルアクション)を実行できるからダブルアクション。それに対する言葉としてシングルアクションなんだというのは頭ではわかるんだけど、間違えて2段階のアクションで弾が出るのがダブルアクション、1回のアクションで弾が出るのがシングルアクションって言ってしまいそうになることが何度もある。シングル・ダブルの言い方になかなか慣れることができないなあ。
さて、スイングアウト式リボルバーのロマンといえばもうひとつ、スピードローダーもロマンだ。
弾をひとつずつチャカ、チャカと込めていくのもロマンだけど、スピードローダーで6個まとめてチャカっと込めるのもロマン。想像するだけでもう脳みその中になにかヤバい成分が充満してる。
ということで、さっそく買ってきた。クラウンモデル社の.357マグナム用純正スピードローダー。
ただし「エアリボルバー専用」
って書いてある。
クラウンモデル社のリボルバーのカートリッジは2種類あって、エアリボルバー(エアコッキング)は発射前の「フルサイズ」風の長いBB弾カートリッジで、ガスリボルバーは発射後の「空薬莢」風の短いBB弾カートリッジになってる。今回買ったのはガスリボルバーなのでカートリッジがかなり短い。スピードローダーに取り付けると・・・
それでね、このカートリッジを取り付けたスピードローダーをシリンダーに差し込もうとすると、途中で銃のシリンダーラッチの出っ張りにぶつかってしまう。
フルサイズのカートリッジは長いから、スピードローダーがシリンダーラッチとぶつかる手前でシリンダーに弾頭が入るんでそこで留め具を外せばチャラーっと入っていくんだろうけど、空薬莢風の短いカートリッジだとスピードローダーとリシンダーラッチがぶつかる場所まで近づけてかろうじてカートリッジが少し引っかかる感じ。シリンダーラッチのせいでスピードローダーがシリンダーに対して真っ直ぐにならない(涙)。
だから「エアリボルバー専用」ってことなわけなのね。
まあそれでも微妙に斜めからギリギリ引っかかるので、何度か練習すればこれでもスピードローダーでロマンなリロードを楽しめる。ご覧ください
うひょー、気持ちいい!! 脳内にヤバイ成分が充満して、次元大介のテーマ曲がループして「今度の弾はただの弾じゃねえぞ」「お前がどれだけ軽い銃を使おうが知ったこっちゃないが、俺に言わせりゃ、ロマンに欠けるな」とかブツブツ独り言を・・・危ない、危ないぞ、オレ。誰かに見られたら変態だ、あ、大変だ。
『さあ、あなたもデスク脇にぜひ次元大介の銃を置いておきましょう。』有限会社久光工房からのお知らせでした。
では、レッツ・ゴミ箱・イン!!
さーてこうなると、ダーティーハリーの銃もほしくなるな。たぶんそのうち買っちゃうんだろうなあ。買っちゃうんだろうなあ。.44マグナムのエアガンってどこのメーカーから出てるんだろう。