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自転車散策 – 観音崎

 自転車でちょこちょこっと散策するようになった。小6の息子が反抗期になる前に一緒に自転車散策を楽しもうと思って、今回は小学生と一緒だ。てことはいきなり長距離は大変なので片道20km程度のサイクリングに行くことにした。

 小学生が一緒なので遠回りになってもできるだけ車通りが少ない道を選んで、可能なら歩道を走ることにする。そうすると平均時速10kmくらいになるので、往復40kmだと4時間。途中の休憩などを入れたら5時間弱のサイクリング。うん、ちょうどいいな。

 自宅を出てしばらくすると例のごとく海上自衛隊艦隊司令部から海上自衛隊第2術科学校、米軍箱崎給油所、横須賀潜水艦教育訓練分遣隊と海上自衛隊施設の脇を抜けて、横浜DeNAベイスターズ総合練習場へ。がんばれベイスターズ。

 ちょいと車通りが多い国道16号は歩道をゆっくり走行。横須賀隧道手前で横道に入ってJR横須賀駅に到着。

 JR横須賀駅からヴェルニー公園、汐入駅前を抜けて、米軍横須賀基地。そして三笠公園。

 三笠公園からは「よこすか海岸通り」を使ってうみかぜ公園(http://www.nissan-nics.co.jp/umikaze/umikaze_shisetsu.html)に到着。猿島を眺めて、バーベキュー場を抜けて、ここでちょっと休憩お昼ご飯。


 お昼ご飯を食べたら再びよこすか海岸通りを走って国道16号に合流。国道16号と合流しても呼び名は「よこすか海岸通り」が続く。たぶん半島の先端までよこすか海岸通りの呼び名になってるんじゃないかな。ここまでくると国道16号といっても車通りはかなり少なくなる。そして馬堀海岸沿いにのびる1.5kmの直線道路に突入! 南国風味たっぷりの景色が広がる。車通りが少ないので車道を思いっきり快走できる。1.5kmで短いけど、小学生の子どもにとっては「ちょっと飽きた・・・」とか言う程度の距離はある。

 馬堀海岸沿いをガッツリ自転車で走ると今度は走水。「横須賀市水道局走水水源地管理センター」っていうのがあってここの敷地の桜がとってもキレイ。桜の時期は施設開放されていて水道局員が仕事している敷地内で酒飲んで花見ができる(笑)。


 走水水源地からアップダウンしてグニョっと曲がったりすると防衛大学校走水海上訓練場に到着。

 ここまでくると観音崎はもう目の前。防衛大学校宿舎の横を抜けると観音崎京急ホテルがある。京急ホテルと道を挟んだ反対側が「横須賀美術館」。


 横須賀美術館は、美術館そのものもいいけど、目の前に海が広がっている景色もすばらしい。美術館に併設されているオープンカフェレストランで食事は最高。ぼくらはレストランで食事している人たちの前で芝生に座り込んでおやつタイム。

 はー気持ちいい。美術館の裏はそのまま広大な観音崎公園が広がっている。

 ここで走行距離19km。今日はここまで。

自転車散歩

 久しぶりに自転車買ってテンション上がってる。このテンションが下がらないうちに自転車散歩だ。さっそく自転車の写真を撮りながら海沿いに10kmほど走ってみたよ。

 10分ほど南下するとまずは海上自衛隊の施設がでてくる。

 これは「海上自衛隊艦隊司令部」。司令部の建物はこの角度からだと見えなかった。むこうに見える艦船は「すがしま」と書いてある。海上自衛隊のホームページによると掃海艇すがしま型1番艦「すがしま」。

 そこから5分くらいで「海上自衛隊第二術科学校」。入口には「海軍通信教育発祥記念碑」なるものもあった。

 さらに「自衛隊横須賀病院」「海上自衛隊横須賀造修補給所車両整備場」「米軍箱崎給油所(U.S. FISC Yokosuka Fuel Terminal Hakozaki)」「海上自衛隊開発隊群」「横須賀潜水艦教育訓練分遣隊」「第二訓練指導隊群司令部」「横須賀弾薬整備補給所」「横須賀警備隊」などなど次々と現れる。

 さすが軍港の街横須賀だ。と思うとすぐ隣に「横浜DeNAベイスターズ総合練習場」があったりする。選手たちが練習してたよ。

 で、ちょっと走るとJR横須賀駅。


 JR横須賀駅の横には「ヴェルニー公園」。公園から左手に「海上自衛隊横須賀地方総監部」右手に「米国海軍横須賀基地」が見える。この日、横須賀地方総監部側に見えたのは艦番号から調べると護衛艦ひゅうが型1番艦「ひゅうが」。米軍横須賀基地側に見えたのはミサイル駆逐艦アーレイ・バーク級32番艦「ラッセン」。


 ヴェルニー公園から米軍基地を横目に見ながら横須賀中心街を抜けると三笠公園に着く。NHKドラマ「坂の上の雲」で再び有名になった戦艦三笠がある。三笠公園は自転車乗り入れ禁止なので東郷元帥と戦艦三笠の写真は自転車なし。

 三笠公園から海沿いをチンタラ走ると「うみかぜ公園」。軍港ばかりの海がここから南は一転して美しい三浦海岸へとつながっていく。写っている島は東京湾最大の無人島「猿島」。

 うみかぜ公園の一角には100年前に東京湾内に建設された洋上要塞のひとつ「第三海堡」に建設されていた大型兵舎の一部が移設されて展示されている。

 このあたりでだいたい10km。今日はここで折り返し。

自転車購入

 最近、運動不足がたたって、太ったり、腰痛持ちになったり。さすがに肥満も腰痛もこれ以上はヤバいかなと思ってウォーキングやってみたんだけど、どうにもつまらない。自転車通勤をしてた時はそんなことなかったのに。歩くのとペダル漕ぐのでは没入感が違うんだろうな。

 ということで没入感の高い自転車散歩をすることに決定。以前通勤に使ってたクロスバイクは転職の時に後輩にあげちゃったので、まずは自転車ゲットからだ!! ブリジストン、ルイガノ、ジャイアント、トレックなど有名どころの自転車メーカーのホームページであれこれ物色。ダウンヒルとか激しいことをやるつもりはないのでサスペンションは不要、そのぶん車体重量は軽めの10kg前後、タイヤは細い方が走りが軽くなるけどパンクが怖いので微妙なところでママチャリよりちょっと細めの700x28C、後述するけど収納を考えて車輪はクイックリリース式、あとは見た目のカッコ良さ。そんなこんなでトレックのFXというクロスバイクが気に入った。しかしTrek FXといっても下は62,000円から上は189,000円までグレードがいくつもある。仕事で東京へ出たついでに六本木にあるトレックのオフィシャルショップへ行っていろいろなモデルを見せてもらって「7.5FX」に決めた。色は「サテングレーメタリック」と「クリスタルパールホワイト/チャイレッド」の2種類。カタログ写真では派手すぎと思ってた「クリスタルパールホワイト/チャイレッド」が実物を見ると思ったより軽やかで楽しげな配色だったのでコッチにすることにした。フレームサイズは17.5″か20″かで迷ったけど、乗り比べて20″に。

 さて、トレックは通販してないので取扱店へ行って買わないといけないんだが、なんと家から歩いて30分くらいのところに取扱店があったのは超ラッキー。ちょうどいい散歩だ。久しぶりのクロスバイクだよ。ワクワク。こういうワクワク感があればウォーキングも楽しいな。お店に行ったらこれまたラッキーなことに「Trek 7.5FX / フレームサイズ20″ / クリスタルパールホワイト/チャイレッド」があった。ま、まさにそのグレード、そのフレームサイズ、その色が欲しかったのだよ。そのままお持ち帰りしようと思ったらお店の人が「展示品より倉庫出しがいいですよね?」って。うーん、展示品と言っても十分キレイだからこれでいいんだけどなぁと思いつつも、2、3日で届きますからと言うので親切な店員さんの顔を立てて自宅待機することに。

 2日後に届きましたよの電話。ウヒョー。テクテクお散歩でお店に到着。標準仕様にヘッドライトとテールライト、スタンド、ワイヤー錠を取り付けてお持ち帰り。

 さて、収納をどうするか。我が家の駐車場は道路に面してドカーンと開放系なのでそんなところにトレックの最新モデルとなればあっという間に盗まれてしまうだろう。かといって狭い庭にはすでに子供自転車が2台も置いてある。お父さんの自転車を置く場所がないぞ!

 などということは計算済み。計画通り玄関に置いてみることにした。後輪をメンテナンススタンドに乗っけて前輪を外し、ハンドルを真横に向けて縦置き。前輪を外してハンドルを真横に向けているから30cmくらいの幅で壁にピッタリくっつけることができる。自転車屋さんで壁に貼付けるように展示してある自転車をみて思いついた我ながらグッドアイディア。初めて見たカミさんは「うー、なんか圧迫感あるぅ」とか言ってたが翌日には気にならなくなったらしい。「慣れていくのね、自分でもわかる」(by セイラ・マス)。車輪の脱着が簡単にできるクイックリリース式がここで役に立つ。慣れれば1分あれば組み立てて出発できそうだ。

 ペダルを外せばさらに10cm以上幅を狭くできるけど、後輪を乗せてるメンテスタンドの幅があるからどっちにしてもこの方法だとここまで。壁か天井にフックを工作して車体を吊るす方法にすればペダルを外してもっと壁に寄せられそうだな。ペダルをクイックリリース式に替えて、吊るすためのフックを工作か・・・それはいずれ楽しみにとっておこう。

 試しに自宅から10kmほど走ってみた。車体重量の軽さとちょっと細めのタイヤのおかげで走り出すときの軽さが気持ちいい。ウヒョー。これだよ、これ。気持ちいい!

 向こうに見えるのは猿島