RX-9/C ナラティブガンダム C装備

RX-9/C
NARRATIVE GUNDAM C-PACKS
ANAHEIM ELECTRONICS MULTIPURPOSE TEST MOBILE SUIT

ガンダムだ、ガンダムだよ。

2018年公開の映画「機動戦士ガンダムNT」に登場した主人公機。宇宙世紀0097年、実験中に暴走事故を起こして消息不明になっていたモビルスーツ「フェネクス」の目撃情報が多発。地球連邦軍は特殊部隊を派遣し、フェネクスの捕獲を目指していた。この特殊部隊にルオ商会幹部のゴリ押しで急きょガンダムとそのパイロットが編入されたところから物語が始まる。

実は、暴走時フェネクスを操縦していたパイロット、特殊部隊に編入されたパイロット、ゴリ押ししてきたルオ商会の幹部、この3人は一年戦争のとき「奇跡の子どもたち」と呼ばれた幼なじみだった。3人の間になにがあったのか。

さて、ガンダムNTに登場する主人公機がこの、ナラティブガンダム。ナラティブって「物語」って意味だけど、なんだろう、何を考えて命名したらナラティブガンダムになるんだ?

まあいい。

ナラティブガンダムは、アナハイムエレクトロニクス社がνガンダム(「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」でアムロが乗った最後のモビルスーツ)を建造する際にテスト機として建造したもの。状況が切迫していたためνガンダムの建造は極めて短納期で失敗が許されない。そこで同等品をテスト機として用意してここでいろいろ試してうまくいったものを本番機の建造に適用していた。νガンダムを納品後は、アナハイムエレクトロニクス社の倉庫に眠っていた。ルオ商会の幹部は、犯罪者として拘束されていたアナハイムエレクトロニクス社の幹部を脱走させ、引き換えに倉庫に眠っていたこのテスト機を引っ張り出してフェネクス捕獲作戦にゴリ押しで参加したという設定。

そういう設定なので、全体的にνガンダムとよく似ている。そして、テスト機なので太ももや二の腕には装甲がないし、胸部はコクピットむき出し、アンクルガードもフレームむき出し。特殊部隊の古参兵はこれをみて「やせっぽち」と評価。

劇中ではこいつにいくつかのオプション装備を施して出撃していて、劇中での登場順にA装備、B装備、C装備の3種類がある。最初に登場したA装備が最も重装備で、いきなり最終手段で登場。しかしフェネクス捕獲に失敗した上にA装備のほとんどを失う。しかたなく次点のオプション装備(B装備)で出撃するもまたもや失敗してB装備を失う。最後は急場しのぎに、持ち込んでいたユニコーンガンダム用のサイコフレームを無理やりナラティブガンダムにペタペタ装着して出撃。想定外の装備だが便宜上C装備と呼称される。

ドラマの進行に伴ってロボットが強化されていくのではなく、徐々にしょうもない装備に成り下がっていくという珍しい展開。

しかも物語のクライマックスでは頭手足が次々破壊されて、とうとう分離してコアファイターだけになってしまう。

直線で構成されつつも鳥のような有機的な雰囲気を持ったデザイン。映画全体を通して鳥が物語のキーワードとして登場していて、このコアファイターのデザインもたぶんそのひとつ。

ちなみに、MG ナラティブガンダムに付属しているサイコフレームのパーツは、MG ユニコーンガンダムに付属しているサイコフレームのパーツと完全な互換性がある。そしてナラティブのサイコフレームのパーツは表側だけでなく内側にもモールドが施されているので立体感が高いから、MG ユニコーンガンダムに取り付ければ多少のアップグレードができる。


RX ガンダム博物館:地球連邦軍試作モビルスーツ(型式番号がRX-で始まるモビルスーツ)の中でガンダムの名を拝している機体の1/100スケールガンプラを作るよ。