MS-06S
ZAKU II
PRINCIPALITY OF ZEON CHAR AZNABLE’S CUSTOMIZE MOBILE SUIT
宇宙戦用ザクII(F型)をベースに安全装置や自動制御装置を排除してその空いたスペースで燃料タンクや推進装置を増強したタイプ。F型と比べて約30%の性能向上がはかられているが安全装置や自動制御装置がないので素人パイロットが乗ってもまともに動かすこともできない。機体性能を限界ギリギリまで引出せる熟練パイロットが使えば、俗にいう『3倍のスピードです!』と言われるほどの動きを見せることができる。シャア・アズナブルが搭乗した機体全体を赤く塗装したタイプが有名。
はい、言わずと知れたいわゆる「シャア専用ザク」です。赤と言えば「専用」という今や日本の文化といっても過言ではない色彩定義。真っ赤なiPodが限定色で発売されたときには「3倍速で再生するかも」とか思ってニヤついた日本人は多いはず。やっぱ赤と言えば「専用」「3倍」でしょう。
1995年に究極のガンプラを目指して始まった「マスターグレードシリーズ」の第2弾がシャア・ザクで、当時の模型雑誌でたまたま見かけたことで、私のガンプラ熱に火がついた。それまでガンプラというかプラモデル自体にほとんど興味がなかった。ああ、大学院生のころだ。論文書きながらガンプラ作ったなぁ。ちなみにこれは2007年発売の「ver.2.0」。10年間の進化は大きい。当時でさえ「究極だ」と思ったけど、これはスゴイ。なにしろヒザ立ちがキマる!! マシンガンを両手持ちできる!! ver.1.0というべき1995年発売のシャアザクに付属していた武器類も取り付けられるという親切設計なので当時作ったガンプラから武器を外して取り付けてある(腰のシュツルムファウスト)。
2007年7月