MG RX-78-2 ガンダム [ver.3.0]

RX-78-2
GUNDAM
E.F.S.F. PROTOTYPE CLOSE-COMBAT MOBILE SUIT

DSC00723-pはい、みなさん、ガンダムのプラモデル作ってますか? いい大人がガンダムのプラモデルでちゅか? 恥ずかしいですね。オレなら自分の友人にそんなやつがいたら他人のふりするね。だってガンダムのプラモデルだぜ。恥ずかしいからちゃんとガンプラって略せよ、ガンプラって。みなさん、ガンプラ作ってまちゅか? わたしはいい大人になってそんな恥ずかしいもの作ったことがありません。断言します。私は嘘をついたことがない嘘つきですから信じてください。ウソです。

さて、究極のガンプラを標榜して1995年から始まったマスターグレードシリーズでは、数年ごとにその時々の技術や流行を反映したガンダムが発売されてきた。

  • 1995年:ガンダム
  • 2000年:ガンダム ver.1.5
  • 2002年:ガンダム ver.Ka
  • 2005年:ガンダム ver.O.Y.W.
  • 2008年:ガンダム ver.2.0
  • 2013年:ガンダム ver.3.0

今回紹介する ver.3.0 は 2013 年発売。このブログ書いてる時点でのマスターグレード最新版ガンダム。では 2008 年に発売になった ver.2.0 と並べてみましょう。

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メカメカしいのが ver.3.0 でツルツルっとしてる方が ver.2.0。ついでにお背中も拝見。

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メカメカしいのが ver.3.0 でツルツルっとしてる方が ver.2.0。マスターグレードのガンダムを作り慣れてる人はよく知ってると思いますが、一般的に背中にはシールドを取り付ける穴が、お尻の真ん中にはバズーカやビームライフルを取り付ける穴があいてるんですが、ver.3.0 では一見すると穴がありません。しかし今までなら穴が開いているはずの部分のパーツがどんでん返しするようになってます。通常状態では穴があいてませんが取り付けるときにひっくり返すんです。芸が細かいです。芸が細かいの大好きです。

さて↓ ver.2.0 が目指したのがアニメの中に出てきたガンダムだとしたら、

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ver.3.0 が目指したのは↓実物大ガンダム。

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よく似てます。そっくりです。芸能人風に言えばクリソツです。あ、どうでもいいですね。

ガンダムは白、青、赤、黄で塗装されてるけど、実物大ガンダムほど巨大な構造物だと単色の面積が広すぎてノッペリと単調になってしまう。そこで白も微妙に色味が違う3色、青も水色っぽい青と2色、赤も2色を使ってパーツごとに色味を変えて単調にならない工夫がされてます。ver.3.0 でも実物大ガンダムの色分けをそのまま踏襲してます。ただ、プラモデルは小さいですからね、細かく色分けされてるのがちょっとうるさく感じるかも。私はもう慣れたので十分カッコよく見えてるけど。

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細かいところまでよくできてます。本物そっくりです。どっちも本物じゃないけど。これがパチパチと切り取ってパチパチと組み立てて、スジに油性ペンで墨入れするだけで出来上がっちゃうんだから驚き。バンダイ脅威のメカニズム。

さて、ウチの子どもたちのブロマイド

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二人とも可愛かったなぁ。

ところで、ガンダムは物語の終盤で急成長したアムロの操縦技術に追随できるようにと関節部分がマグネットコーティングという手法で改修される。TV では改修前後で外観の変化はなかったけど、実物大ガンダムではヒジ、ヒザ、足首にある関節部の丸い部品が変わったという形で表現することになった。初登場の GREEN TOKYO で展示されていたものは改修前の筒の真ん中に1枚板が入っている(通称 丸一)で、現在ガンダムフロント東京(GFT)に展示されているものは改修後のふさがった筒の形になっている。ver.3.0 ではそのどちらも再現できるように両方のパーツが付属してる。私は衝撃的な初登場の GREEN TOKYO 版を再現することにした。上に載せた我が子のブロマイド写真に写っているマルイチタイプだ。

ちなみに GFT 版(マグネットコーティング改修後)用の部品

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マルイチを埋めたような感じ。ランナーから切り取ってすらないです。はなっから作る気なし。GREEN TOKYO 版でやる気満々。しかし GREEN TOKYO 版を再現するにはちょっと問題が・・・付属のシールでは GREEN TOKTO での展示時が再現できないのだ。たとえば右肩のシンプルな「EFSF」(Earth Federation Space Force)や左肩のシンプルな「WB」(White Base)のロゴマークのシールがなくて、現在 GFT で展示中の実物大ガンダムに貼られているゴテゴテっとしたロゴマークのシールしか付属してない。うーん。しかし、しかし、そこは商売上手なバンダイ様。全身写真をご覧ください。

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バズーカを2本持ってます。市販キットにはバズーカは1本しか付属しません。バズーカが2本あるのは ver.3.0 にあわせて発売されたバンダイ直販限定品「MG 1/100 RX-78-2ガンダムVer.3.0用 拡張セット」を買ったからです。拡張セット 1,500 円です。中身は

  • LEDユニット(胴体に内蔵させて眼を光らせる)
  • ハイパー・バズーカ
  • ビーム・ジャベリン
  • ガンダム・ハンマー
  • 水転写デカール

のセット。この拡張キットに付属している水転写デカールには GREEN TOKYO 版を再現できる各種のロゴマークが入ってるんですね。うーん、この商売上手め。しょうがないので拡張キット買いました。拡張キットを買うとバズーカも1本付いてくるので合計2本になってしまいます。バズーカ2本もあってどうすんだと言われますと、2本持たせればア・バオア・クーでの最終決戦仕様ができあがりです。

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キット付属のシールだと GREEN TOKYO 版が作れないという残念仕様。水転写デカールは GREEN TOKYO, GFT, RG の3パターンが再現できるようにいろんなデザインのデカールがてんこ盛り。ということで GREEN TOKYO 版を再現したい人は拡張キットを買わないと・・・と思って拡張キット買った人は私も含めて多いよな。で、そういう人たちが一通り買い終わった頃を見計らったように水転写デカールだけの別売りも開始。え?え?オレ、水転写デカール欲しさに拡張キット買ったのに。バンダイの商売上手めぇ。

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