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短いM4を作ろう(5)

自分好みのコンパクトライフルを作るぞ。

  • 東京マルイ M4A1 カービン
  • Guns Modify EVO ハイスピード強化ボルトキャリアーコンプリート (東京マルイ M4 MWS/Geissele刻印)
  • ORGA FRAノズルコンプリート 東京マルイ MWS用
  • C&C Tac Geissele ACHスタイルチャージングハンドル Grey (東京マルイ M4 MWS GBB対応)
  • Revanchist Airsoft FCスタイル ボルトフォワードアシスト (東京マルイ M4 MWS)

ロアフレームはいじり終わったので、アッパーフレームにいく。

ボルトアッセンブルの分解

取扱説明書の通常分解のページに従ってボルトアッセンブルとチャージングハンドルを取り出す。

Guns Modify EVO ハイスピード強化ボルトキャリアーコンプリート (東京マルイ M4 MWS/Geissele刻印)

ボルトアッセンブルは、細かいネジやバネを除くと「ボルト」「ボルトキャリアキー」「ボルトB」「ローディングノズル」で構成されている。排莢口から見えるボルトをかかっこいい刻印が入ったものに交換しよう。

ボルト単品で15,000〜25,000円する中で、ボルトアッセンブルがマルっとセットでなんと 14,300円(Geissele の刻印)というお得商品を発見(無刻印だとなんとさらに驚きの 11,000円)。Guns Modify EVO ハイスピード強化ボルトキャリアーコンプリート。

一般的にボルトのカスタムパーツはスチール製かアルミ合金製。これは純正と同じ亜鉛ダイキャスト製だから安いのかな。でもボルトキャリアキーとローディングノズルは Guns Modify お得意の高強度ポリマー製で、ボルトBはバッファーチューブ内での移動をスムーズにするローラー付き。しかも、組み立て済みだから交換作業も置き換えて戻すだけ。ボルト以外は強化パーツが使われていて Geissele の刻印がついてしかも組み立て済みでこの価格。これ、いいわ。

ORGA FRAノズルコンプリート 東京マルイ MWS用

ガスブローバックというオモチャの銃では、圧縮ガスの噴出がBB弾を前へ飛ばした直後に流路が切り替わってボルトを後ろへ飛ばす。これで実銃のような発射から次弾装填までの一連の動作を再現してる。

BB弾発射とボルト後退に使われる圧縮ガスの分配を変えると、BB弾の初速と次弾装填動作のキレのバランスを調整することができる。

ボルトの中にあるローディングノズルをガスの分配を調整できるものに交換するので、せっかくの組み立て済みボルトアッセンブルなんだけど分解する。分解手順は純正品と全く同じ。

ボルトアッセンブルの上部にあるネジ2本を抜いて、かぶさっているボルトキャリアキーを少し斜めに浮かせて、中に入っているボルトキャリアキースプリングを外す。バネが飛んでいかないように注意。

ボルトキャリアキーを前方へスライドさせてボルトから外す。ローディングノズルの後端を留めてるファイアリングピンストッパーを上へスライドして外したら、ローディングノズルを引き抜く。

ローディングノズルを引き抜いた時にファイアリングピンと一緒にOリングも外せているか確認する。Oリングがボルト側に貼り付いている場合は取り出してローディングノズルのファイアリングピンに戻しておく。

FRA ノズル ASSAY のファイアリングピンを引っ張り出してOリングが付属していることを確認しておく。あとはボルトアッセンブルの分解と逆の手順で組み戻していくだけ。

Oリングが付属していることを確認

ローディングノズルをボルトの中に入れ、飛び出したファイアリングピンに細い棒を差して引っ張り出す。ファイアリングピンストッパーをはめたら、ローディングノズルを前方へ引き出してボルトキャリアキーを乗せて中へ戻す。

ここからボルトキャリアキースプリングを元に戻すのが結構難しい。ネットではボルトの凹みにスプリングを入れてからボルトキャリアキー側の突起にバネをはめる方法も紹介されてるけど、わたしはボルトキャリアキー側の突起にバネをはめておいて隣の穴からピンセットのような薄くて頑丈な板状のものを差し込んでスプリングの端をボルトの凹みに滑り込ませるような感じではめてる。

バネを入れ終わったらネジ2本締めて完了。

C&C Tac Geissele ACHスタイルチャージングハンドル Grey (東京マルイ M4 MWS GBB対応)

全体をブラックカラーのカスタムパーツで揃えているなかで、チャージングハンドルだけを黒以外にしてワンポイントアクセントにする・・・・とかそれっぽいこと言ったけど、実は昔買ったけど使い道がなくてお道具箱に眠ってたやつ。

お道具箱の中から出てきたチャージングハンドル

交換は簡単すぎる。ボルトの上に乗せるだけ。ボルトとチャージングハンドルにシリコングリスを塗ったら、チャージングハンドルとボルトアッセンブルを重ねてアッパーフレームに戻す。

さて、ロアフレームを取り付けて試射してちゃんと撃てることを確認する。また、ローディングノズルの先端から六角レンチを入れてガスの流量バランスをいろいろ変えて初速やリコイルが変更できるようになっていることも確認。

フォアードアシストノブの取り出し

スプリングピンを叩き出して、フォアードアシストノブとフォアードアシストノブスプリングを取り出す。

スプリングピンを叩き出すと
フォワードアシストノブが取り出せる

Revanchist Airsoft FCスタイル ボルトフォワードアシスト (東京マルイ M4 MWS)

ボルトが後退したまま戻らなくなった場合にグイっグイっと押して無理やり戻すのがフォワードアシストノブ。生きるか死ぬかの戦場では必要らしいけど、これはオモチャの銃。ボルトが戻らないってのはどこかで引っ掛かってるわけで、それを無理やりグイグイ押し込んだらボルトが傷だらけになって壊れちゃうかも、ということで説明書には『実銃同様に可動しますが・・(中略)・・絶対に使用しないでください』と書いてある。

絶対に使用しないでください。

写真の下が取り出した純正のボルトフォワードアシストノブ。ちゃんとボルトのギザギザにハマってボルトをグイグイ押し出す爪のような部品が付いている。これを、上のノブに交換する。ノブを押しても機能しないように途中でぶった切れてる。これで十分。

付属のスプリングと一緒に穴に戻して、ノブの凹みの部分にハマるように付属のスプリングピンを叩き込む。

円形ではなく、外側は切り落として内側へ少し張り出した角丸四角形。滑り止めはゴルフボールみたいなディンプル加工。

新事務所-完成間近

2月から建築工事を開始して6ヶ月。ご近所さんのあたたかいご協力もあって、ようやく完成がみえてきました。

壁の外に防水透湿シート貼って、その上に縦に板を貼ってその上に横板を貼って通気層を作る。この上に(写真は撮るの忘れたけど)モルタルの食いつきをよくするためなのかな外壁全体をアスファルトフェルト?とかいう下地シートを貼ってさらにその上に波形ラスとかいう金網で覆ってから、ジョリパットで左官して最後に塗装したら外壁完成。

自宅、ピアノ教室に続いて3軒目も同じ地元の建築会社にお願いしたんだけど、外壁だけ見ても相変わらず丁寧な仕事で頭が下がります。近所で建築中の建物がいくつかあって、ついつい見比べてはこの事務所はしっかり建ててくれてるなぁとニンマリ親バカ状態。猛暑の中で仕事してくれている職人さんにお茶の差し入れ。

建築会社の社長曰く「この現場は建売仕事にしたくないんで」。ありがとう、ありがとうございます。

全体を覆っていた養生シートが外され、いよいよ足場の解体が始まります。

実は現在事務所として使っている賃貸アパートの部屋が8月末で契約更新。更新料とかバカにならないので、どうしても8月中には事務所移転をしないといけない。職人さん総出で内装・設備も急ピッチで進んでいます。

短いM4を作ろう(4)

自分好みのコンパクトライフルを作るぞ

  • 東京マルイ M4A1 カービン
  • Guns Modify M4MWS ODIN スタイル エクステンデッド マガジンキャッチ
  • LayLax F.FACTORY カスタムアンビマグキャッチ GBB M4
  • Revanchist Airsoft トリガーガード一体型マグウェル V2 (東京マルイ M4 MWS)

Guns Modify M4MWS ODIN スタイル エクステンデッド マガジンキャッチ

マガジンキャッチは、挿し込んだマガジンが抜けないように固定する部品で、右側に出っ張ってるボタンを押すと引っ掛けが外れてマガジンが抜ける。このボタンを大きくして右人差し指を乗せやすくするのが Guns Modify の ODIN スタイルエクステンデッド マガジンキャッチ。

LayLax F.FACTORY カスタムアンビマグキャッチ GBB M4

左側にあるレバー状のマガジンキャッチ本体をテコの原理で動かして左側からでもマガジンキャッチが操作できるようになるのが F.FACTORY カスタムアンビマグキャッチ。

この2つを取り付ける。

まず、マグキャッチを所定の位置に差し込む。裏返して飛び出している軸に純正のマグキャッチについていたバネを差し込み、エクステンデッド マガジンキャッチのマグキャッチボタンを本体にぶつかるとこまでクルクルっと締める。ボタンを適当な棒でフレームの奥までグイッと押し込んだまま裏返す。飛び出しているマグキャッチレバーを回してボルトキャッチにぶつかって回せなくなるまで締める。マグキャッチの向きを横長の穴に合わせて戻すと裏側にちょうどいい具合にボタンが飛び出る。

右側のマグキャッチボタンを押したり、左側のレバーを操作してマグキャッチがスムーズに動くことを確認する。ほんのわずかに引っ掛かりを感じたので、ヤスリで少し削ってスムーズに動くようにした。

ボルトストップがかからない問題発覚

ある程度ロアフレームが組み上がったのでアッパーフレームを取り付けて試射して確認・・・・ん?ん?ん? ボルトストップがかからない。指でボルトキャッチボタンを押せばボルトストップがかかるけど、チャージングハンドル引いたり、マガジンが空になったときにボルトストップがかからない。

アッパーフレームを外して、ボルトキャッチ周辺の動きをよ〜く観察したら、どうやらハンマーユニットをまたぐ部分が細くてスキマがあるせいでボルトキャッチが斜めに動いてしまい、ボルトキャッチがハンマーユニットに引っかかって動かなくなるような感じに見える。指でボルトキャッチを押すときは真横から力がかかるので斜めにならず動くんだけど、チャージングハンドルと引いたり、マガジンが空になったときは、マガジンのフォロアーリンクがボルトキャッチの斜め前端にあるでっぱり部分を押し上げるので、ボルトキャッチが斜めになってハンマーユニットに引っ掛かるみたいだ。

はぁぁぁぁぁ(深いため息)。マガジンキャッチ分解、ローテーションリンク分解、アンビセレクター分解、ハンマーピンを抜いて、ネジ抜いて、トリガーの隙間からピンポンチでガンガンガン!ハンマーユニットを抜き出して、ボルトキャッチを取り出す。

このボルトキャッチは純正パーツと比べるとかなり角が立ってる。内部でハンマーユニットやロアフレームと引っかかっているとおぼしき場所を金ヤスリでガリガリと削って角を丸くして、細目で面を整えて滑らかにした。

シリコングリスを塗り直して、ハンマーユニットにセットして、ガンガンガン!セレクターレバー入れて、トリガーピン入れる。前回の反省を踏まえてこの段階でマガジンを入れたり抜いたりしてマガジンのフォロアーリンクでボルトキャッチがスムーズに動くようになったことを確認。

ふう、マガジンの出し入れでもボルトキャッチがスコスコ動くことを確認。セレクターレバーの右側を取り付け、アンチローテーションリンク取り付け、マグキャッチ取り付けて、状況復帰。

閑話休題

さて、エクステンデッド マガジンキャッチの取り付けに戻ったが、プラスチック感の強いツヤツヤの黒が M4A1 の色合いから浮いているんで、取り付ける前につや消し黒を塗った。塗装が乾いたら付属のネジでマガジンキャッチボタンにネジ止め。

Revanchist Airsoft トリガーガード一体型マグウェル V2 (東京マルイ M4 MWS)

  • グローブをした指でも入りやすい下方にふくらんだ形状のトリガーガード
  • マガジンの差し込み口にスカート状に広がったパーツをつけることでマガジンを差し込みやすくするマグウェル

この2つが一体化したのが Revanchist Airsoft のトリガーガード一体型マグウェル V2。

一般的なマグウェルはマガジン差し込み口を囲うようにしてかぶせるのでどうしてもマガジン差し込み口が一回り二回り大きくなってしまうんだけど、こいつはトリガーガードが支える構造なのでマガジン差し込み口がそのまま下にスッと広がるミニマルデザイン。ボッテリとした感じがないスマートさが好き。

取り付けは簡単。トリガーガードがあった部分にはめて、付属のネジで留めるだけ・・・なんだけどマガジンに近い前方のネジ穴がビミョ〜にズレていて締めにくい。ここは無理せず、レ〜ッツカナヤスリ!ガリガリっと削っていい感じになったらスプレーでシュー。サクッとネジ止めして完了。

ロアフレームの改造はこれで完了。念のためにアッパーフレームを取り付けて試射して問題ないことを確認。