MG RX-78GP01 ガンダム試作1号機

RX-78GP01
ZEPHYRANTHES
U.N.T. SPACY PROTOTYPE MULTIPURPOSE MOBILE SUIT

初代ガンダムの雰囲気を残しつつmk-IIへの布石も感じさせる
初代ガンダムの雰囲気を残しつつmk-IIへの布石も感じさせる

一年戦争終結後、連邦軍再建計画の一環として地球連邦軍とアナハイムエレクトロニクス社の間で極秘に進められた「ガンダム開発計画」で造られたGPシリーズ(ガンダム試作機)のひとつ。

「機動戦士ガンダム0083」に登場。物語の歴史上では初代ガンダムとZガンダムの間に位置する物語なので、デザイン的にも両方の間をとっている。コアブロックシステムはコアファイターの推進装置をそのままバックパックに使う仕組みが新鮮なデザインに感じた。

コアブロックシステム、白い角、赤い脇腹と青いみぞおちなどが初代ガンダムの意匠を引きついでいる。物語上の歴史では後にあるmk-IIのデザインに引きずられて黄色い角に黒い脇腹と赤いみぞおちになってしまった陸戦型ガンダムやNT-1と比べて気配りのあるデザインと思った。

MGシリーズで比較的初期のものだが今でも十分かっこよく見える。しかーし、こいつは関節の保持力が恐ろしいほどに弱い。ヒザとかヒジとか重力に負け過ぎ。かっこよく腕を上げてもすぐに落ちる(涙)。ま、かっこいいからガマンするよ。

1997年7月発売

白い角とコアブロックシステムが初代ガンダムを彷彿させる。
白い角とコアブロックシステムが初代ガンダムを彷彿させる。