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MG MS-06J ザクII 重力戦線(ヨーロッパ戦線)仕様

ザク、ザク、ザク、ザクって、お前、ザクばっかりじゃん。つまんねえヤツだなぁ。いいかげん、ザク、ザク言ってないで、大人になれよ。

ザクザク・・・

ザクって書いてあると、つい買っちゃうんですよね。ザク好きなので。ザクザクじゃないチョコシューはガンダムとは言えませんよね、よくわかんないけど。あ、もちろんザクのプラモデルも作ってますよ。ザク好きなので。

普通のザク

チョコシューがザクザクしてるので、今日はふつうのザクを作ったよ。

型式番号:MS-06J

えと、テレビに出てた「ザク」は、ザクだったんだけど、その後おもちゃ屋さんの都合っていうんですかね、宇宙で戦ってたザクと地上で戦ってたザクはちょっと違うっていう後付け設定がね、あるんですよ。2種類にしたら2倍売れる、大人の都合ってやつよね。

テレビ放送時はそんな区別なかったから画面ではどっちも同じだったけど、宇宙用のザクは姿勢制御用の小さな推進装置があちこちに付いていて、地上用のザクはそういうのは削除して代わりにいろいろあれしてる・・・とか。違うってことで宇宙用のザクはF型、地上用のザクはJ型ってことにした。んで、今日のこれはJ型。

MS-06J 重力戦線仕様

うをををををををををををを・・・・・・カッコイイ!!!!

ザク最高!

下から見上げるアングルなんてもうこれだけでご飯3杯いける。飯がウマい!!

バンダイのプラモデルは驚異のメカニズム。お子様ロボット番組だった当時のガンダムに出てきたやられメカのザクなんて、まじめにデザイン見てたら手も足も曲がらないのに、独自解釈に独自解釈を重ねてお友達なら定年延長だってできちゃうんだぜ並みのウルトラCでここまでのポーズが無理なくできる。バンダイ、驚異のメカニズム!!

ところで、MS-06Jって以前も紹介したよね。でも、今日は「重力戦線(ヨーロッパ戦線)仕様」。後年いろんなガンダム作品が作られたなかの一つに『機動戦士ガンダム MS IGLOO2 重力戦線』というオリジナルビデオがあったのよ。登場人物からモビルスーツまで全部CGで作られたアニメ。物語の歴史上はアムロとシャアがドンパチやってたテレビのガンダムと同じ頃にヨーロッパ方面の戦場で名もなき連邦軍兵士達が恐ろしいモビルスーツっていう兵器に立ち向かってたっていうショートストーリー。

このプラモデルのザクは、このアニメに登場したザクをイメージして作られたもの。バンダイ公式通販サイト「プレミアムバンダイ」での期間限定モデル。普通におもちゃ屋さんでは売ってないんだぜ。で、普通のおもちゃ屋で売ってる MS-06J との違いは・・・・「色」です。

えーっ??? これ、色違うの? ザクってこういう色じゃなかったっけ?

では、ふつうにおもちゃ屋さんで売ってるMS-06と並べて見てみましょう。

ザク好きのあなたなら違いは一目瞭然ですね。わたしにはよくわからないけど。

ああ・・・色が・・・ちょっとだけ・・・濃い?

あとは、脚部についているミサイルポッドが、普通に売ってるMS-06Jはグレーなんだけど、重力戦線仕様は緑色、とか、部隊番号Ki845とかいうオリジナルシールが付属するとか・・・・

・・・それだ・・・け?

いいんだよ、かっこいいんだから。ザクだし。ザクなんだから、買えよ。買うだろ、普通。

ペンで墨入れして、つや消しスプレーをプシューして完成。バンダイ驚異のメカニズム。

以上、普通のザクでした。

MG MS-06R-1 高機動型ザクII ブレニフ・オグス専用機

ザクですよ、ザク。ザク大好き。

ザクですよ、ザク盛りですよ

ザクって書いてあると、つい買っちゃうんですよね。ザク好きなので。ザク盛りじゃないフルーツヨーグルトはガンダムとは言えませんよね、よくわかんないけど。あ、もちろんザクのプラモデルも作ってますよ。ザク好きなので。

ブレニフなんちゃらのザク

今日紹介するのは「高機動型ザクII」のブレニフ・オグス専用機。

高機動型ザクIIはザクの高性能版。テレビには登場しなかったけど、第一次ガンプラブームに乗じて「実はこんなモビルスーツもあったんだよ設定」で作られたザクのバリエーション機のひとつ。

脚にバーニアいっぱい取り付けて「いかにも」強そうなわかりやすい記号満載の、当時の少年(今のオッサン〜ジジイ)たちの心を鷲掴みにするデザイン。調子に乗ってちょっとずつデザインの違う機体が描かれたので、現在では

  • 試作機:R-P型
  • 初期型:R-1型
  • 初期型改良版:R-1A
  • 後期試作機:R-2P型
  • 後期型:R-2

の5種類に分類するのが一般的。んでもって、こいつは初期型のR-1型。

右肩シールドの折り返し裏側に三角板、右肩正面にスリット、左肩パットの縁に凸凹のミゾ、フンドシにでっぱり。
ふくらはぎの燃料タンク部分がカバー付き

R-1型は写真の通り、右肩シールドの折れ目内側に補強板っぽい板、右肩正面に吸気だか排気だかなんだかわかんないスリット、左肩パットの縁に凸凹のミゾ、ふんどしに意味不明の出っ張り、ふくらはぎの燃料タンクがカバーに覆われている、といったあたりが見た目の特徴。

だからなんなの?っていうそこのあなた、そう、あなたですよ。あなた、ザク好きではありませんね?そうですか、そうですか。ザク嫌いですか。じゃあザク盛り食べないでください。関係ないけど。

ていうか、高機動型ザクII R-1型というのはわかったけど、「ブレニフ・オグス」って誰よ?というそこのあなた、そう、あなたですよ。あなた、ザク好きではありませんね?ブレニフ・オグスですよ、ブレニフ・オグス・・・・・・・

・・・・・って誰?

アムロとシャアが戦ったテレビでやってたあの一年戦争において地球連邦、ジオンの両軍通じてトップランクの戦績を誇る人物なんだとさ。無駄弾を撃つことを極端に嫌い、正確無比な射撃を心がけ、ワンショット・キラー(一撃必殺)の愛称を持つとか。大戦後、連邦軍からも高く評価され、アムロ・レイ少尉やアナベル・ガトー大尉らとともに、連邦軍士官学校の教本にその名を載せられているんだとさ。

・・・・知らんけど。

ま、細かいことはいいんだよ。ブレニフでもブレジネフでもオグスでもオグラでもいいよ、ザクのプラモデル作れるんなら。

ブレニフ・オグス専用機(左胸の斧がパーソナルマーク)

ちなみに、他のR-1型にはないブレニフ・オレグ専用機の特徴は、手の甲の形状。指の付け根の部分を保護するのか、グーで殴ったら痛いメリケンサックなのかわかんないけど、なんか付いてる。あと同じく手の甲の手首近くになんかわかんないけど4本スリットがある。

右肩のスリット部分と脚部の小さなバーニアはちょっと塗ったけど塗装はそれだけ。細かいミゾを墨入れペンでなぞって線を強調したらあとはつや消しスプレーをプシューで終了。これだけでここまでできちゃうんだから、バンダイ驚異のプラモだわ。

ザク、だいぶ作ったなあ。

MG MS-06R-1A 高機動型ザクII エリック・マンスフィールド専用機

MS-06R-1A
ZAKU II
PRINCIPALITY OF ZEON ERIC MANTHFIELD’S CUSTOM

DSC01124「ザクのプラモデルだけで飾り棚が一杯になりそうだぁ」とか自慢したいが、できない。なぜならウチの飾り棚はそんなもんじゃ一杯にならんほどデカイのだ!ワッハッハ!

なんだ、結局自慢話だよ。さあ、今日もザクだ。ザクですよ。ザクがザックザクですよ。もうこのセリフを何回書いたことか。本当にザックザクです。

今回は「高機動型ザク」。テレビには出なかったけど、その後のガンプラブームに乗じて「実はこんなモビルスーツもあったんだよ」と言う企画(モビルスーツバリエーション:MSV)で作られた後出しじゃんけんザクの一つ。

ひとことに高機動型ザクと言っても調子に乗ってテキトーにいろいろ作ったらしく見た目に違うのがいろいろある。最近ではそれらはデザインの特徴から

  • 初期型の試作機:MS-06RP
  • 初期型:MS-06R-1
  • 初期型の改良機:MS-06R-1A
  • 後期型の試作機:MS-06R-2P
  • 後期型:MS-06R-2

概ねこの5つに分類されている。今回の高機動型ザクは初期型の改良機(MS-06R-1A)で、エリック・マンスフィールドという僕の知らないオジさんが乗っていた僕の知らないザク。

誰だよ、エリック・マンスフィールドって!

まあいい。この時代だ、ネットでちょっと調べりゃいろいろ出てくる・・・・ホントいろいろ出てくるわ。

  • ゲーム『GUNDAM TACTICS MOBILITY FLEET0079』では、容姿は細身の中年男性として描かれている。
  • 漫画『機動戦士ガンダム ギレン暗殺計画』では、やや騎士道精神を持つ長髪の美青年として描かれている。

おっさんなのか美青年なのかすら決まってない。モビルスーツもテキトーならキャラクターもテキトー。テキトーだらけ。まあいいよ。ザクだから。

P1010391

そのマンスフィールドというおっさんだか青年だかが乗っていたザクが今回のプラモデルだ。

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高機動型ザクと普通のザクとの見た目の大きな違いは脚部とランドセル。ゴテゴテとこれ見よがしに推進器がくっついた大型の脚部に、これまたゴテゴテとこれ見よがしに大型の推進器や燃料タンクのようなものが満載のランドセル。もう子供心にはいかにも強そうに見える記号が満載だ。これならガンダムにも勝てる、きっと勝てる、たぶん勝てる、いや勝てないな。

P1010390えーっ!勝てないのぉ?!

MS-06R-1A型(高機動型ザクII初期型の改良機)は他にも「黒い三連星」「ユーマ・ライトニング」「アナベル・ガトー」などのエースパイロットが専用機としてパーソナルカラーに塗装して使用してた(という設定になってる)。マンスフィールドはグレー系の塗装が特徴で、×××専用ザクの中では比較的地味なカラーリング。

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マンスフィールド専用機は配色は地味だが他の同型機と頭部の違いが際立っている。なんとツノが側頭部から生えている!シャア・ザクが頭の真ん中からツノを生やして以来、専用といえば赤くてツノ付き、ツノといえば真ん中というのは半ば日本人の常識となりつつあるのだが、これは側頭部。設定画がそうなってるからそうなんだろうけど、なんか描き間違えただけじゃねえの?とか思わなくもない。

そしてもう一つ、鼻の上が黒く塗装されている。これはこの部分に当たった光が反射して眩しくなるのを防ぐ防眩塗装なのかな。飛行機のコクピット前方が黒く塗ってあったり、野球で外国人選手がほほ骨の上を黒く塗ってあったりするのをヒントにした設定だと思う。白じゃ眩しいのかな。

DSC01117DSC01108

ザク ver.2.0 のフレームなのでよく動く。肩を入れたマシンガンの両手構えもOK。脚の可動は推進器ゴテゴテなので膝が90度くらいしか曲がらないけど、いいの。宇宙用だから、ね。

DSC01098

やっぱりザクは下から見上げるアングルが最高だわ(ハートマーク)。

【ザク祭り】マスターグレード(MG)シリーズで2007年4月にザクIIがver.2.0として再登場。多くのバリエーション機体が存在したというアニメの設定をプラモデルとしても再現するために骨格に相当するフレームを再構築し、全てのバリエーションを「ザク共通フレーム」+「バリエーション部品」で作ることができるように考慮されている。これを機にこれまでいくつか発売されていたMGザクIIがver.2.0仕様でリニューアルされたり、新たにザクのバリエーション機が次々と発売された。これらを片っ端から作っていこうというのがザク祭り。