ザクですよ、ザク。ザク大好き。
ザクって書いてあると、つい買っちゃうんですよね。ザク好きなので。ザク盛りじゃないフルーツヨーグルトはガンダムとは言えませんよね、よくわかんないけど。あ、もちろんザクのプラモデルも作ってますよ。ザク好きなので。
今日紹介するのは「高機動型ザクII」のブレニフ・オグス専用機。
高機動型ザクIIはザクの高性能版。テレビには登場しなかったけど、第一次ガンプラブームに乗じて「実はこんなモビルスーツもあったんだよ設定」で作られたザクのバリエーション機のひとつ。
脚にバーニアいっぱい取り付けて「いかにも」強そうなわかりやすい記号満載の、当時の少年(今のオッサン〜ジジイ)たちの心を鷲掴みにするデザイン。調子に乗ってちょっとずつデザインの違う機体が描かれたので、現在では
- 試作機:R-P型
- 初期型:R-1型
- 初期型改良版:R-1A
- 後期試作機:R-2P型
- 後期型:R-2
の5種類に分類するのが一般的。んでもって、こいつは初期型のR-1型。
R-1型は写真の通り、右肩シールドの折れ目内側に補強板っぽい板、右肩正面に吸気だか排気だかなんだかわかんないスリット、左肩パットの縁に凸凹のミゾ、ふんどしに意味不明の出っ張り、ふくらはぎの燃料タンクがカバーに覆われている、といったあたりが見た目の特徴。
だからなんなの?っていうそこのあなた、そう、あなたですよ。あなた、ザク好きではありませんね?そうですか、そうですか。ザク嫌いですか。じゃあザク盛り食べないでください。関係ないけど。
ていうか、高機動型ザクII R-1型というのはわかったけど、「ブレニフ・オグス」って誰よ?というそこのあなた、そう、あなたですよ。あなた、ザク好きではありませんね?ブレニフ・オグスですよ、ブレニフ・オグス・・・・・・・
・・・・・って誰?
アムロとシャアが戦ったテレビでやってたあの一年戦争において地球連邦、ジオンの両軍通じてトップランクの戦績を誇る人物なんだとさ。無駄弾を撃つことを極端に嫌い、正確無比な射撃を心がけ、ワンショット・キラー(一撃必殺)の愛称を持つとか。大戦後、連邦軍からも高く評価され、アムロ・レイ少尉やアナベル・ガトー大尉らとともに、連邦軍士官学校の教本にその名を載せられているんだとさ。
・・・・知らんけど。
ま、細かいことはいいんだよ。ブレニフでもブレジネフでもオグスでもオグラでもいいよ、ザクのプラモデル作れるんなら。
ちなみに、他のR-1型にはないブレニフ・オレグ専用機の特徴は、手の甲の形状。指の付け根の部分を保護するのか、グーで殴ったら痛いメリケンサックなのかわかんないけど、なんか付いてる。あと同じく手の甲の手首近くになんかわかんないけど4本スリットがある。
右肩のスリット部分と脚部の小さなバーニアはちょっと塗ったけど塗装はそれだけ。細かいミゾを墨入れペンでなぞって線を強調したらあとはつや消しスプレーをプシューで終了。これだけでここまでできちゃうんだから、バンダイ驚異のプラモだわ。
ザク、だいぶ作ったなあ。