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新事務所-逆ベタ基礎

いま、事務所としてアパートを借りてるんだけど、住居用なので風呂、脱衣場、台所、和室、床の間・・・と事務所としては不要な間取りがあって、広いんだけど手狭。

賃貸事務所を探したんだけど、家賃の坪単価がべらぼうに高かったり、あまりに広すぎたり、狭すぎたり、なかなかちょうどいい場所が見つからなくてね。そんなとき、自宅のすぐ近くに手頃な売物件が出てきた。近隣の貸事務所の家賃の高さを考えるとこの際買って建てちゃうのもありだと思って、えいやと。

地盤調査によると大きな地震で液状化する可能性が40%ほどあるとのことで、地盤強化を施すことに。事務所の壁が立つことになる部分の真下の合計38ヶ所にゴリゴリ穴開けてコンクリート流し込んで深さ数mのコンクリートの柱を作る「柱状改良工法」で地盤補強。

湿気を防ぐシートを敷いた上から薄くコンクリート(捨てコン)を張って押さえつける。

その上から砕石で山を作って谷の部分(1階の壁が立つ部分)に鉄筋を組んでいく。同時に給排水用のパイプを設置しておく。

鉄筋の壁の上に鉄筋で床を作る。型枠を作ったら

コンクリートをドバーっとな。

型枠を外すとツルッツルの美しい基礎が現れた。

基礎はこれで完成。逆ベタ基礎という工法で、ベタ基礎を裏返したような基礎。この上に床が作られていく。床下がないので、給水・排水のパイプが基礎の中に埋め込まれた状態で作っている。給排水配管の変更を伴うリフォームができないというデメリットがあるけど、まあそうする予定はまったくないのでOK。

短いM4を作ろう(2)

ぼくのかんがえたさいきょうのコンパクトライフルを作る。

  • 東京マルイ M4A1 カービン
  • Revanchist Airsoft フラットトリガー Type B (東京マルイM4 GBB用)

トリガーガードの取り外し

前方は穴の中にある出っ張りを細い棒で押せば簡単に外せる。

後方はピンが貫通しているので、銃を構えた時の上から見て右側から左側へ向かって細い棒を使ってピンを叩き出す。

サクッとな。

マガジンキャッチの取り外し

右側のマガジンキャッチボタンを棒で押し込んで、左側に飛び出したマガジンキャッチレバーをクルクル回して緩める。

ある程度ゆるめたらレバーを元の穴に戻して、今度は反対側に出っ張ったボタンをクルクル回して取り外せば完了。中にバネが入ってるので飛んでいかないように注意。

セレクターレバーの取り外し

まずハンマーを押し込む。セレクターレバーをSAFEとSEMIの間の45度の位置あたりで右側からピンをグッと押すとレバーがぴょこっと出てくる。そこからは右に回して引っ張ったり左に回して引っ張ったり説明が難しいけど、あっちに回して軽く引っ張る、こっちに回して軽く引っ張るしてるとなんかよくわかんないけど抜ける。

トリガーシャフトの取り外し

トリガーの回転軸になっているトリガーシャフトを細い棒で叩き出す。

ハンマーユニットの取り出し

上から覗き込んでハンマーユニットを固定してるネジ1本を外す。ちょうどいい太さのドライバーがなくて、ほんのちょっと斜めから抜くことに。ネジ山なめないか緊張した。

最大の難関だったのがハンマーユニットの取り出し。ロアフレームを逆さにして、トリガーの後ろのスキマに細い棒を当てて、叩き出す。それだけなんだけど、これがもうピッチピチのギッチギチにハマってるのでかなり力を入れて叩かないとびくともしない。いままで叩き出すのに六角レンチとかドライバーとかで叩いてたけど、これはダメ。

叩き出す専用の工具(ピンポンチ)を買った方が良い。レッツ・ゴー・ホームセンター・ゲット・ピンポンチ。

長方形のハンマーユニットが長方形の箱にピチッとハマっているから斜めになるとさらに抜けにくくなる。ある程度押し出したら裏返して出過ぎた方を叩いて戻してからまた押し出して、みたいにして真っ直ぐ叩き出す。

やっとの思いで取り出せたけど、時すでに遅し。ピンポンチを使わなかったせいでしょうね。トリガーの根元がガリガリ傷だらけに(涙)。交換するんでよしとしよう。

ハンマーユニットを取り出すと(取り出す直前に)右側面にある板状のボルトキャッチBがポロッと取れる。また、ハンマーユニット左側面にはスリットカバーというプラスチック部品がある。これ、ただ乗っかってるだけでこれもハンマーユニットを抜き出す直前にポロッととれるからなくさないよう注意。

スリットカバー

ボルトキャッチの取り外し

ハンマーユニット上部にまたがるようにハマっているボルトキャッチを左側へ倒すようにして外す。このときボルトキャッチスプリングが飛んでいかないように注意。

トリガー取り外し

左側面のネジ3本を外す。

ネジを抜いた側のインナーフレームが下になるように裏返して、右側面インナーフレームをフタを取るように外す。このとき内側にあるトリガーシャフトリングをなくさないように注意。今回はたっぷりついてるグリスのねっとりでインナーフレーム側に貼り付いていた。

トリガー周り一式(トリガーの回転軸のトリガーカラー、トリガーに挟まってるディスコネクターとディスコネクタースプリング、その奥にあるトリガーBとトリガースプリング)をバラバラにならないように指で押さえながらまとめて引き抜く。ハンマーを押し下げてあればほとんど引っ掛かりなくスポッと取れる。

トリガー周り一式

取り出したトリガー周り一式を裏返してバネが飛んで行かないように注意しながらトリガーの左側面についているトリガーBとトリガースプリングを外したら、ディスコネクターを指で押さえながら回転軸のトリガーカラーを引き抜く。で、最後にこれまたバネが飛んで行かないように注意しながらディスコネクターとディスコネクタースプリングを外す。

ボルトキャッチスプリング、トリガースプリング、ディスコネクタースプリングと3つのバネが全部違うので混ざってしまわないように注意。

Revanchist Airsoft フラットトリガー Type B (東京マルイM4 GBB用)

わたしは、直線主体で曲線も含まれているデザインのトリガーが好き。Revanchist Airsoft 社の MWS 用フラットトリガーはどれも好みだけど特に Type B が気に入った。分解して出てきた純正のトリガーと並べてみるとあちこちビミョーに形状が違うけど大丈夫だろうか。ちょっと心配になる。

組み立て手順はトリガー周りを分解したのと逆の手順で組み立てればいい。まずは、トリガーの中にディスコネクターとディスコネクタースプリングを差し込む・・・ん? トリガーの中になにか出っ張りがある。

ディスコネクターとディスコネクタースプリング

よく見ると、トリガーの根元付近にイモネジがあってそれが内部に出っ張ってる。調べると、ディスコネクターがハンマーにどれくらいしっかり引っ掛かるかを調整するもので、締め込むとトリガーを完全に戻さないうちに次弾を発射可能になるけどやりすぎるとセミオートがフルオートになってしまうとのこと。どんな感じにしたらいいかわかんないので、とりあえずディスコネクターの角度が純正トリガーにはまってたのと同じ角度になるように調整。

トリガーの穴とディスコネクターの穴を重ねたらトリガーカラーを通して、左側面にトリガーBとトリガースプリングを取り付けて、シリコングリスをペタペタ塗ってから、ハンマーユニットの中に元通り戻す。

トリガーシャフトリングをなくさないように注意しながら、右側面インナーフレームをフタを閉める要領でかぶせる。裏返して左側面からネジ3本締める。

ハンマーユニットを分解して、トリガーを交換して、ユニットを元に戻した。

成分選択の自由と責任

現在の化粧品成分に関する規制は

  • 防腐剤、紫外線吸収剤、有機合成色素
  • それ以外の成分

の大きく2つに分かれます。

防腐剤、紫外線吸収剤、有機合成色素

やっていいこと」を定義しています。

  • 防腐剤は、化粧品基準別表第3に記載されていることだけが許可されている。
  • 紫外線吸収剤は、化粧品基準別表第4に記載されていることだけが許可されている。
  • 有機合成色素は、医薬品等に使用することができるタール色素を定める省令に記載されていることだけが許可されている (加えてこれよりも厳しい粧工会ガイドラインに従うことが強く推奨される)。

ここに書いてないことは禁止です。これは配合可否判断が楽チン。

防腐剤、紫外線吸収剤、有機合成色素以外

やってはいけないこと」を定義しています。

  • 医薬品の成分は配合禁止(ただし例外あり)。
  • 生物由来原料基準に適合しない成分は配合禁止。
  • 化審法第一種特定化学物質、第二種特定化学物質に該当する成分は配合禁止。
  • 厚生労働大臣が別に定めるものは配合禁止(私の知る限りではまだ存在しない)。
  • 化粧品基準別表第1に収載されている成分は配合禁止。
  • 化粧品基準別表第2に収載されている成分は記載されている条件に使用を制限。
  • 不純物等も含め、感染のおそれがある物を含む等その使用によって保健衛生上の危険を生じるおそれがある物であってはならない。
  • などなど

じゃあここに書いてないことは許可されているかといえばそうではない。ここに書いてないことは「やっていいともだめとも言ってない」成分です。このような明確に禁止や制限を受けていない成分を化粧品成分として使用していいかどうかは化粧品製造販売業者が自らの責任において判断することになっています。これが2001年4月の化粧品規制緩和の肝です。

ここで各化粧品会社の自由と責任のバランス感覚が問われます。責任を恐れるあまりせっかくの自由をまったく行使しない安牌に全振りの化粧品会社から、極めて無責任に自由だけを享受する危険側に全振りの化粧品会社まで実にさまざまです。