第2教室「こだち」も、気がつけば7年が経った。7年経ったけど開室当時と今とで部屋のレイアウトはほとんど変わってない。
間違い探しレベルで何も変わってない。
- 飾っている花が開室祝いにいただいた生花から造花に変わった
- 背もたれ付きのピアノ椅子を追加
- 教室利用スケジュールのホワイトボードを追加
- 空気清浄機を追加
- ロボット掃除機を追加
教室運営機材の追加がほとんどで、インテリアはほぼ開室当初のまま。せっかく芸術の部屋なんだから絵画を飾りたいなと考えてはいたんだよ。
絵を飾るにしてもずっと同じ絵じゃつまらないから、契約するとイメージにあった絵を毎月とか定期的に取り替えてくれる「絵画レンタルサービス」がいいなと思ってときどき下調べしてた。でもなかなかピンとくるサービスがなくてね。オフセット印刷の複製画(もちろん額縁も付いて)を毎月送ってくれるサービスで月額6,000円くらい。うーん、どうしようかなぁ、と悩み続けて結局ずっとそのまんまに。
んでようやっと、これいいかもと思えるものが見つかったので絵を飾ることにした。
有名なフェルメールの「真珠の耳飾りの少女」。絵画に詳しくないわたしでも知ってるわかりやすい1枚。わかりやすいの、最高!
絵を1枚飾るだけでグッと教室が芸術っぽくなっていい感じ。防音壁に穴を開けるのは気が進まないので、イーゼルを買ってそれに立てかけることにした。イーゼルを使うと場所を取ってしまうけど、広い教室なので悪目立ちすることもなく違和感なく収まってくれた。
あら? あら? あららららら・・・・・? こんなに買ったの? 実は「液晶ディスプレイ」です。
えきしょうです、ぷれい? それどんなプレイ?
えきしょうで、すぷれい? それどんなスプレー?
そう、そうなんです、ここからが今日の本題。
絵画なんてちっとも興味ないはずのアンタが、絵画とか言い始めた時点でなんかおかしいとは思ったのよね。こんなこったろうと思ったわよ・・・ブツブツブツ・・・
とカミさんが言ったとか言わないとか。そう、それが、ITガジェット好きにはたまらない褒め言葉。カモーン、蔑みの褒め言葉。
いやぁ、前振り長かったなぁ。
本日の自慢のお品は、好きな絵や写真を表示できるスマートアートキャンバス「Meural Canvas II」というデジタル額縁。「ちっ、お前のデジタル小物自慢は読むに堪えない」という方はここで終了。「ほへ?なに、なに、これ」という方は読み進んでくれ。
表面アンチグレア(非光沢)処理の21インチフルハイビジョン液晶ディスプレイ。テカテカしてないからガラス張りの額縁よりもしっかり見える。視野角もかなり広いIPS液晶なので斜めから見てもちゃんと絵にみえる。
液晶ディスプレイだからバックライト光源で光っているんだけど、アンチグレア処理と光源強度の調整が上手なおかげで一般的な明るさの部屋なら「ん?これ、もしかして光ってる?」という程度に調整できて、しかも21インチサイズでフルハイビジョンというそこそこ高解像度なのでかなり近づかないとピクセル(ディスプレイの表示点)もわからない。
老眼が進んだオレの眼球では、ちょっと離れてしまえばもはやオフセット印刷の複製画と区別できない。
好きな絵や写真の画像を本体に保存して表示させる。保存容量は4GBで、フルハイビジョンサイズのJPG画像だとだいたい3000枚くらいの画像ファイルを保存できる。さらにSDカードも挿せるので保存できる画像の枚数は実質無制限。
好きな画像や写真を表示できるということは・・・・こんな名画も表示できる。自分で作ったプラモデルの写真。
MG サザビー ver.Ka
このスマート額縁を買って最高に良かったと思った瞬間。我ながらいい買い物だったと納得しきり。ガンプラ作りにいっそう精が出る。作る時間ないけど(涙)。ガンプラ最高!!!
額縁のすき間部分にモーションセンサーがあって、各種設定や絵の切り替えなどが画面に触れることなく操作できる(もちろんスマホアプリでも操作できる)。
画像には「題名」「作者」「解説」などをセットしておけて、モーションセンサーを使ってこれを表示したり消したりできる。「この絵ってなんだっけかなあ」と思ったら額縁の前で手をスゥーっと上へ動かすと解説が表示され、手を下へ動かすと消える。スマート額縁ならではのオシャレ機能付き。
画像の縦長・横長の自動判別機能も付いているので、額縁の向きによって絵の選択肢も変わる。
購入時に、古典から現代アートまで20点ほどの作品がインストール済み。さらにユーザー登録すると公式サイト(https://my.meural.netgear.com)から70点ほどの作品が無料ダウンロードできる。さらにさらに3万点以上の作品が購入できるようになってる。この有料作品は気に入った絵を単品で購入してもいいけど、年間8,400円の有料会員になれば3万点以上の全作品を自由にダウンロードできる。
とにかく気軽にいろんな絵をみたい人には年間8,400円も安いもんだろうけど、おれはまあそこまで絵画に入れ込んでるわけじゃないので、プリインストールと無料会員の追加ダウンロードで合計100作品もありゃ十分。
それもそうだけど、自分で好きな画像や写真を表示できるので、作者の死後50年以上が経過して著作権が切れている作品なら、ネットで公開されているものが多くあるのでそれを持ってきてもいい。たとえばこんな感じでクラシック音楽作曲家の肖像を集めてくるとか。
保存している画像はスマホやパソコンで「古典西洋画」「日本画」「ガンプラ」「クラシック作曲家」とか好きな名前のプレイリストを作ってグループ化しておける。さらに管理画面には、曜日や時間ごとにどのプレイリストを再生するのかといったスケジュール機能、プレイリスト内の画像を何秒ごとに変更するのか、順番に表示するのかランダムに選んで表示するのかなどなど、いろいろ設定できる。
ガンプラ最高!!!
単に写真を表示するだけじゃなくて、ちょっとした写真加工ソフトで加工した画像を入れればグッと絵画っぽくなる。