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音楽ホール”こだち”紹介(2)

さあ、今日もテンション最高潮に第2教室の自慢をするからね。興味ない人は今すぐ読み飛ばしてくれ!

今日はテーマがあるんだ。テーマは「ありがとう!そしてありがとう!」。

【ロゴ】
自宅でやってるピアノ教室なんてもう10年以上やってるのに実は名前すらつけてないんだぜ。せいぜい「久光さんちのピアノ教室」って程度。でも第2教室は違うよ。カミさんが張り切って名前つけちゃったもんね。だったらロゴも作ろうぜ!木立なんだから木をモチーフにしたロゴだよな。木のロゴっていったら映画「ブレードランナー」の冒頭に出てくる制作会社のロゴ。あんな感じの木を何本か集めた感じがいいなぁ。でもあんな繊細なデザインはオレには無理だ。デザイン会社に頼もうか・・・・でも、お高いのでしょう?

ところがなんとウチのピアノ教室の生徒の親御さんにプロのイラストレーターがいたのさ。思い切ってロゴ制作をお願いしたら快く引き受けてくれてさ。低予算なのにいろんなデザインを出してくれて、迷いに迷った末にコレに決定。

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木がいっぱいあって”木立”って感じがするし、デフォルメしすぎてない枝葉の感じがエレガントな雰囲気をだして、単色だからロゴとしては使いやすいし、さりげなく濁点のひとつが鳥のシルエットになってるのが心憎い。そして”こだち”の英語表記をKodachiじゃなくてCodachiにしてはどうだろうと提案してくれたのもこの方。KよりもCの方が見た感じにやわらかいということで即採用。実はそのときすでに”kodachi.oppama.jp”で何ヶ月もサイトを運用してたんだけど即刻”codachi.oppama.jp”に変更(もちろんkodachi.oppama.jpにアクセスするとcodachi.oppama.jpに転送されるように設定したよ)。

ありがとう!そしてありがとう!

【イス】
ホールには椅子が40脚ほど並べられる。収納を考えるとパイプ椅子かスタッキングチェアなんだけど、いずれにしても40脚となると高いんだよね。楽天やamazonで物色してると安いものは安いんだけどコンサートともなれば1、2時間ほど座っててもらう椅子だからあまり安物でも困る。といってもそれなりの質のものはそれなりの値段がするし・・・と逡巡してたとき、ふと

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追浜には岡村製作所の主力工場があるんだった。オカムラですよ、オカムラ。オフィス家具と言えばオカムラでしょ。オカムラの椅子いいよなぁ・・・・でも、お高いのでしょう?

PTA会長をやったのをきっかけにさまざまな地域団体や地域イベントのお手伝いをすることが増えて、そのご縁でこれまたいろいろな方とお知り合いになる機会も増えた。そ、そうなんですよ。オカムラの関係者ともお知り合いになる機会があったんで思い切って頼んでみたら、その方の顔で安く購入することができました。

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さすがオカムラの椅子、やっぱり見た目がよく似た安物とは作りが違う。それに驚いたことにイスの裏に損耗部品の注文方法や交換方法まで書かれている。こんな買うときには気づかないところまで対応が行き届いてるとはさすがオフィス家具のオカムラ、ホレたぜ。地産地消だぜ。

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ありがとう!そしてありがとう!

【人工観葉植物】
せっかく広いホールなので無駄なものを置いてわざわざ狭くする必要はないんだけど、ただだだっ広いホールというのも味気ない。「こだち」って名前なんだし木の1本くらい生やしておいてもいいんじゃね?ね?ね? 企業の玄関ホールとかに置いてあるモシャモシャっとしてヒョロっと生えてるアレを置こうよ・・・でも、お高いのでしょう?

なんと義妹が人工観葉植物を取り扱う仕事をしてるではあーりませんか。弟よ、よくぞオレ様のためにそのようなすばらしい女性と結婚してくれたな。業務ルートでお安くしてね(ハートマーク)。

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天井高が3.6mもあるせいか、自分の身長よりちょっと高い180cmのものを買ったんだけど思ったより小さく見える。かと言ってこれ以上大きなものを置いたらジャマくさいし、ちょうどいい感じに収まってくれた。最終的にはピアノを右側に移動させて演奏者が中央にくるようにして、左側にできる広いスペースに置く予定。

ありがとう!そしてありがとう!

【エアコン】
エアコンと冷蔵庫って故障したらすぐになんとかしてほしいじゃん。いちいちメーカーに電話して症状を説明して引き取りにきてもらって修理見積もりして・・・そんなことしてたら熱射病か食中毒で死んでしまうので、オレ昔からこの2つは少々高くても地元の電気屋さんで買うことにしてるんだ。何かあったときにすぐ何とかしてくれる安心感は何ごとにも代え難い。

でもね、ホールは広いので14畳用のエアコンを2台も設置。他に事務所に1台。住居エリアに2台・・・・きっと、お高いのでしょう?

初めてPTA会長をやった年にいっしょに役員をやってくれた方が実は町の電気屋さん!しかもオレがアップルの次に愛して止まない日立のお店。頼んでみたよ。そしたらなんか逆に申し訳ないくらいがんばってくれてさ、そりゃ量販店やネット通販と比べると高いけど、思ったほど高くない。この値段の差で安心が買えるなら選択の余地なし。

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いちおう量販店からも現地調査してもらって見積もりだしてもらったけどさ、無駄手間が多くて、担当者間の連絡もグデグデで、しかも現地調査で寸法の問題で取り付け不可能と言われたエアコンが実は余裕で取り付け可能だったり(実際取り付けたのは量販店が寸法が合わないって言ったやつ)、もうダメダメもいいとこ。値段以前の問題だわ。地元の電気屋さんはちょっと来てもらってその場でいろいろ打合せして的確なアドバイスもいただけてヒョイヒョイと進んで任せて安心よ。

ヨドバシ?なにそれウマいの?

ありがとう!そしてありがとう!

【チラシ】
ピアノ教室やるからね、生徒募集しないと。まずは定番の新聞折り込み広告。でも新聞の折り込み広告見てくれる人って少ないんだよね。レスポンスはあまり期待できない。時間を見つけては近所にチマチマとポスティングするのが結局は見てもらえる可能性が高いんだけど、最近はチラシお断りの札が増えてるんだよね。

商店街や駅前とか人通りの多いところで掲示できるといいんだけどな。近所のスーパーに自由な掲示板があったんだけど今は系列が変わって掲示板もなくなっちゃった。どこか商店街のお店でウチのチラシ置いてくれるとこ探そう・・・・でも、お高いのでしょう?

地域団体とか地域イベントのお手伝いをしてると、地元商店の方ともお知り合いになる機会が増えてね、とあるお店のオーナーに思い切って頼んでみたらお店にチラシ置いてくれるって、しかもタダで。え?マジ?タダでいいの?

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き、き、君たち! 追浜で食事するなら「寿徳庵」か「龍宮の刻」か「かっぱ」だぞ。いいな。頼むぞ、ホント。

それから、追浜でタバコ買うなら「アナザワフォト」だぞ。いいな。頼むぞ、ホント。

ありがとう!そしてありがとう!

ほんと、たくさんの人に助けてもらってます。ありがとう!そしてありがとう!

10年かけてスマホを作る?!

KDDIは4月1日、デアゴスティーニ・ジャパンとコラボレーションし、週刊「スマホを作る」を創刊すると発表した。全520号の構成で、デアゴスティーニ・ジャパンが過去に行ってきた企画の中でも最長のシリーズとなる。

・・・(中略)・・・

完成品は10年後も色褪せることのない、最新型スマートフォンになるという。記念すべき創刊号のパーツは、スマホになくては始まらない「ホームボタン」で、次号のパーツは「ネジ3個」となっている。

い、いや、ちょっと待て。この分野の技術変化の早さを知らんわけではなかろうに。

創刊号の部品が「ホームボタン」って・・・ウエアラブルなんて言葉が流行り始めてるってのに、ホームボタンが付いたスマホが10年後も時代の先端を走り続けるとホントに思ってるのか、KDDIとディアゴは。10年後なんてきっと

ホームボタン(笑)

とか言われちゃうってば。いや、それどころか

ほーむぼたん?なにそれ駅の非常ボタンとか?

とか言われちゃうってば。今からでも遅くない週刊から日刊に変更して1年半で完成させるようにでもしないと誰も買わないだろ、コレ。ていうか小冊子が付いてくるとはいえ、えっと、計算すると1,980円×520号=1,029,600円

ひゃ、ひゃ、ヒャクマンエン超え!!

おれ、計算間違いしてないよな。い、いくらなんでも10年かけて100万円で完全に時代遅れのスマホを作るなんて・・・こ、この企画考えたヤツ、頭どうかしちゃったんじゃないか?!ていうか何でこんな企画が通ったんだ?!

き、き、きっと、門外漢のオレなんかにはわからない奥深い戦略があるんだよな、な、そうなんだろ、そうだって言ってくれ。誰かこの企画のビジネス戦略としての有効性がどのようなものなのか想像でいいから教えてくれ。もう、悶々としちゃって夜も寝られない(by 三球)。

 

 

あ、今日はエイプリルフールだった・・・・・・・・・(ガックリ)

 

音楽ホール”こだち”紹介(1)

音楽ホール"こだち"

音楽ホール”こだち”

さて、いよいよ完成が近づいてきてテンション上がりまくってるオレの今日この頃ですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。今日はできたてのホール内部を自慢げに、さらに自慢げに、そしてチョー自慢げに紹介するよ。オマエの自慢話なんぞ読みたくないニョという方はいますぐ読み飛ばしてね。

wall

ホールの壁は[板|吸音材|板|吸音材|板|吸音材|板]という3層構造で厚さが22cmある。このため芯-芯の寸法だと24畳なんだけど内寸は4.2m×8.1mで約21畳。せっかくの広さがもったいないがご近所に迷惑かけないためには防音処理をケチってはならんのだ。壁を3層も作ってるんで「24畳の部屋を3つ作ってるようなもんですよ。いやぁ大変、大変」と工務店の社長がピクピクしてた。

height

写っている人工観葉植物の樹高が180cm。これを基準に見てもらうとわかりやすい。天井高は約3.6mもある。この広さとこの天井高を木造で作るために柱と梁は通常より太いものを使ってる。「こんな太い柱で家建てるの久しぶりですよぉ」と工務店の社長がニコニコしてた。しかもちょっとでも天井を高くするため床下をなくしてベタ基礎の上に直接床を作ってる。周りの部屋より床が低いので初めてのお客さんは落下しないように注意が必要(ひな壇を作った方がいいかな・・・)。

floor

音楽用なので外への遮音だけでなく室内の響きも重要。これは最内壁に使う吸音パネルと遮音パネルの比率やクロスの材質で大きく変わる(らしい)。ホールの防音音響設計は工事担当の工務店に加えて別の音響設計の会社にお願いした(しかも当初お願いしてた音響設計の会社が満足いく提案を出してくれなかったので手切れ金払って別の会社に変えたといういわくつき)。周波数ごとのライブ/デッドの調整を何度もシミュレーションしてだいぶ手間をかけてたものの、しょせんはシミュレーション。最終的にはちゃんとお客さんを入れてサロンコンサートを開催してみないとわかんないので、いまだにドキドキ。

hall

誰もいない状態でピアノ弾いた感じだとちょっとライブな気がしたけど、お客さんが入るとどんな感じになるか。こけら落とし後に調整が必要になるかも。えらく手間がかかったぶんカミさんは満足してる。ちなみにオレは借金が増えてガクブルだ。

(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

ガクブルとは言っても頼んだのはいつもの工務店。いつもの工務店と言っても通じないとは思うけど、いま住んでる家を建ててくれた地元の工務店。僕が素人なりにいろいろ勉強してけっこう煮詰めた内容で「こういう風にしたいんだけど」って相談しても、斜め上の提案でこっちが考えているよりもはるかに安くてしかもこっちが思ってるよりはるかにいいものを作ってくれる今どき珍しい素敵な工務店さん。家のことは全部ここにお願いしてる。雇ってる職人さんもみんな腕のたついい人ばかりでね。相当にイレギュラーで大がかりな工事にも関わらず、いつも通りにこちらの想像の斜め上を行くいい仕事をしてくれて助かったわ。別の工務店だったら建たなかったな、たぶん。