cosmetic-info.jpとかcfms.jpとかchakai.infoとかいくつかのドメインを所有していて、ドメイン管理会社には毎年なにがしかの管理費をお支払いしてる。
ドメイン管理会社にとってこの管理費は重要な収入源なので一つでも多くのドメインを所有してもらおうと、ドメイン管理会社からは毎週のように「こんな素敵なドメインが空いてますよぉ」「今だけですよぉ」「お買い得ですよぉ」「買いませんかぁ」ってメールがくるのさ。
いつもはほぼ読まずにゴミ箱行きなんだけど、今日は捨てる瞬間にちょっと目に入った文面に「!?」と思ったんでゴミ箱から取り戻してきた。所有者が近々手放す予定になってるドメインの取得申請予約受付中って内容。その放出予定ドメインの一覧をみると
film.jp フィルム
hairsalon.jp へアサロン
deal.jp 取引
reviews.jp レビュー
・・・・・・などなどいろいろあるんだが、気になったのはコレ
recipi.jp レシピ
・・・・・・レシピのスペルは「recipe」だろ。ローマ字?なら resipi だしな。誰かスペル勘違いして recipi を取得しちゃってたんじゃねえの? 勘違いに気づいて契約更新せずに放出。ところが放出予定物件を見てたドメイン管理会社の担当者がまたもや recipi をレシピだと勘違いして「みなさま、素敵なドメインが放出されます。早い者勝ちですよぉ」ってご案内のメールが送られてきた、ということ? たぶんそんな感じ? うん、そうだ、そうに違いない。これで、さらに勘違いした人が recipi.jp を取得しちゃって、取得してから勘違いに気づいてアーレーお代官様堪忍してぇー、になって悲劇は続くと。ま、気にすんな。英語はなじみが薄いからスペル間違いってよくあるよ。オレなんて自慢だけど英検4級だからさ、英単語とローマ字の違いがわかんなかったりするのは日常茶飯事。
ところで、話は飛ぶけど。飛ぶって言っても話の空力性能はわかんないんでどれくらい飛ぶか計算できないんだけど自分なりにかなり飛ばすつもりなんで、折り紙飛行機並みには飛ぶと思う。あ、どうでもいい? どうでもいいですよね。はい、いまから話が飛びますよ。
インターネットという言葉が一般にも知られるようになり始め、ぼちぼち個人でもホームページを作る人が出始めた20世紀末。かなり自慢だけどオレ、その当時からホームページ作ってたんだぜ。もうぜんぜん更新してないけど
http://www.ne.jp/asahi/pro/his/index.html
おっと話がそれた、意図的にそれた、自慢話するためにそらした。
その20世紀末からすでにネタにされてたネット上での恥ずかしいスペルミス。それは「リンク」。当時はホームページを作ると、他のホームページを紹介する「リンク集」のページを作ることが多かった。ほとんど作法の範疇に入るかのように誰も彼も自分のホームページのどこかにリンク集を作ってた。今でもそういうサイトは多い。伝統芸だね。インターネット上でページを作成するにはhtmlというファイルを作るんだが、それにファイル名をつけなきゃいけない。自己紹介のページならintro.htmlとかゲームのページならgame.htmlとか自動車のページならcars.htmlとか。別にページの内容とファイル名が関係してなくてもいいのでabc.htmlでもhogehoge.htmlでも何でもいいんだけど、ファイル名はページのアドレスにもなるのでほとんどの場合は内容に関連した英単語をファイル名に使う。で、リンク集のページなら
link.html とか link.htm
というファイル名をつければいいんだけど、スペル勘違いしてる人が多くてね。
rink.html とか rink.htm
というファイル名でリンク集のページを作っちゃう人が少なくないのよ。試しにGoogleで「rink.html」とか「rink.htm」を検索してみ。「いやぁーん、恥ずかしいぃぃ」のオンパレード。けっこう知的レベルが高そうなサイトでも rink.html だったりする。恥的レベル高すぎ。もうね、20世紀末から現在に至るまで深く静かにそしておそらく永遠に続くであろう日本インターネットの伝統芸。あ、英検4級のオレには笑う資格ありません、笑うけど。