「ガンプラ」カテゴリーアーカイブ

MG MS-06R-1A 高機動型ザクII (初期型) 黒い三連星専用機 [Ver.2.0]

MS-06R-1A
ZAKU II
PRINCIPALITY OF ZEON MASS PRODUCTIVE MOBILE SUIT

 いわゆる「ザク」にはいくつかのバリエーションがある・・・という設定になっている。

  • 宇宙用のF型(MS-06F)。普通にザクと言えばコレのこと。
  • F型から安全装置などを排除して空いたスペースを推進装置強化などに使った高性能ザクのS型(MS-06S)。シャアザクと呼ばれているのは赤く塗ったS型のこと。
  • 宇宙でしか使わない姿勢制御用推進器を排除して空冷装置も採用した地上専用のJ型(MS-06J)。

この3つはテレビにも出ていた普通のザク。ところで第1次ガンプラブームのときに「TVにも映画にも出てこなかったけど実はこんなモビルスーツもあったんだよ」という「モビル・スーツ・バリエーション(MSV)」という商魂たっぷりの企画があった。ここで紹介する「高機動型ザク」もこのMSV企画から生まれたザクの一つ。TVや映画ではドムに乗って登場した「黒い三連星」(ガイア、オルテガ、マッシュ)がドムに乗る前に宇宙で使っていた高性能ザクという設定。

 大型ランドセルと脚部の大型推進装置が高機動と呼ぶにふさわしいザクの外観をかもしだしている。もう「いかにも」って感じのデザイン。

いやあ、カッチョいい、カッチョいい。

【ザク祭り】マスターグレード(MG)シリーズで2007年4月にザクIIがver.2.0として再登場。多くのバリエーション機体が存在したというアニメの設定をプラモデルとしても再現するために骨格に相当するフレームを再構築し、全てのバリエーションを「ザク共通フレーム」+「バリエーション部品」で作ることができるように考慮されている。これを機にこれまでいくつか発売されていたMGザクIIがver.2.0仕様でリニューアルされたり、新たにザクのバリエーション機が次々と発売された。これらを片っ端から作っていこうというのがザク祭り。

MG MS-06F ザクII マインレイヤー仕様 [Ver.2.0]

MS-06F
ZAKU II MINELAYER
PRINCIPALITY OF ZEON PRODUCTIVE MOBILE SUIT

 ザクですよ、ザク。ザクがいないガンダムなんて、クリープのないコーヒーみたいなもんだ。とブラックコーヒー派の私が言ってますが、説得力ないですか?ないですね。

 背中の大型ランドセルに内蔵した宇宙機雷を散布する。機雷バラまき専用モビルスーツ。宇宙艇を使ってバラまくよりも効率がイイっていう設定なんだが・・・いやー、素直に宇宙艇でバラまく方が効率イイって思・・・わないな、うん、思わない。思わないよ、全然、ジーグ・ジオン!

 「TVや映画には登場しなかったけど実はこんなモビルスーツもあったんだぜ」というガンプラ拡販企画の「モビルスーツバリエーション(MSV)」。ガンプラならなんでも売れたそんな時代の商魂たくましさの象徴とも言えるかな。このザク・マインレイヤーもMSVの一つ。背中のランドセルを機雷散布用の大型ランドセルに交換しただけ・・・うーん、いかにもやっつけ仕事で作ったような感じもしないでもない設定のモビルスーツだけど、まあイイさ。

 で、実際プラモデルとしてどうなのかっていうと基本モデルのF型(いわゆる世間一般で言うところの「ザク」)と比べると、ランドセルの交換のほかに、動力パイプの色が黒いとか、右頬の動力パイプが後頭部じゃなくてランドセルに繋がっているとか、あとは、あとは・・・同じだな、同じ。あ、シール類のデザインもちょっと違うな。このモデルは大型ランドセルが特徴なので飾るときは背中を向けておきましょう。

 仕事の取引先の方から「トップコート」くらい吹いておいた方がいいのではとアドバイスをいただき、初めて「つや消しトップコート」をスプレーした。組み立てて、墨入れして、つや消しトップコートをプシューッ。プラスチックのツルツルテカテカがなくなって表面がマットになるのでプラモデルっぽさというかオモチャっぽさがグッと抑えられていい感じ。うーむ、つや消しスプレーっていいな。

【ザク祭り】マスターグレード(MG)シリーズで2007年4月にザクIIがver.2.0として再登場。多くのバリエーション機体が存在したというアニメの設定をプラモデルとしても再現するために骨格に相当するフレームを再構築し、全てのバリエーションを「ザク共通フレーム」+「バリエーション部品」で作ることができるように考慮されている。これを機にこれまでいくつか発売されていたMGザクIIがver.2.0仕様でリニューアルされたり、新たにザクのバリエーション機が次々と発売された。これらを片っ端から作っていこうというのがザク祭り。

MG MSN-02 ジオング

MSN-02
ZEONG
PRINCIPALITY OF ZEON MOBILE SUIT FOR NEWTYPE

 ジオン公国軍が開発した最新式ニュータイプ用モビルスーツ。しかし戦況は逼迫し主戦場はすでにジオン公国の最終防衛ライン「ア・バオア・クー」に。最終決戦に間に合わせるために宇宙専用として脚部の開発は中止され巨大バーニアスカートになったという設定。

シャア「脚がついてないようだが」
整備士「あんなの飾りです。偉い人にはそれがわからんのです」

というセリフはもはや格言の領域になっているといっても過言では・・・過言かな。

 ザク、ズゴック、ゲルググと次々と新型モビルスーツを使わせてもらいながらも毎度毎度アムロのガンダムに勝てないシャア。最終防衛ラインでの決戦時にはとうとう乗るものがなくなっちゃって上司に相談したら「未完成品でよければあるよ」とか言われてしまう始末。かわいそうに。

 脚なんて作ってたら戦争終わっちゃうよ。とりあえず宇宙でしか戦う予定はないんだからバーニア付けときゃなんとかなるだろ。ということで脚なしとなってしまったカワウソうなモビルスーツ。ゲームで言えば「ラスボス」なのに不遇。でも、ビュンビュン移動できるからいいんじゃない。武器は最新式のビーム砲満載。脇腹と口だけじゃなくて、指の1本1本がビーム砲になってるという極悪仕様。しかもヒジから先が外れて有線式の移動砲台になる。


 でも、勝てないんだよね、アムロには。カワウソう。

 マスターグレード「ジオング」。けっこう大きいわりにはデザイン的には細かくない。まあもともとが20年以上前の子供向けロボット番組の悪役デザインなのでしかたないけどね。それでもスカート部をいくつかのパーツに分割して、一部にスキマとかデザインしたりしてそれなりのスケール感を出してくれてる。でも大味なのでそのまま組み立てるとあまりにもオモチャっぽい。しかたないのでボクにしては珍しくアチコチ塗装してみた。ヒジ周辺の黄色い部品、ビーム砲の紫色の部品をゴールドに塗装。特に指の中もシルバーとゴールドで塗装してビーム砲っぽく。それから巨大なバーニアもシルバーとゴールドとメタリックレッドとブラックを使って金属っぽく塗装。だいぶそれっぽくなったかな。