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地鎮祭

都心は雪になるかもと言われてるこの日、追浜はあいにくの雨模様。そんな大安吉日、予定通り地鎮祭。自宅、ピアノ教室に続いて人生3度目の地鎮祭なんてそうそう経験できるものではないだろう。ありがたや。毎回気が引き締まる。

今回も氏神の雷神社さんに執り行なっていただきました。浄土真宗だけど実家には仏壇と神棚が両方あって、昔から正月は仏壇にお参りしたあと神棚に二礼二拍手一礼してお雑煮食べる神仏習合で育ってきたので気にしない。子どもは二人ともキリスト教系の幼稚園に通わせたしクリスマスもガッツリ楽しむし。

社員が増えて、事務所が手狭になったので移転先を探してたんだけど、追浜はもともと貸事務所が少ない(いま借りているのも風呂・台所・和室がある普通の居住用賃貸アパート)。数少ない賃貸事務所も家賃の坪単価がえらい高かったり、広すぎたり、駅からかなり遠かったりとどこも帯に短し襷に長し。かといって買うにしてもここ5、6年で地価がかなり値上がりしててそうそう手が出ない。

そんなとき、自宅から徒歩1分もかからない目の前に価格も広さもちょうどいい古家付き物件が出てきた。でもここは新しく建物を建てるには解決しなきゃいけないもろもろの不確定要素が多すぎて、下手すりゃ固定資産税だけ取られ続けて何もできない塩漬けの土地にもなりかねない訳あり物件。リスク高すぎて普通なら絶対手を出さない。

でもまあ、勝手知ったるご近所だし、なんとかなるんじゃないかと超楽観。4月に購入して不確定要素をひとつずつ解決しながら12月にようやく古家の解体にこぎつけた。年が明けて横須賀市役所に新事務所の建築確認申請したら疑義発生。え?そこ?そこもネックなの?一難去ってまた一難。ハードル多いなあ。

どうなることやら。

パトレイバーデッキアップ

10月27日(日) 追浜観光協会が主催する地域イベント「ワイ!フェスタおっぱま2024」を開催。地域の皆さんに楽しんでいただきながら、外からも多くの方に来ていただいて追浜でお金を使ってもらおうという一大イベント。

ていうか、うちの会社は追浜に人が集まったところでまったく売り上げに関係ないのだけど、いろいろあれこれあって追浜観光協会の会員企業に名を連ねている上に、いまでは事務局長なる大役まで仰せつかってる。

朝7:30 パトレイバー到着。「警視庁」の部分は上から板を貼って「KC庁」にしてある

さて、ワイ!フェスタおっぱまでは地元企業の日産自動車追浜工場の多大なる協力によって例年「戦隊ショー」(日曜朝にテレビでやってる○○○レンジャーのショー)が集客の目玉になってる。メイン会場のステージでは今年も「爆上戦隊ブンブンジャー」のショーが行われて、小さなお子さまと保護者が盛り上がっておりました。さらにお笑い芸人の「TAIGA」それに「ぺこぱ」にも来ていただきステージを盛り上げてくれました。

続いて取り外してある腕部を運ぶ「うで車」も到着

今年は、さらに「機動警察パトレイバー The NEXT GENERATION」の実物大パトレイバーのデッキアップイベントも実施することに。

朝早く、腕を取り外した状態でイベント車両が到着。

腕部の取り付け作業中に、海上自衛隊の潜水艦が目の前を通過。通過したと思ったら何故かバックしてきて目の前で停止。朝8時の定例の国歌斉唱をここでやって横須賀基地へ行きました。すげえ、絵になる!!

目の前で海上自衛隊の潜水艦が一時停止。スタッフ大喜び

特車二課整備班のツナギを来たスタッフの方が大喜びで飛び跳ねてました。

ワイ!フェスタおっぱま2024は、共催の日産自動車が会場のあちこちに電気自動車を配備して、全ての電力をこの電気自動車のバッテリーから供給しました。パトレイバーのデッキアップも音響機器や照明機器への電力を横付けしたアリアから供給しました。

起動テスト、無事完了

無事デッキアップの確認作業も終わって、いよいよ本番。

11時の初回デッキアップから大勢のお客さんが来場していただきました。全高10mにもなる大型ロボットがトレーラーから押し上げられる姿は実際に目にすると映像で見るのとは格違いの大迫力でした。これは盛り上がるわぁ。

すぐ横では警察と消防のご協力で恒例の「ミニのりものフェスタ」。今年は神奈川県警からパトカーと覆面パトカー、そして第一機動隊の高性能救助車仕様「ウニモグ」が展示、パトカーやウニモグの運転席乗車体験はお子さまも大きなお子さまも大満足。横須賀市消防局からは救急車、消防車、そして最新の起震車による地震体験コーナーも。この一帯は、パトカーのサイレン音や、起震車から「ピロローン、ピロローン、地震です、地震です」の警報音が鳴ってて、警察用ロボットとあわせて危険地帯。

第一会場の夏島グラウンドからもその姿が見えました

2回目以降のデッキアップ時のマイクアナウンスは、神奈川県警 田浦警察署の防犯大使の辻村麻琴さんに行っていただきました。

さらに、最終の17時のデッキアップでは、ミニのりものフェスタからパトカーを1台移動させて夢のコラボレーションが急遽実現!! ナイス、田浦警察署!!

デッキアップの赤色灯・サイレン音に合わせて、パトカーも赤色灯とサイレン鳴らして、しかもちょうど日没時間で、赤々と照らされるさまは圧巻の一言。

終わった後は、記念撮影。警視庁 特殊車両二課と神奈川県警 田浦警察署とのみごとな防犯キャンペーンコラボレーション。

ご協力いただいた各社のみなさま、ほんとうにありがとうございました。

YouTubeで「おっぱま パトレイバー」で検索するとファンの方々がかっこよく撮影してくれたデッキアップの動画がいくつもあるのでぜひ見てみて。

IMS 1/100 ナイト・オブ・ゴールド・A-T

永野護の漫画「ファイブスター物語」に登場するロボットが「モーターヘッド」。英文字でのスペルは Mortar Headd。Mortarは、漆喰(モルタル)という意味の他に「迫撃砲」という意味がある。Headは頭だけど、この漫画では「神」を意味しているそうな(最後のdは強調表現なんだってさ)。

迫撃砲神!

厨二病が暴発している感じの命名だけどそれでイイ。

ちなみにファイブスター物語は、英文字で The Five Star Stories と書かれてるんだけど、星が単数形で物語が複数形っておかしくない?Five Stars Story だと思うんだけどそれでイイ。

さて、ナイト・オブ・ゴールド・ATは、昔は「パトラクシェ・ミラージュ」って名前でわたしはこっちの名前の方がなじみがある。先に作ったザ・ナイト・オブ・ゴールドと兄弟機。デザインとしては頭部の形状以外は同じ。ただその頭部形状があまりにも違うのでそれだけで十分別物としての存在感がある。

デザインがほぼ同じだから作り方もほぼ同じ。あっちは生まれて初めての本格的な塗装で半泣きだったけど、もう泣かないぞ。泣いてないけど。箱を開けてみると成形色がなかなかどうして落ち着いた感じの金色に見えないこともないこともないこともないかもしれないという程度にいい感じなので、ふと「成形色で仕上げちゃってもいいんじゃないかな」と誘惑する心の声。

組み立て説明書の冒頭に漫画連載当初に書かれたイラストが載ってるんだけど、成形色のままでもイラストに近いそれなりな見応えする仕上がりになる気はする。

うーん、迷うなあ。全塗装するかしないかは、全塗装ド素人の私にとってはかなり大きな問題だ。

でも全塗装したザ・ナイト・オブ・ゴールドと並べることを考えるとこいつも金色で塗装しないといかんだろうな。こいつも全塗装することにする。さあ、いくぞ。

頭部以外はK.O.G.とほぼ同じなのでいつか来た道をゴーゴー。まずは、パーツを切り出して仮組みしつつ、同じ色で塗装するパーツ同士はここで接着してかたまりにしていく。

ある程度のかたまりを作ったら表面に残っている離型剤(油分)を落とすために中性洗剤で洗う。いらなくなった歯ブラシでゴシゴシ、ゴシゴシ。洗ったら、みんな大好き山善の食器乾燥機で乾燥。

週末に数時間ずつしかプラモデル作る時間がないので、ここまでで2週間ほど経過。次の週末までじっくり乾燥するよ。

KOGは赤金で塗った

さて、いよいよ塗装だ。金色って赤みが強い「赤金」と、白みが強い「青金」っていう大きく2種類ある。クレオス水性ホビーカラーのゴールドは赤金だったし、世間的にもザ・ナイト・オブ・ゴールドは赤金で塗装する作例が多かったから迷うことなく赤金で塗った。

さて、今回も水性ホビーカラーで塗装するなら同じ赤金にならざるを得ないんだけど、同じ色だとKOGと並べた時にぱっと見で違いが分かりにくいだろうし、なにより世間的にはKOG-ATは「青金」で塗装することが多い。長い物に巻かれるのが大好きなわたしとしては見逃すことはできない。そこでこいつの金色は「青金」に決めた。

決めたはいいけど水性ホビーカラーのゴールドは赤金。水性ホビーカラー以外の水性塗料でよさげな青金を探すことに。しかし、生まれてこのかたプラモデルの塗装にはグンゼ産業(現GSIクレオス)の水性塗料しか使ったことないので、困った。以前だとプラモ用の水性塗料といえばクレオスの「水性ホビーカラー」かタミヤの「アクリル塗料ミニ」くらいだったから迷いようもなかったけど、最近は、クレオスに「アクリジョン」という水性塗料が登場し、海外製品の「シタデルカラー」「ファレホ」なんてのまで登場してきて、ネットで調べれば調べるほどわからなくなる。

このプラモデルを作っているボークスという会社は、海外の水性塗料「ファレホ」の輸入販売もしてる。迷った挙句、ファレホで塗装することに。ところがファレホって色数が豊富で金色だけでも「ゴールド」「オールドゴールド」「ブラス」「ゴールドブラウン」「ゴールドイエロー」「グロリアスゴールド」・・・・・・金色だけで何色あるんだよ。よくわかんない。しかも「モデルカラー」「モデルエアー」「ゲームカラー」「ゲームエアー」「メカカラー」「メタルカラー」と用途別にサブブランドがあってもう何が何だか。迷った挙句、エアブラシ用に希釈済みの「メタルカラー」というサブブランドの「ゴールド」を買ってきた。これが失敗だったんだけど。

外装の色が決まったので、まずはフレームや内張り部分の塗装から。ここはザ・ナイト・オブ・ゴールドと同じ水性ホビーカラーのカッパーで塗装。広い面積を均一に塗るために買った「イージーペインター」が今回も活躍。

引き続き、メインの金色(ファレホ メカカラー ゴールド)での外装の塗装に移ったんだけど、ここで問題発生。メカカラーというのはエアブラシにそのまま使えるように希釈されている。イージーペインターもエアブラシみたいなものではあるんだけど、一般的なエアブラシで使われる空気圧よりもエア缶ってだいぶ圧力が高い。こんなに高い空気圧でシャバシャバに希釈された塗料を吹き付けたら、空気の勢いで塗料が吹き飛ばされる感じにダラダラーって波のように広がってしまう。ちょっと考えれば当たり前なことだったんだけどうっかりした。

メタルカラーのゴールドはやめて、筆塗り用のモデルカラー「オールドゴールド」を書い直すかなあ。でもエアブラシ用の塗料の使い道がないなあ。どうしようかな。

ということで、一念発起してエアブラシを買うことに。とはいうものの、エアブラシ塗装なんてあと残り20年もないのプラモ人生の中で何回やるんだ?と考えると数万円もする本格的なエアブラシ道具を一式揃えるのもなんだよなあ。もんもんとしながらポチったのが RAYWOOD って会社のエアブラシと小型コンプレッサーとバッテリーが一体になったハンディエアブラシ「PROFIX Tech Liner 充電式エアブラシセット TR-02 PRO」。

要約すると「電源入れて、上部のカップに塗料を入れて、レバーを引けば霧吹きできる」ってしろものだ。バッテリー駆動の小型コンプレッサーなので空気圧は低いから塗装しにくいという話も聞く。空気圧高すぎのイージーペインターのあとは、空気圧が低いハンディエアブラシを買うとか、もう来年あたりには普通の数万円するエアブラシ道具を一式揃えてる未来しか見えないな。

とりあえず、エアブラシの使い方を解説してる模型雑誌やネット記事を斜め読みして、いざ塗装開始。聞きかじった話によると、水性塗料はエアブラシの先端部分で固まって詰まりやすいらしいのだが、その通りだった。カップ2回分くらい吹くと詰まる。分解して先端部分の固化物を取り除いたらまた塗装、の繰り返し。メンドクセー。もう半年後あたりには普通の数万円するエアブラシ道具を一式揃えてる未来しか見えない。あ、普通のエアブラシ買っても水性塗料は詰まりやすいのか。じゃ関係ないな。

骨格を中心に銅色に塗る部分は水性ホビーカラーをイージーペインターでブシュー。外装を中心に金色に塗る部分はファレホ メカカラーをハンディエアブラシでフシュー。

どうしても色分けが必要なところはマスキングテープを貼って、ブシュー、フシュー。

写真撮り忘れたけど、オデコのあたりにあるレリーフは今回も筆塗り。息を止めて、震える手を押さえながらチマチマと。あいかわらずはみ出てみっともないけど、老眼だから近づかなきゃわからんし、近づいてもわからん。老眼万歳。ファティマハッチの黄色は付属の水転写デカール。だいたいIMSをネットに載せるような人は、ここもちゃんと塗装でカッチョ良く仕上げるもんらしいが、俺にはムリ、絶対ムリ、そんなのめんどくさすぎる。

さて、色塗りが終わったら最後に水性トップコート[光沢] を吹き付けて、乾かして、吹き付けて、乾かして、を繰り返せば塗装は完了。

あとは、接着しながら組み上げていくだけ。

さて、完成よ。

ガンプラでウヒャウヒャしてる軟弱プラモデら〜でも、まあ遠目にはそれなりにカッコよく仕上げることができたので今回も大満足。

自分が好きなモーターヘッドはもうこれで全部作ったので、もうIMSは大好きなアシュラ・テンプルか、エンゲージSR2かSR3 でも出てこない限りは作ることはない・・・・はず。