昔、おじいさんがおむすびを落っことしたらネズミの巣穴に落ちて、じいさんも落っこちて・・・・ってどんだけデカい穴なんだよ。
ゴミを捨てようと思ってレジ袋を手にして
レジ袋の先っちょ
あげない。
髪切ったのさ。「髪」っていうのがポイントよ。ここで頭切ったとか言うと、即座に「え?!頭切ったの」とか突っ込む小学生みたいな俺がいるから、注意な。そういう奴と話するときは細心の注意が必要だ。こんな時も最新とか書いちゃダメだぜ。細かいことにうるさい俺が黙ってないからな。
って、いつも通りいつになったら本題に入るのか書いてる俺でもわからないグダグダな文章はもはや定常運転中。
本題に近づこうではないか。
髪切ったのさ。行きつけの床屋な。かっこいいだろ「行きつけの床屋」。へへ。床屋談義が好きでね。え?床屋じゃなくて理髪店だろ?細かいこと言うなよ、俺みたいだな。いいんだよ床屋のオヤジが自分で床屋って言ってんだから。あの店は床屋なの。
また、話がズレていく。
床屋ってすごいと思うよ。1時間かけてカット、顔剃り、シャンプー、肩揉んで、そして床屋談義。相手の嗜好に合わせて話を展開できる高度な接客技術だよ。これで3,700円は安いぜ。1000円カット?知らんなあ、美味いのかそれ? ああ、俺ってブルジョアだなあとニヤニヤできるひととき。
ニヤニヤ
と思ってたんだけどさ、髪を切ってもらいながらふと考えてみた。
床屋のオヤジはじっくり1時間かけて散髪してくれて3700円なんだが、これはつまり俺は床屋のオヤジに10分ごとに617円払ってる計算だ。ちょ、まっ、え? 1000円カットって10分で1000円だよね。時間単価で考えたら1000円カットって高え高え。ブルジョアあえなく陥落。
ショボン
い、いいんだ、いいんだよ。時間単価じゃないさ、総額でみようぜ総額で。ブルジョア復活。
ニヤニヤ
ま、無理やり俺が散髪ブルジョアジーだということを再認識したんだが・・・
単位時間当たりの売上って1000円カットの圧勝なのね。これは意外だわ。
1000円カットって厚利多売のビジネスモデルだったのか。気がつかなかったなぁ、そりゃフランチャイズ展開もやりやすいわな。うまいこと考えるなぁ。
有名なジャズのルート66の話じゃないです。オレ、ジャズ知らないし。
子どもが、数学のテストであってるかどうか自信がない問題があったという。答案返却前だったので子どもの記憶を頼りに問題文を聞いて、私も解いてみて、子どもの解答と同じになったんでたぶん合ってるよって言ったんだけど・・・・ただ、答えが「変な」数値だったから気になってた。子どもが問題文を記憶まちがいしただけなのか、問題文がほんとうに変だったのか。
昨日、答案用紙もろとも問題文が返ってきたのでさっそく見せてもらった。
お金を、2日目は1日目の x 倍、3日目は2日目の x 倍、・・・・・。と、前の日の x 倍の額だけ、毎日貯金箱に入れることにする。
10日目に入れる額が8日目に入れる額の6倍になるとき、次の問いに答えなさい。
(1)x の値を求めなさい。
子どもの記憶違いじゃなかった。問題文が変だ。
解答自体はさほど難しくはない。8日目の額をa円とすると10日目の額は x 倍の x 倍だからax^2(aかけるxの2乗)円。8日目の額 a を6倍した 6a円が10日目の額 ax^2円と同じ額になってるってことだから
6a = ax^2
って方程式を立てればいい。両辺を a で割ると
6 = x^2
てことは x = √6 。
・・・・ってオイ! それじゃいきなり2日目から貯金できないじゃんよ。
数学のテストでは、金額とか人数とか正の整数が前提の状況下でそうならない答えが出たらその瞬間に「あら、どっか間違えたぞ」と感じて解答を見直すのが基本だよね。この設問はそういったテストのカンどころを持った生徒に対して無意味な時間と不安をかけさせてしまう悪問だわ。
出題した先生も答案返却時に「6倍じゃなくて9倍にしておけばよかった」と言ってたらしい・・・・・。うん、うん、そうだよ、そうだよね。ていうかそういうのは出題前に気づいてくれよぉ。