「ガンプラ」カテゴリーアーカイブ

MG MSM-07S ズゴック

MSM-07S
Z’GOK
PRINCIPALITY OF ZEON CHAR’S CUSTOM TYPE AMPHIBIOUS MOBILE SUIT

MSM-07S

 ジオン公国軍の水陸両用モビルスーツ。腕部のビーム砲と頭部の7門のミサイルランチャーが固定武装。

 北米でガルマ・ザビが戦死した責任を問われてドズル・ザビによって左遷されたシャアが、ドズルの姉キシリア・ザビの配下で前線に復帰した際に搭乗していたのがこのモビルスーツ。シャアが乗っていたのはS型と呼ばれるズゴックの高性能機だが、一説ではある時期以降に生産されたズゴックはすべてS型だったとも。南米にある地球連邦軍地下基地「ジャブロー」への侵攻作戦で登場。ジムを突きの一撃で破壊したシーンは有名。「赤いモビルスーツ・・・シャアか?」「さらにできるようになったな、ガンダム」

 水中用モビルスーツはジャバラ状の腕部/脚部が特徴。プラモデルでもこの部分は上手に再現されていて、腕をしならせるポーズがとれる。まあ、あまり凸凹もないし、これといったギミックもないのでそこそこ簡単に作れる。相変わらず墨入れのみのほぼ素組み派。


 それにしてもカッコいい。やっぱシャア専用はカッコいい。

MG 真武者頑駄無 戦国の陣

Shin Musha Gundam

 あー、もうね、単なるネタです。

 その昔、コミックボンボンで連載されていた「プラモ狂四郎」という漫画で主人公が作ったオリジナルプラモ「武者ガンダム」が原典らしい。残念ながらその当時の私はガンプラどころかガンダムにも興味がない哀れな少年だったので詳しいことは知らない。その後いろいろな展開がある中で、プレステ3のぶった切りアクションゲーム「ガンダム無双」(2007年)で再デザインされ名前も新たに「真武者頑駄無」となって登場。切って切って切りまくるゲームにある意味でもっとっもしっくりくるキャラ。

 それが2008年6月にMGとして発売。そりゃ、もう「なんじゃこりゃ?」って感じでしたが、さらに翌年の2009年3月に豪華仕様「真武者頑駄無 戦国の陣」として再登場。黄色の部品は金メッキ部品になり、赤い部品と黒い部品はグロスインジェクション(光沢成形)になってもう全身ツヤっツヤのキラっキラ。さらに専用台座と屏風(!)が付属とくればもう豪華絢爛な節句飾りの完成です。それでも「いやぁ、これはないわ」と思っていた私、その後たまたまオモチャ屋で展示されている完成品を見て心の中でちょっとブレイク。「ウチの五月人形の横に飾ったらしっくりくるかも・・・・ニンマリ」

 ということで発売から1年遅れですが買いましたよ。5月に向けて子供と一緒に作るというのも楽しそうですが、ここは突然の登場で驚かせようと家族に内緒で夜中にコソコソとちょっとずつ作りました。約1ヶ月かけて完成。五月人形の飾り付けといっしょにお披露目。

 ていうかあまりにもしっくりしすぎ。違和感がなさすぎ。もうそのままんま五月人形のセットの一部って感じ。あまりにしっくりきていたのでカミさんがまったく気づかない。「ねえ、これどう?」って聞いて初めて「えーなにこれぇ」と気づく始末。ま、いいけど。

 カミさんが気づかないっていうのはある意味、成功なんじゃないだろか。「うーん、普通のガンダムみたいに青い色が入ってなくて赤と黒で仕上げているところがいいのかもね」とか評論を始めるカミさん。いや、そこまで詳しく突っ込まなくても・・・。

 素体のガンダムは「MG ガンダム ver.OYW」を使っていて部分的に「MG ガンダム ver.Ka」が混じっている感じがする。もともと稼働範囲が広いver.OYWをフレームに使っているからポージングもいろいろ楽しめる。かなりイロモノ系のガンプラだけど思った以上にしっかり作られているので侮りがたい。ガンプラとしてはちょっと高額品だけど、五月人形の追加飾りだと思えば安いもんだ、ハハハハ。

 そろそろ撮影用の小型ブース買おうかな・・・。

MG MS-14S ゲルググ[ver.2.0]

MS-14S
GELGOOG
PRINCIPALITY OF ZEON CHAR AZNABLE’S CUSTOMIZE MOBILE SUIT

シャア専用ゲルググ

 赤く塗装したザクに乗り多くの戦果をあげて「赤い彗星」と恐れられたシャア・アズナブル。自分が指揮する隊がたまたま連邦軍の試作モビルスーツを見つけてしまったのがケチの付きはじめ。相手は連邦軍が初めて作ったモビルスーツ、しかも試作品! 楽勝かと思いきや、やたらと頑丈だわ超絶武器を持ってるわで大苦戦。「モビルスーツの性能の差が戦力の絶対的な差でないことを思い知らせてやる」というセリフもむなしく響く。そうこうしてるうちにド素人だったパイロットがちょっとアブナイ電波系パイロットに超絶進化してしまう始末。

 ザク、ズゴックと乗り継いで、3機目の乗機がこの「ゲルググ」。開発完了したばかりの先行量産品の1機をシャア専用に調整したもの。最新鋭機なんだけどね、勝てないんだよね、ガンダムには。アンドロメダなら何隻でも即撃沈できるのにヤマトにだけはどうしても勝てないデスラー総統って感じ?

 ver.1.0と呼ぶべき前作は当時からあまり評判がよくなかった。重厚感があるモビルスーツなんだけど、装甲板がプラスチックの一枚構成なのでどうしても薄っぺらい感じが出てる。特に装甲の厚みを感じさせるはずのスカートや足首付近の装甲断面の表現が弱すぎた。ver.2.0ではそのあたりがかなり改善されていて重モビルスーツという感じが出てる。稼働部分もかなり進化していてカッコいいポーズがとりやすい。ただ、モールド表現がうるさすぎる感じがする。ご丁寧にぜんぶ墨入れしちゃったけど、モールドは墨入れしない方がかえってよかったかも。

手首、指の稼働も十分

ちょっと大きめなシールドも迫力アリ

もちろんナギナタもOK