「ガンプラ」カテゴリーアーカイブ

MG RMS-099 リックディアス

RMS-099
RICK DIAS
A.E.U.G. QUATTRO VAGEENA’S CUSTOMIZE MOBILE SUIT

 地球連邦vsジオン公国の「1年戦争」が終わって7年後。宇宙に暮らす人々への圧力を強める「ティターンズ」と、共存を模索する「エウーゴ」という同じ地球連邦軍内の2つの勢力間で起きた内部紛争をきっかけに、ジオン公国軍残党「アクシス」も加わって三つ巴の戦いになった「グリプス戦役」を描いた作品が「Zガンダム」。

 1年戦争後行方不明になっていたシャア=アズナブル(本名キャスバル=レム=ダイクン)が、クワトロ=バジーナという偽名でエウーゴの一員として登場。物語冒頭から真っ赤なモビルスーツで華々しく登場。そのモビルスーツこそ、この赤いリックディアス。前作ではアムロにコテンパンにされてしまったが、そのアムロはニュータイプを危険視する地球連邦軍によって軟禁状態にあり、本人も戦後の虚脱状態から抜けられずにボーッと暮らしている。今だ!シャア。ライバルはいない。主役は君だ! 赤いモビルスーツで颯爽と登場し、敵を軽々と撃破。やったぜシャア、明日はホームランだ。

 しかし、このときたまたま出会ったひとりの少年にあっさり主役の座を奪われてしまうシャアなのであった。合掌(チーン)

 ドムの流れを汲むジオン系の重モビルスーツ。下半身の重厚感がステキ。私のお気に入りモビルスーツの一つ。一般機は黒い塗装で、シャアが乗る1機だけが赤く塗装されている。しかしその後いつの間にかどいつもこいつも赤い塗装のリックディアスに乗るようになってしまって赤いモビルスーツの価値はどん底。でもそのときにはシャアは金色のモビルスーツに乗ってたという、なんとも色彩のインフレ状態。ああ、第1話の衝撃的な登場はどこへやら。モビルスーツにしては珍しく頭部にコクピットがあって側頭部の丸い部分から乗り降りする。

MG RX-75 ガンタンク

RX-75
GUNTANK
E.F.S.F. PROTOTYPE LONG-RANGE SUPPORT MOBILE SUIT

ガンタンク
ガンタンク

初代ガンダムの主役メカ「ガンダム」「ガンキャノン」「ガンタンク」のひとつ。主役メカといってもどちらかと言えば引き立て役みたいな感じだったかな。なにせ「戦車」だから。ゲッター3&武蔵(ゲッターロボ)とかバトルタンク&西川大作(コンバトラーV)とか、そういう感じね。定番の戦車&巨漢キャラのガンタンク&リュウ・ホセイ(ガンダム)。キレンジャーみたいなもんかな。

地球連邦軍が開発した初のモビルスーツという設定。巨大砲による遠距離支援が主な用途ということだが、少々活躍の場が少なかったかな。ま、しょうがない、キレンジャーだから。TV版では番組後半に戦場が宇宙に移ってからも宇宙空間で縦横無尽に飛び回る戦車という変な状況に。あれは子供心にも若干の違和感があったな。それゆえ劇場版では宇宙に移ったときには姿を消してしまった(ガンダム、ガンキャノン×2機の編成)。近年になってゲームやオリジナルアニメなどではキャタピラならではの不整地走破性が強調されて高速移動自走砲として大活躍することも多くなってきた。「やるじゃないか、ガンターンクっ」(by ミケーレ・コレマッタ)

待ちに待ったマスターグレードでのガンタンク発売。待った甲斐があった格好良さ。ガンタンクてこんなにかっこ良かったっけ? 製作はいつも通り墨入れだけの超おき楽コース。キャタピラがくぱぁっと開くのが衝撃的なかっこよさ。キャタピラの形をしてるけど、じつは脚みたいに自在に動いて接地できる。これなら戦車とは言わせない。ガンタンクはモビルスーツだぁ!!!

ガンタンク
ガンタンク

 

ガンタンク
ガンタンク

MG MSM-07S ズゴック

MSM-07S
Z’GOK
PRINCIPALITY OF ZEON CHAR’S CUSTOM TYPE AMPHIBIOUS MOBILE SUIT

MSM-07S

 ジオン公国軍の水陸両用モビルスーツ。腕部のビーム砲と頭部の7門のミサイルランチャーが固定武装。

 北米でガルマ・ザビが戦死した責任を問われてドズル・ザビによって左遷されたシャアが、ドズルの姉キシリア・ザビの配下で前線に復帰した際に搭乗していたのがこのモビルスーツ。シャアが乗っていたのはS型と呼ばれるズゴックの高性能機だが、一説ではある時期以降に生産されたズゴックはすべてS型だったとも。南米にある地球連邦軍地下基地「ジャブロー」への侵攻作戦で登場。ジムを突きの一撃で破壊したシーンは有名。「赤いモビルスーツ・・・シャアか?」「さらにできるようになったな、ガンダム」

 水中用モビルスーツはジャバラ状の腕部/脚部が特徴。プラモデルでもこの部分は上手に再現されていて、腕をしならせるポーズがとれる。まあ、あまり凸凹もないし、これといったギミックもないのでそこそこ簡単に作れる。相変わらず墨入れのみのほぼ素組み派。


 それにしてもカッコいい。やっぱシャア専用はカッコいい。