F-4EJのプラモデルを作ってみることにした(1)

 ガンダムは全高18mという設定。実物大ガンダムを見た人ならその大きさを実感してると思う。あんなデカイもんが戦闘機ってそりゃないよなと思っていた頃もあったけど、案外そうでもない。上の写真の戦闘機はトムクルーズ主演の映画「トップガン」で一躍有名になった「F-14 トムキャット」。こいつは全長19.1mで、翼をいっぱいに広げたときの全幅は19.5m。ガンダムよりひと回り大きい。ガンダムとF-14の画像をざっくり縮尺をあわせて重ねると、こんな感じ。

 こうやって比べるとモビルスーツもあながちトンチンカンな戦闘機でもないのかなという気がしてくるから不思議だ。ちなみにスペースシャトルと比べるとこんな感じ(↓)

 スペースシャトルってデカイんだなあ。こんなもんが宇宙を飛んでるんだから、もうガンダムなんて全然ありな気がしてきた。そんなわけで、どんなわけだか、自宅に飾ってあるガンプラも大きさの雰囲気を実感できるように近くに同じ縮尺のなにか実在するものを飾っておこうと思ったわけです。私が主に作っているのはマスターグレード(MG)シリーズという1/100スケールのガンプラなので、同じ1/100で実在する何かをと思ったんだけど・・・・・・これがない。スケールモデルって1/48、1/72、1/144あたりが主流で、1/100スケールのプラモデルってないんだよ。

 インターネットであれこれ探したところ、ようやくタミヤから「1/100 コンバットプレーン」というシリーズが出ていることを発見。もはやこれ以外に選択肢がない。F-14が好きなんだけど、ないので「F-4EJ ファントム II」に決定。あ、タミヤからは1/100 スペースシャトルオービタのプラモデルも出てるのを発見したんだけど、上の比較写真を見てもらえばわかるとおりそんなものを作っても大きすぎてどっちがメインだかわかんなくなるので却下。ちなみにF-4とガンダムをざっくり比較するとこんな感じ(↓)

 買うものは決まったんだが、近所の模型店、ヨドバシカメラ上大岡、ヨドバシカメラ横浜と探したものの売ってない。1/100スケールモデルなんて超マイナーな商品がそうそう売ってるわけもなく、近所の模型店で取り寄せを頼もうかと思ってた矢先、たまたまヨドバシカメラ梅田で発見、即購入。


 420円。や、安い。MGシリーズのガンプラと違って部品がかなり少ない。組み立てるだけなら1時間もいらなさそうだ。さっそく作ろうかと思ったんだけど、接着剤が・・・・必要なのね。パチンパチンとはめるだけ接着剤なしで出来上がるガンプラばっかり作ってる私にとっては接着剤が必要なプラモデルなんて30年ぶりだ。しかも塗装が・・・・必要なのね。塗装なしで出来上がるガンプラばっかり作ってる私にとってプラモデルの塗装は・・・・できる気がしない。とりあえず部品をパパッと切り出して仮組みしてみると、あちこちにスキマができる。合わせ目の処理が不要なガンプラばっかり作ってる私にとっては・・・・愚痴ってもしょうがない。そもそもプラモデルとはこういうものなんだろう。気を取り直してとりあえずできる範囲でガンバってみるか。