月別アーカイブ: 2025年7月

短いM4を作ろう(4)

自分好みのコンパクトライフルを作るぞ

  • 東京マルイ M4A1 カービン
  • Guns Modify M4MWS ODIN スタイル エクステンデッド マガジンキャッチ
  • LayLax F.FACTORY カスタムアンビマグキャッチ GBB M4
  • Revanchist Airsoft トリガーガード一体型マグウェル V2 (東京マルイ M4 MWS)

Guns Modify M4MWS ODIN スタイル エクステンデッド マガジンキャッチ

マガジンキャッチは、挿し込んだマガジンが抜けないように固定する部品で、右側に出っ張ってるボタンを押すと引っ掛けが外れてマガジンが抜ける。このボタンを大きくして右人差し指を乗せやすくするのが Guns Modify の ODIN スタイルエクステンデッド マガジンキャッチ。

LayLax F.FACTORY カスタムアンビマグキャッチ GBB M4

左側にあるレバー状のマガジンキャッチ本体をテコの原理で動かして左側からでもマガジンキャッチが操作できるようになるのが F.FACTORY カスタムアンビマグキャッチ。

この2つを取り付ける。

まず、マグキャッチを所定の位置に差し込む。裏返して飛び出している軸に純正のマグキャッチについていたバネを差し込み、エクステンデッド マガジンキャッチのマグキャッチボタンを本体にぶつかるとこまでクルクルっと締める。ボタンを適当な棒でフレームの奥までグイッと押し込んだまま裏返す。飛び出しているマグキャッチレバーを回してボルトキャッチにぶつかって回せなくなるまで締める。マグキャッチの向きを横長の穴に合わせて戻すと裏側にちょうどいい具合にボタンが飛び出る。

右側のマグキャッチボタンを押したり、左側のレバーを操作してマグキャッチがスムーズに動くことを確認する。ほんのわずかに引っ掛かりを感じたので、ヤスリで少し削ってスムーズに動くようにした。

ボルトストップがかからない問題発覚

ある程度ロアフレームが組み上がったのでアッパーフレームを取り付けて試射して確認・・・・ん?ん?ん? ボルトストップがかからない。指でボルトキャッチボタンを押せばボルトストップがかかるけど、チャージングハンドル引いたり、マガジンが空になったときにボルトストップがかからない。

アッパーフレームを外して、ボルトキャッチ周辺の動きをよ〜く観察したら、どうやらハンマーユニットをまたぐ部分が細くてスキマがあるせいでボルトキャッチが斜めに動いてしまい、ボルトキャッチがハンマーユニットに引っかかって動かなくなるような感じに見える。指でボルトキャッチを押すときは真横から力がかかるので斜めにならず動くんだけど、チャージングハンドルと引いたり、マガジンが空になったときは、マガジンのフォロアーリンクがボルトキャッチの斜め前端にあるでっぱり部分を押し上げるので、ボルトキャッチが斜めになってハンマーユニットに引っ掛かるみたいだ。

はぁぁぁぁぁ(深いため息)。マガジンキャッチ分解、ローテーションリンク分解、アンビセレクター分解、ハンマーピンを抜いて、ネジ抜いて、トリガーの隙間からピンポンチでガンガンガン!ハンマーユニットを抜き出して、ボルトキャッチを取り出す。

このボルトキャッチは純正パーツと比べるとかなり角が立ってる。内部でハンマーユニットやロアフレームと引っかかっているとおぼしき場所を金ヤスリでガリガリと削って角を丸くして、細目で面を整えて滑らかにした。

シリコングリスを塗り直して、ハンマーユニットにセットして、ガンガンガン!セレクターレバー入れて、トリガーピン入れる。前回の反省を踏まえてこの段階でマガジンを入れたり抜いたりしてマガジンのフォロアーリンクでボルトキャッチがスムーズに動くようになったことを確認。

ふう、マガジンの出し入れでもボルトキャッチがスコスコ動くことを確認。セレクターレバーの右側を取り付け、アンチローテーションリンク取り付け、マグキャッチ取り付けて、状況復帰。

閑話休題

さて、エクステンデッド マガジンキャッチの取り付けに戻ったが、プラスチック感の強いツヤツヤの黒が M4A1 の色合いから浮いているんで、取り付ける前につや消し黒を塗った。塗装が乾いたら付属のネジでマガジンキャッチボタンにネジ止め。

Revanchist Airsoft トリガーガード一体型マグウェル V2 (東京マルイ M4 MWS)

  • グローブをした指でも入りやすい下方にふくらんだ形状のトリガーガード
  • マガジンの差し込み口にスカート状に広がったパーツをつけることでマガジンを差し込みやすくするマグウェル

この2つが一体化したのが Revanchist Airsoft のトリガーガード一体型マグウェル V2。

一般的なマグウェルはマガジン差し込み口を囲うようにしてかぶせるのでどうしてもマガジン差し込み口が一回り二回り大きくなってしまうんだけど、こいつはトリガーガードが支える構造なのでマガジン差し込み口がそのまま下にスッと広がるミニマルデザイン。ボッテリとした感じがないスマートさが好き。

取り付けは簡単。トリガーガードがあった部分にはめて、付属のネジで留めるだけ・・・なんだけどマガジンに近い前方のネジ穴がビミョ〜にズレていて締めにくい。ここは無理せず、レ〜ッツカナヤスリ!ガリガリっと削っていい感じになったらスプレーでシュー。サクッとネジ止めして完了。

ロアフレームの改造はこれで完了。念のためにアッパーフレームを取り付けて試射して問題ないことを確認。

短いM4を作ろう(3)

お気に入りのカスタムパーツを組み合わせて M4 PDW を作る

  • 東京マルイ M4A1 カービン
  • Angry Gun ボルトストップ Gen.2 Geissele Maritime 東京マルイ M4 MWS用
  • BJ Tac アンチローテーションリンク (東京マルイMWS用)
  • BJ Tac RADIAN タイプ アンビセーフティセレクター

Angry Gun ボルトストップ Gen.2 Geissele Maritime 東京マルイ M4 MWS用

ボタンが大きくカクカクしてカッコいい Geissele 社のボルトキャッチに一目惚れ。最初は、BJ Tac 社の Geissele タイプ ボルトキャッチ (東京マルイMWS用)を買ったんだけど、回転軸が別パーツになっててしかも付属する回転軸が2種類ついてて2種類とも使い物にならんどころかそもそも回転軸を入れる穴の形も変。これは実銃用とよく似た形状なので MWS用って言ってるけど MWS 互換ユニット用なのかな。くそー、これだから海外パーツはあてにならん・・・とブツブツ文句を言いながら。

それで次は Angry Gun 社のボルトストップ Gen.2 Geissele Maritime 東京マルイ M4 MWS用を買ってきた。商品写真では回転軸が純正のボルトキャッチと同じ形状なので大丈夫そうだけど、心配なので秋葉原の実店舗へ行って現物確認して買ってきたよ。

こいつは問題なさそう。付属のボルトキャッチスプリングを穴に入れて、スプリングにボルトキャッチを引っ掛けて、ボルトキャッチがハンマーユニットをまたぐようにはめる。

実は、この時点では気づかなかったんだけど、のちにボルトストップがかからない問題が発覚することに。ひっかかる部分をヤスリで削って解決したんだけど、その話はいずれ。

右側面にボルトキャッチBを取り付けてポロリしないように押さえながら裏返す。左側面左上のスキマにスリットカバーを戻して、ロアフレームに差し込む。

ハンマーユニットを前後均等にきっちりまっすぐ少しずつ叩き込んでいく。トリガーピンの穴、セレクターレバーの穴がそれぞれきれいに揃ったら、ハンマーユニットとロアフレームをネジ止めしてハンマーユニットの戻しは完了。

BJ Tac アンチローテーションリンク (東京マルイMWS用)

トリガーシャフトとハンマーピンの抜け防止として、2つのシャフトの頭を棒で繋いでおくのがアンチローテーションリンク。

MWS のハンマーピンはいかにも棒が挿さってるように見えて実はただの飾りだし、トリガーシャフトはハンマーユニットの中にあるトリガーシャフトリングがミゾにハマってるからそう簡単には抜けないようになってる。ということで東京マルイの MWS ではアンチローテーションリンクはそれっぽい雰囲気を楽しむためだけのパーツ。それっぽい雰囲気、重要。超重要。

BJ Tac のアンチローテーションリンクは、ハンマーピン風の飾りを内側の小さな穴からクリップみたいな細い棒で押し出して、突起がついた専用パーツに置き換えるんだけど、なんか外すのがうまくいかないので、いじらずそのままにすることにした。

付属のトリガーシャフトをシャフトのミゾがトリガーシャフトリングのある右寄りになる向きにして押し込む。ピンポンチで押し込んでいくとちょうどいいところでわずかにカチッとリングがミゾにハマる感覚がある。

トリガーシャフトのミゾの向きに注意

リンクの裏側とロアフレームをアルコールでよく拭いて油分を取り除く。リンクの裏側に両面テープを貼ってきれいに切り出す。穴をトリガーピンの穴に、反対側の先端はハンマーピン風の飾りにかぶさるように位置をよく確認してえいやグリグリっと貼る。付属のネジで固定。裏側も同じ。

ハンマーピン風の飾りをそのままにするんだったら、もともとそのように作られてるORGA AIRSOFT 東京マルイM4 GBB用 アンチローテーションリンクで良かったんじゃねえのか、と気づいたのは後の祭りアフターフェスティバール。

BJ Tac RADIAN タイプ アンビセーフティセレクター

東京マルイ M4A1カービンのセレクターレバーは左側にしかない。これを右側からでも操作できるように両側にレバーがついたアンビタイプに交換する。

この商品のレバーは長いのと短いのがセットになってる。どっちをどっちにしてもいいみたいだけど世間的には長い方が左側、短い方が右側のようなので、わたしもそうする。

純正セレクターレバーの軸の凸凹をよーく見てカスタムパーツの軸の向きを合わせる。左側になる穴にスプリングとピンを入れる。細い棒などでピンを押さえながら左側用レバーをミゾに合わせて、レバーの穴にピンがカチッとハマるとこまでスライドさせる。

軸にシリコングリスを塗り塗りして、リング状のスペーサーを入れる。

右側の穴から棒などでディスコネクターを押し下げたまま左側からセレクターレバーを差し込む。ピンのところまで差し込んだらピンを押し込んだままセレクターレバーをSAFEとSEMIの間の45°の位置に合わせてグリグリっと押し込む。

セレクターレバーを押し込み終わったら、右側の穴にスプリングとピンを入れる。ピンがバネですっ飛んでいかないように注意しながらピンを押し込んで右側用レバーを横からミゾに沿ってスライドさせる。レバーの回転中心が棒の中心と重なると奥からピンがレバーの穴に刺さって固定される。