初サバゲー

チームに分かれてオモチャの鉄砲で撃ち合う遊び。サバイバルゲーム、略してサバゲー。何が楽しいのかさっぱりわからん、というそこの人!わたしにも何が楽しいのかよくわかりません。でもやってみるとなにが楽しいのかあいかわらずわかんないんですけど、楽しかったです。いい運動になりました。

15年近く前になるが、当時の職場の同僚からエアガンを触らせてもらってあまりのかっこよさにしびれて以来、自分でも何丁か購入して悦に入ってる。しかし出不精という性格が災いして、自宅で弾を入れずに空撃ちするのがほとんど。シューティングレンジ(ゴルフで言うところの打ちっ放し)に年に1、2回いくのがせいぜい。サバイバルゲームはやったことなかった。

けど

先日とうとう行ってきました。

サバイバルゲーム場って郊外の山中が多い。車で行くこと前提になってるし、遠いのはそれだけでメンドウなんだよねえ・・・・ということで屋内型。秋葉原にある屋内型サバイバルゲーム場「ASOBIBA 秋葉原フィールド」へ行きましたとさ。

秋葉原にあるビルの1フロア。受付で料金払って参加。顔面を保護するフェイスマスクは持ってないのでレンタルで。

フロアにはすでに受付を済ませて、自分の銃の手入れをしながら談笑している人たちがいっぱい。私は初参加なので初めに銃のチェックを受ける。発射される弾の速度が法律の範囲内になってることを弾速計を使って店員にチェックしてもらい、確認済みシールを銃に貼ってもらう。

時間になったら店員がルール説明を始める。ルールを守らないとゲームにならない。サバゲーで重要な基本ルールは

体や銃のどこかに弾が当たったら「ヒット!」と叫んで、両手を上げながらゲームエリアから退出する(当たったような気がするけどよくわかんないときは当たったと思って退出する)。

あとは、どこかにバウンドして当たった場合はヒットになるかならないかとか、間違って味方に撃たれてしまった場合にどうするかとか、連射機能を使っていいかどうかとか、店ごとにローカルルールがあるのでよく確認。

ゲームの様子は店員が撮影して公開してます。私が参加したときの様子は

https://plus.google.com/u/0/photos/105255098130507803733/album/6632503999465801441?authkey=CKeNmZn_vYmUTg

↑ここで公開されてます。

店員が適当に黄組と赤組の2チームに分けてゲーム開始。一方、私を含むサバゲー初心者はゲームエリアの隅っこに仕切りを作った場所で店員さんから初心者講習を受ける。エアガンは遠くまで弾を飛ばすので凄い勢いで弾が出る。歯に当たれば歯が欠けるかもしれないし、目に当たれば失明の危険もある。すげえ勢いで弾が出るから「ゲームエリア内では絶対にフェイスマスクを外さない」「ゲームエリアから出るときには弾を空にして引き金にロックをかける」「ゲームエリアの外では引き金に触らない」を繰り返し教えられる。

あとは銃の撃ち方を教えてもらう。

さて、講習を受け終わったわれわれ初心者は店員が適当に黄組、赤組に分けて、いよいよ経験者たちと一緒になってゲーム開始。

撃つ

人生初のサバゲーは開始早々10秒で終わった。よくわかんないうちによくわかんない場所から撃たれた。腕にパチっと弾が当たったのはわかったんだけど、どこから撃たれたのかさっぱりわかんない。

よくわかんないまま「ヒット!」と叫んで両手を上げてゲームエリアから退出。退出するときに出入り口で弾抜きとトリガーロックする。

よく周りを見ずに歩いてると撃たれるんだな、と当たり前のことをいまさらながらに思い知らされ、次はちゃんと物陰に隠れながらちょっとずつ前進しようと反省。仕事じゃめったに反省なんてしないのに、遊びとなるとちゃんと反省する私はよくないなあ。反省。

チームの誰かが相手陣地に置いてあるブザーを押せば勝利、というフラッグ戦。1ゲーム5分くらいで決着付くので次のゲームはすぐに始まる。

一緒に行った前の会社の同僚

テンポよく何度もゲームを繰り返していくうちに、簡単には撃たれないようになってきた。撃たれないように隠れながら慎重に前進することができるようになってくると俄然面白くなってきた。

撃つ

同じチームに観光客とおぼしき外国人が3人ほどいたんだけどね。やつら全員Tシャツ!

Tシャツ姿で参加する猛者

いや、え? マジ? 当たったら痛いよ。たぶんすごい痛いよ?

実際、腕に当たってたんだが、「アウっ」だか「ホウっ」だか言って腕カキカキしながらニコニコ楽しそうな顔してゲームエリアから退出。

え?痛くないの?楽しいの?痛いのが楽しいの?そういう嗜好の人たちなの? 外国人はわからん。

集合写真

途中で店員さんが集合写真撮って和気あいあい。

いい大人がオモチャの鉄砲で撃ち合ってキャッキャワイワイというロマンあふれる遊び。うーん、大人だ

PG ユニコーンガンダム LED追加(2)

究極のプラモデルを標榜するパーフェクトグレード。このブランドで発売された「ユニコーンガンダム」は、アニメで特徴的に描かれた謎の発光現象を起こす姿を再現するために専用のLEDキットを用意してる。

変形後に謎の発光現象を起こすユニコーンガンダム

ガンダムの装甲が展開して露出した部品が発光現象を起こすのだが、パーフェクトグレード「ユニコーンガンダム」ではプラモデルのオリジナル設定としてアニメでの設定以上に装甲が展開する「アンチェインドモード」を用意した。

にもかかわらず・・・アンチェインモードで露出する部分にはLEDがなくて光らない!!!

アンチェインドモードで露出する部分が光らない・・・

ということで、模型に組み込みやすい超小型LEDキットが手に入るようになったのでパーフェクトグレード「ユニコーンガンダム」の光らない部分にLEDを追加しようって話の2回目。前回はふくらはぎ周りにLEDを仕込んでケーブルを背中側へ引き出す作業を紹介しました。

今回は前腕のヒジ近くと上腕部にLEDを仕込む。

使用したLEDキット

模型用LED専門ショップ「マイクラフト」(http://www.my-craft.jp/)のチップLEDキットを使うことにした。自力じゃ半田付けなんて到底不可能な超小型LEDにケーブルを半田付けしてくれてるだけでなく、連結用のコネクタも付いてて、さらに専用コントローラを使えば面倒臭い抵抗計算もいらないという至れり尽くせりの優れもの。電源電圧は3〜5Vくらいを想定した設計になってるのもうれしい(電源にはUSBモバイルバッテリーを使いたかったので)。

上腕付近の電飾

マイクラフトのチップ型3連LEDランプを使って、前腕ヒジ近く1カ所、上腕内側1カ所、上腕外側1カ所にLEDを仕込む。

上腕部の外装パーツを外して内部フレームに3mmφくらいのドリルで穴を開ける。さらにこの穴を通過するように横方向へ溝を掘る。

穴開ける
溝を掘る

あとは3連LEDランプを配置していくのみ。

先端のLEDはヒジの下(サーベルラックの内側)に放り込む。接着する必要はなくて適当に奥の方へ放り込んでおけばいい。真ん中のLEDはヒジを曲げた時に伸びる側に開けた穴に接着して、ケーブルを上腕内側からヒジを曲げた時に縮む側へ回してコネクタに一番近いLEDは前側に開けた穴に接着する。

サーベルラック→上腕裏側→上腕内側→上腕前側
装甲取り付け用の凸部の邪魔にならないように逃がす

上腕の溝にケーブルをはわせてグルーガンでベタベタっと留める。装甲がギリギリなのでグルーが固化したら飛び出した部分をカッターで削って上腕部品と面一にしておく。

上腕内部のパーツには上下2段の長方形の穴がある。ここにコネクターを通して上腕内側へケーブルを持っていくんだが、この長方形の穴は左右から装甲取り付け用の凸部が刺さる部分なのでその凸部の邪魔にならない方に通す。

左腕は上側の長方形、右腕は下側の長方形にコネクターを通して上腕内側へケーブルを引き出す。

あとはケーブルを上へ引っ張っておいて左右から装甲を取り付けたらLEDの仕込みは終了。ケーブルはちょうど脇の下に出てくるから目立たないように背中側へ回して延長ハーネス30cmを取り付ける。

脚部のLED配線も腕部のLED配線も純正LEDキットと同じように背中にもってくることができたので、純正LEDキットと同じように専用スタンドの支持棒つたいに下へ降ろす。

4本のケーブルはマイクラフトの専用コントローラ(常時点灯8本用)へつなぐ。専用コントローラに電源をつなげばみごと点灯。

純正LEDキットと両方光らせると

ではビフォーアフターをご覧ください。

ビカビカ光っております。ウヒョー。バカですね。

ちなみに改造の説明では緑発光(覚醒バージョン)を使ってます。

つまり2体作ったということですね。バカですね。

LEDコントローラは8本用を買ったのでコントローラ1個で赤と緑の両方を光らせることができます。

おまけ

マイクラフトのLEDキットは、電源として「ボタン電池1個(3V)タイプ」「乾電池3個(4.5V)タイプ」「ACアダプタ(5V)」の3つが用意されている。3V〜5Vが適正電圧ってことね。

ユニコーンガンダム(赤・緑)はクリスマス飾りとしてピアノ教室の出窓(二重窓)に設置するんだが、二重窓なので電源はACアダプタは引っ張ってこれない。乾電池2本タイプに充電池で・・・ってことになるんだけど、単三形エネループだと電池容量が2000mAh。2本で4000mAh。ちょっと容量として心もとない。5VならUSBの規定電圧だからUSBモバイルバッテリーを使うことにした。最近は10000mAhとか20000mAhとか大容量モバイルバッテリーが安い。

マイクラフトのLEDコントローラのDCジャックは外径:3.4φ/内径:1.3φなのでこの情報を頼りにAmazonでUSBからDCプラグに変換するケーブルを購入。

さらに、純正LEDキットの電源も電池ボックスに細工して同じUSBモバイルバッテリーから電源を取るようにした。2体のユニコーンガンダムの純正LEDキットと追加LEDを全部1個のモバイルバッテリーで発光させるようにした。

PG ユニコーンガンダム LED追加(1)

ガンプラには縮尺や難易度によっていろいろなブランド(グレード)がある。『最新の技術を搭載し、内部構造にも外観の造型にも一切の妥協を許さない。ガンプラの究極の姿を具現化する最高峰ブランド(バンダイ ホビーサイトより)』がパーフェクトグレード。略してPG

んでそのPGの「ユニコーンガンダム」。劇中の変形機能の再現だけでなく、変形後の謎の発光現象を専用LEDを組み込んで再現できるのも特徴。

おおっ。光ってるぅ。超小型LEDを使えば細かい部品が詰まっているプラモデルにも発光を組み込めるようになったのね。むぎ球時代からおどろくほどの変化だ。

このユニコーンガンダムはアニメでは「部品全体が発光する」という設定になってる。しかし超小型LEDは点発光なので、ランプとか信号機とかを表現するには適してるけど、大きな部品全体が発光する様子を表現するのは難しい。

メーカーも試行錯誤したんだろう。発光する設定のパーツは蛍光塗料を練りこんだ半透明プラスチックにした。んで、隠れた部分に紫外線を多く含む紫色LEDを仕込む。パーツに練りこまれている蛍光塗料は紫外線を受けると蛍光発光する。これで部品全体がボワっと発光しているように見せる・・・・という方法を考案した。

興味深いアイディアだと思って期待してたんだけど、思ったほどボワっと光ってるようには見えないんだよね。結局、裏に仕込んである紫色のLEDの点発光が目立ってちょっとイメージ通りにはなってない感じ。太ももとか腰回りなんかは特にLEDが隠しきれてなくてLEDそのものの発光が悪目立ちしてる。上の写真だとヒザの部分とか足首付近、わきの下の部分なんかはいい感じで蛍光発光の効果がみえてるんだけどね。

まあ、それはいい。

そうなのか・・・いいのか。いや、ほんとは良くないんだけど、まあいい。このプラモデルにはもっと大きな問題があるんだ。

アニメでは、装甲が閉じた純白の「ユニコーンモード」と、装甲が開いて内部フレームが露出する「デストロイモード」の2種だった。

ところが、PGではプラモデルのオリジナル設定としてデストロイモードからさらに装甲が展開した「アンチェインドモード」が設定された。ところが肝心なこのオリジナル設定のアンチェインドモードで露出するフレーム部分はLEDがなくて光らない。

「上腕」「前腕のヒジ近く」「ふくらはぎの外側」「ふくらはぎの内側」のアンチェインドモードで露出する部分にLEDがなくて光らない!!!

せっかくのプラモデルのオリジナル設定がまったく活かされないというのはいったいどういう意図なんだ?企画会議とかで問題にならんかったのか、コレ。

ということで

ここ数年で超小型LEDがだいぶ安くなって入手しやすくなると同時にプラモデルなど模型の電飾に使いやすいように配線済みの超小型LEDが市販されるようになってきた。ので、そいつを使って足りないところにLEDを埋め込んでしまうというのが今回の記事。

使用したLEDキット

模型用LED専門ショップ「マイクラフト」(http://www.my-craft.jp/index.html)のチップLEDキットを使うことにした。自力じゃ半田付けなんて到底不可能な超小型LEDにケーブルを半田付けしてくれてるだけでなく、連結用のコネクタも付いてて、さらに専用コントローラを使えば面倒臭い抵抗計算もいらないという至れり尽くせりの優れもの。電源電圧は3〜5Vくらいを想定した設計になってるのもうれしい(電源にはUSBモバイルバッテリーを使いたかったので)。

ふくらはぎの電飾

マイクラフトのチップ型5連LEDランプを使って、ふくらはぎの内側2カ所、外側2カ所、それから上の写真では写ってないけど、後ろ側1カ所の計5カ所にLEDを仕込む。

まず、ふくらはぎの内部にある黒いパーツを裏から見るとちょうど目印に使えるマルいモールドがある。ここに3mmφくらいのドリルでグリグリっと穴を開けるとちょうどいいところに開口部ができる。

内側も外側も同じ部分に穴を開けたらチップ型5連LEDランプをグルーガンでベタベタと固めちゃう。このときLEDの発光部がちゃんと外側へ向くようにして接着すること。

どうせ見えない部分だから適当適当。5連LEDのうち真ん中の1個を間に残して前後の2個ずつをふくらはぎに接着する。連結用のコネクタはふくらはぎ内側部品の上に向かって終わるような配置で接着する。

↑こんな感じに仕上がる。LED間の配線の余分は凹み部分に適当に押し込んでおく。

次に、配線を背中まで持っていくために「延長ハーネス30cm」を付けて配線を延長しておく。配線はいったん折り返して足首近くにあるちょうどいいスキマがあるんでここにコネクタ部を収めて、ケーブルを上へ出す。

それぞれのパーツを取り付けるとこうなる↓

5連LEDの真ん中の1個はふくらはぎの後ろ部分(バーニアで隠れる部分)に適当に配置する。金属ケーブルなのでうまいことLEDが斜め下方向を向くようにしておけばグルーガンなどで固定しなくてもなんとかなるし、このLEDは接着しない方があとでふくらはぎのパーツをまた外すこともできる。

さて、ふくらはぎ内側の上部から引き出したケーブルの処理に移る。

まずはヒザ裏のパイプを表現しているパーツを取り外して、真ん中の出っ張り3カ所を削ってケーブルを通すスキマを作る。

ヒザ裏のど真ん中を通るようにケーブルを置いて、上からこのパーツをかぶせる。ちゃんと削れていればケーブルを上下に動かせるので、ケーブルを引っ張って目立たないようにきれいに収める。

最後は、純正LEDキットのケーブルと同じような感じで太もも内側にケーブルを通す部分を作る。

太もも内側のパーツは上下2つある。ケーブルを通すのに邪魔になる壁のような部分をニッパーとかカッターで適当に削ればOK。どうせ組み立てたら見えない部分だしすこし大きめにザクっと。

↑太もも内側の上装甲はこの写真の場所を参考にケーブルを通せる部分を作る。

↓太もも内側の下装甲は純正LEDキットのケーブルを通すためにもともとある壁の凹み部分を横へ広げる

作った凹みを通してケーブルを股関節へ出す

最後に、背中側のスカートの隙間から背中側へ引き出しておく。これで純正LEDキットの電源ケーブル接続位置と同じ場所へケーブルを引き出すことができる。

反対側の脚でも同じ作業をやってふくらはぎの電飾は完了。

上腕の電飾は次回。