MG νガンダム

RX-93
ν GUNDAM
E.S.F.S. AMURO RAY’S CUSTOMIZE MOBILE SUIT FOR NEW TYPE

DSC09783-pガンダムです。1993年公開の映画「逆襲のシャア」に登場したアムロ最後の乗機。初代ガンダムの印象を色濃く残しつつも15年の歳月(テレビ放送から本作までの実時間でも、物語上の設定時間でも15年)で洗練されたデザインにまとまってる。

全人類を次の段階(ニュータイプ)に昇華させることを夢見たシャアは密かに旧ジオン公国軍の残存兵力を糾合してネオ・ジオンを組織していた。シャアがもくろむのは地球に隕石を落下させ寒冷化によって人が住めない星にしてしまうこと。そうすれば全人類が宇宙生活者になるしかなく、激変する宇宙生活に適応できる能力を獲得した新人類(ニュータイプ)が多く生まれ、世界はより安定したものになるだろうというカナーリ飛躍しきった論理。しかしシャアの目的を見誤った地球連邦政府はネオ・ジオンが和平交渉に乗ってくると信じてしまい対応が後手にまわる。ブライトさん率いるロンド・ベル部隊は持てる権限を最大限利用して独自行動にでる。ロンド・ベル部隊のエースパイロットはアムロ・レイ。果たして隕石落下は防げるのか?!シャアが率いるネオ・ジオンと地球連邦軍とはいえ孤立無援状態のブライトさん率いるロンド・ベル部隊が地球の未来をかけて激突する。最後はシャアとアムロがモビルスーツで殴り合い。今風に言えばガチンコ勝負ってやつ? もうニュータイプとか革命とか人類の未来とかそんなのシャアにとってはアムロとケンカするための単なる言い訳にすぎない、そしてシャアはマザコンだったという衝撃的なオチ。

というストーリー・・・・だよな。

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テレビシリーズの続編Zガンダム、ZZガンダムで、ゴテゴテ感がぐわーっと盛り上がって、まさにヒーローロボット!!って感じになってしまったモビルスーツを、逆襲のシャアでは全体的に初代ガンダムのイメージを踏襲した比較的シンプルでわかりやすいデザインのモビルスーツに回帰してる。主人公機のνガンダムも、股間の赤地に黄色のVマークを筆頭に初代ガンダムのシルエットや記号をうまく残しつつ、背中に6本のフィンファンネルを位置をずらしながら取り付けてマント風のアクセントでなんとなく特別感を演出している。

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だいぶ昔に作ったやつなので、墨入れもつや消しスプレーもやってない。ただただ組み立てただけ。まあそれで満足していた時代もあったんです、私には。

もう古いからさ、プラの劣化が起きてる場所があって、背中のフィンファンネルなんてちょっと触るとバラバラっと外れてしまう。6枚の板を慎重につなぎなおすのが面倒、面倒。とてもポーズなんてとらせる余裕なし。ということで立ちん坊の写真2枚。やる気なし夫。

宇宙戦艦ヤマトの左舷

初代宇宙戦艦ヤマトのリメイク作品「宇宙戦艦ヤマト2199」が熱い。どれほど面白いかは書き始めたら明日になるくらい書き続けてしまいそうだから書かない。気になる人は劇場でもツタヤでもテレビでも好きなもので見てくれ。第5章は特に熱い。細けぇことはいいんだよぉ。気にすんな。男なら(女でもいいけど)ここは一気に押しまくれ!押して、押して、押しまくれっ!!第18話まで見終わったんだが、ここでふと感想。

左舷の人、かわいそう。

うーん、どうも左舷がよく被弾してる。右舷も被弾してるんだろうけど、船体に穴が開いたりガリガリこすって削れたりするシーンは左舷ばかりのような気がする。オレ、昔は第三艦橋担当はいやだなあと思ってたけど、今は左舷担当は勘弁してほしいって感じ。だって左舷ばっかりボカン、ボカンやられてるんだもん。もっと右舷にも撃ちこめよ>ガミラス艦。

いや、右舷も撃たれてると思う。ヤマトの右舷に向かってガ艦の赤いビームがいっぱい飛んでってるし。たぶん理由はアレだ。ヤマトが画面の右から左に進んでるのが原因だな。

2199

テレビの右側に地球があって、イスカンダル星はテレビの左側。で、ヤマトは右から左に向かってせっせと旅をしてる。だからテレビにはヤマトの左舷ばっかり映ってる。→ビーム直撃シーンも左舷ばかりが映る。→左舷の人かわいそう。

まあヤマトが右にいったり左にいったりしたら見にくくてしょうがないからな。右から左へ向かって16万8千光年の旅を続けてくれ。応援してるぜ。

エチルヘキサン酸の怪が解決

国内の化粧品では全成分表示が義務づけられている。具体的な成分の名称まで法律で決められてはないが、各社が勝手にやるとわけわからんことになるので日本化粧品工業連合会(粧工連)が作成する「化粧品の成分表示名称リスト」に書かれている名称を使用するというのが業界ルールになっている。

この表示名称は、粧工連のホームページで検索することもできるし、日本化粧品成分表示名称事典という書籍でみることもできる。しかし、長年にわたって両者に不可解な齟齬があった。詳しいことは「エチルヘキサン酸の怪」を読んでください。ひと言で言うと、同じIDで管理されている成分の名称がホームページでは「オクタン酸ホニャララ」になっていて事典では「エチルヘキサン酸ホニャララ」になっているということ。

オクタン酸やオクチルという名称はその成分の分子構造からすると間違った呼称で、エチルヘキサン酸やエチルヘキシルという名称の方が分子構造を正しく表現しているので、事典第1版では「オクタン酸」「オクチル」にしていた名称を事典第2版では「エチルヘキサン酸」「エチルヘキシル」に書き換えたのは正しいと言えば正しい。しかし、化粧品の成分表示名称リストには「いったん決定した名称は変更しない」というルールがある。このルールに従うなら「オクタン酸」「オクチル」を使った表示名称はそのまま残しておいて、新たに「エチルヘキサン酸」「エチルヘキシル」を使った表示名称を追加登録する必要がある。ただ変更の決断が全成分表示制度が始まって日が浅いころだったから「今ならまだ間に合う派」(事典)と「ルールはルールだ派」(ホームページ)で見解が分かれちまってたんじゃないかなぁ(個人の感想であり、本件の真相を確約するものではありません by TVショッピング)。

それもこれも今年4月に発売になった事典第3版で、ルールはルールだ派の勝利で決着したことが判明。第2版でエチルヘキサン酸やエチルヘキシルに書き換えられていた表示名称は全て第1版のとおりオクタン酸やオクチルに戻されてました。同時に対応するエチルヘキサン酸やエチルヘキシルの表示名称が追加されていて、これへ移行するように指示が加えてある。

はあぁぁぁぁぁぁあぁぁぁあぁぁぁ・・・・・・・・・・・(ため息)

Cosmetic-Info.jpは事典準拠でやってるんだよなあ。まったくもう面倒くさいけどひとつずつチマチマと修正したよ、この週末で。たぶん見落としはないと思うけど。見つけたら教えてね>親切な人。