今週の東京スカイツリー(12)

 なんとか東京スカイツリーの開業前に完成しそうな我が家の東京スカイツリー。

 完成直前ですが、ここで寄り道。初回生産品だけの限定アイテム。1/700東京スカイツリーと同スケールの「ガンダム」です。ガンダムの全高は18メートル(=1800センチメートル)なので700で割り算すると2.57センチメートル。ち、ちっちぇー。部品はたった2つ。それにしてもこんな小さいのによくもまあ細かくできてるなあ。肩部装甲、胸部上面の分割線や前腕、太もも、膝部のパネル表現などから2009年お台場に展示されて話題になった実物大ガンダムをモデル化したもののようだ。

 さて、この小さな小さなガンプラをこのまま東京スカイツリーと並べてもつまんない。それなりに塗装しないとならんだろうな。あー、オレ、塗装が苦手なんだよな。

 ペットボトルのミネラルウォーターを飲む。キャップを裏返してそこにマーカーペン式の塗料を出す。それを爪楊枝につけて塗る。こんだけ小さいと爪楊枝がちょうどいい。分割線は墨入れ用の極細ペンで。


 なんとかかんとか塗装終了。他に作った1/700ボーイング747、1/700スペースシャトルと並べてみると、ガンダムってそれほど大きいものじゃないのね。

 東京スカイツリーの話なのにガンダムしか出てこないのもなんなので、東京スカイツリーと比較。「見ろ、ガンダムがゴミのようだ!」(by ムスカ)。動くわけじゃないにしても人類はここまで巨大な構造物を作り上げてしまったのかと、感動ひとしお。さあ、東京スカイツリー完成に向けてラストスパートだ。

今週の東京スカイツリー(11)

 難工事だった第一展望台下までの作成が終わって以来、かなりいいペースで進んでいる。今週は第一展望台から第二展望台にかけての部分が完成した。

 LEDやモーター、制御基盤などが内蔵されている部品の周囲に皮のように部品を取り付けていく感じ。第一展望台と第二展望台をつなぐ骨格部分にまたもや複雑な鉄骨構造体があったけど、まあ今までの部分に比べたら小さい小さい。サクサクっと完了。

 展望台部分ができあがったので、合体!

 おおっ! 結構な大きさになったなあ。下から見上げるアングルでの写真がよりいっそうかっこいい。あとは第二展望台上部と最後はゲイン塔だ。

葉問 序章/イップ・マン 葉問

 ジャッキー・チェン好きです。全盛期の体を張ったアクションは今見ても色あせることがない。ジャッキーをきっかけに香港アクション映画を知ると、こんどは元祖というべきブルース・リーが気になる。ブルース・リーの作品は少ないけど「燃えよドラゴン」を観ればもう十分気分はブルース・リー。アチョー!!

 そのブルース・リーが若かりしころに学んでいたのが「詠春拳」。そしてブルース・リーに詠春拳を指導した師匠がイップ・マン(葉問)。中国語で「葉問」と書いてイップ・マンと読むらしい。映画「葉問 序章」は、のちにブルース・リーの師匠となる葉問の太平洋戦争時代の生活を描いた作品。

 幸せに暮らしていたイップ・マン一家。しかし日中戦争で日本軍が進駐してきて生活は一変。食うや食わず、生きるだけで精一杯の生活に陥る。あんなことやこんなこといろいろあって、最後には自らの信念を貫くために日本軍の指揮官「三浦」と異種格闘技(空手vs詠春拳)をするって話。

 カッコいい!! 主演のドニー・イェンがカッコよすぎですよ。人情に厚く、質素、礼儀正しく、にこやかで謙虚でそれでいてすごい強い、最強、向かう所敵なし! そのくせ美人の奥さんにはまったく頭が上がらない(笑)。もうまさに日本人好みのヒーロー。

 日中戦争時の苦しい生活と日本軍人との対決が物語の中心なので反日映画と受け取られることも多いようだけど、そんな感じはしなかったな。冷戦時代に悪行三昧のロシア人を木っ端微塵にやっつけてたハリウッド映画に比べりゃ十分抑制の利いた描き方だと思う。まあ目の前で日本人の悪行を見せられるのは楽しいものではないけど。というかそんな細けえことは見終わったあとにボーッと考えるくらいで、映画見てる最中はそんなことに思いを巡らせることもないくらいドニー・イェンがカッコいい。メチャメチャ強いっすよ、ドニー・イェン。メチャメチャいい人ですよ、ドニー・イェン。奥さんが美人すぎですよドニー・イェン。

 イップ・マン役のドニー・イェンがあまりにカッコよかったので「葉問 序章」の続編「イップ・マン 葉問」も見た。こっちはイギリス統治下の香港で悪行三昧のイギリス人とイップ・マンが異種格闘技(ボクシングvs詠春拳)することになっちゃう話。構図としては前作と同じだけど悪役が日本人からイギリス人になってるので反日感情が気になる人もこっちなら大丈夫。アポロを殺されてロシア人に復讐するロッキー4みたいな話。っていうかアポロ→サモ・ハン・キンポー、ロッキー→ドニー・イェンで置き換えればそのまんま(笑)。前作と比べるとワイヤーアクションが増えていてちょっと魅力減だし、ボクサーが相手というのもちょっとアレ。同じ異種格闘技とはいえ前作の空手vs詠春拳と比べるとエンターテイメント映画な要素が強く見えちゃう。でもさ、ジャッキー・チェンが年を取って往年のカンフー映画がほとんど見られなくなった中で、久々に血湧き肉踊るカンフー映画に出会えたよ。ドニー・イェン、カッコいいぞ。奥さん役の人が美人すぎるぞ。