「エアガン」タグアーカイブ

スカーH フラット・ダークアース

神奈川県は全国でも珍しく「エアガン」が青少年の健全な育成に対して有害な物品であると条例で指定されている(猥雑な言い方をすればエロ本と同じ扱い)。そのため神奈川県内のエアガンショップはたとえ保護者同伴であっても18歳未満は入店することすら許されない。当時息子は、エアガンの雑誌を読んで18歳になるその日を指折り数えて待っておったものだ(まあときどき秋葉原のエアガンショップには行ってたけど)。可愛かったのぉ〜(遠い目)。18歳の誕生日に横浜のエアガンショップへ親子で突入。案の定、店員さんに年齢確認でお声がけいただき、息子は自信たっぷりに生徒手帳の生年月日欄を見せて無事入店。可愛かったのぉ〜(遠い目)。

今日のお題の東京マルイ製「スカーH フラット・ダークアース」はそのとき誕生日祝いにわたしが買ってあげた1挺。

息子は愛銃として何度かサバゲーに連れて行ってたが、まもなくコロナ禍に突入、以来エアガンは部屋撃ちする程度。めっきり撃つ機会が減りそして就職が決まり一人暮らしを始めるにあたって重くてデカいこの銃は実家で無期限お預かり品となりましたとさ。

実は、わたしはフラットダークアース(FDE)色の銃は嫌いではないが好きでもない。だからFDE色の銃はひとつも持ってない。そして、長モノのストックは細くて丸いパイプにゴツゴツしたストックがついてて、スコスコって伸び縮みするいわゆるM4系ストックが好きで、スカーのようなパイプがなくてヌルッとした感じのストックはあまり好みじゃない。しかも折りたたみ式ストックも好きじゃない。つまり息子が実家に託したこの銃は多くの点でわたしの好物ではないので、長らく押入れの中で眠ってた。

しかし、いつまで経っても息子がこの銃を引き取りに来る気配がないし、ただ押し入れにしまっておくのももったいないなあと思い・・・・せっかくだからこいつを好き放題いじりまくって私好みに変えてしまおうと決断したわけだ。

フラッシュハイダー&サイレンサー型銃火機能付きトレーサー

まずは黒い箱に入った何かを購入。

黒い箱から出てきたのは、銃口の先端に取り付けるフラッシュハイダーとか呼ばれてるもの。

取り替えると。

先端の形状はほぼそっくりで、後ろ半分がなくなって短くなったような感じだね。銃の全長が短くなっただけで、あんま変わんないね。

うほっ?!

実は、このフラッシュハイダーは、専用のサイレンサーを簡単に付けたり外したりできる取り付けアダプターになってます。専用のサイレンサーをカチャっとはめると

この太くてカッコいいサイレンサーは、夜光塗料を練り込んだプラ玉を発光させて弾道が光って見える「トレーサー機能」と、前面に配置してあるLEDがオレンジ色に光ってまるで本当に銃を撃ってるかのような「火炎機能」が楽しめる Acetech社の「Predator MKIII」です。

エイミングデバイス

さて次はどうするかというと、ライト、レーザー、赤外線などが一体になった照準補助装置(エイミングデバイス)を取り付けることにする。カスタマイズの定番だね。エイミングデバイスはすでにPEQ-15、DBAL-A2、MAWL-C1といろいろ買って他の長モノに取り付けてる。せっかく買うならまだ持ってないタイプがいい。そうすると、手頃に入手できるのは CQBL-1 か NGAL くらい。

CQBL-1 は真ん中に光源があって、スカーのトップレールに取り付けると前方のアイアンサイトを立ち上げたら使えなくなってしまう。消去法で NGALタイプで決定。(実はあとになってDBAL-D2ってのもあることに気づいて・・・まあそのうち買うかな)

これは NGAL タイプのエイミングデバイスのように見えますが、ただの「プラスチック箱」です。スイッチは動かないし中身空っぽなのでLEDもレーザーも出ないただのプラ箱。でも俺の銃じゃないし、プラ箱で十分見栄えはするのでOK。プラ箱万歳。

ホロサイト型ドットサイト

さらに次に出てきた黒い箱はなんでしょうか。

EO Tech社のホロサイト・・・っぽく見える SOTAC社のドットサイト。いわゆる「パチホロ」です。ホロサイトなんて高くて買えないヨ。でも本物のホロサイトを見たことがないので問題ない。パチホロでもドットサイトとしては普通に使えるので問題ない。普通に使えるドットサイトを乗せてあるだけでもありがたいと思え→息子。

マグニファイア

ついでに、セットで付いてきたマグニファイア(拡大レンズ)も取り付けるぜ。セットで安かったからね。

3倍拡大のマグニファイア。使わない時はカチャっと横に倒しておく。意味もなくカチャカチャやって大満足。マグニファイアをカチャカチャしてるだけでご飯3杯いけそうです。

おおっ、なんかカッコよくなってますね。でも、これくらいだと普通かな。いじりたおすんならまだまだこれからでしょう。

分解

さて、次はどうしましょうかね。ということで

分解しました。

バレル延長

あ、それと、スカーHの箱を開けたらバレル(銃身)を長くするパーツが付属してるのを発見。ハイダーをサイレンサーのアダプタに付け替えてバレルが短くなってしまってたからこれに付け替えてバレルを伸ばしたよ。長いバレルの先端にぶっといサイレンサーが付いてる。いいねぇ、好きなバランスだわ。

M4ストックパイプ&リポバッテリー化

閑話休題。本体を分解してなにをするかというと、ヌルッとした感じの、しかもあろうことか折りたたみ式のストックを、私好みの細くて丸いパイプとスコスコっと伸びたり縮んだりするM4風のストックに交換するのである。

東京マルイのスカーHのストックをM4ストックパイプに置き換えるアダプターは調べた限りで2種類売ってた。どちらも電動ガン用にバッテリー配線を本体へ通す穴が空いているし、取り付け方法もよく似てるんだけど、銃本体とアダプターをネジ2本かネジ1本で取り付けるのかという違いが大きい。もともとのスカーHはストック基部と本体が2本のネジで留めてあるので、同じネジ穴で2本で留める「Laylax 東京マルイ 次世代 SCAR用 ストックベース」にした。

この銃は電気モーターで圧縮した空気を使ってプラ玉を飛ばす「電動ガン」なので、銃の中には電気モーター、バッテリー、トリガースイッチなど電気部品や歯車、配線などが詰まってる。そして東京マルイのスカーHではストックの中が「ミニSバッテリー」というバッテリーを収納するスペースになっている。つまりこのストックを交換するということは、単にストックを取り替えるだけでなくて、新しいストックにもバッテリーの格納スペースの確保と、バッテリーと本体をつなぐ配線を引き直す必要があるということ。

これがなかなかめんどくさそう。M4系のストックパイプは細いのでどうがんばってもパイプの中にミニSバッテリーが入らない。そこで、本体からパイプ内部を通ってストックへ配線を出してストック本体にバッテリースペースを作るとか、配線をパイプへ通さず外へ出してそのまま目立たないように前方へ配線してエイミングデバイス風のプラ箱の中をバッテリースペースにするといった方法もある。今回は、バッテリーをミニSバッテリーより半分くらい細い「GIGA TEC EVOリポバッテリー 7.4V/1200mAh ベクター&ストックパイプイン」を使ってM4ストックパイプの中に「バッテリー」「20Aヒューズ」「配線」全部をきれいに収めることをめざす。

ミニSバッテリー(下)とストックパイプインリポバッテリー(上)

そうなるとストックパイプ選びが重要になる。パイプ内部の空間ができるだけ広い必要があるのでショートタイプは絶対ダメ。エアガンショップで良さそうな電動ガン用のM4ストップパイプを物色していたら、パイプ側面に大きく切り欠きを作ってある「LAYLAX ライトウエイト12ポジションM4ストックパイプ(東京マルイ電動ガンスタンダードタイプ)」なるものを発見。ストックパイプの一部を切り欠くことで少しでも収納スペースが広がるのは貴重だ。

コネクターやケーブルの形式やサイズを写真とメモにして電子工作部品のお店へ行って必要な部品を調達。

ヒューズはこれもスペースをとらない小さな「平型ヒューズ」を採用。

電気工作なんて数十年ぶりだ。物置の奥からハンダゴテやらワイヤストリッパーやらを引っ張り出してきて、いざ配線工事開始。

配線自体はそう難しいものではない。本体側のコネクタとバッテリー側のコネクタを+と-を間違えないように繋いで、配線の1本は途中に平型ヒューズを交換可能な形ではさんでおく。ショートしないように熱収縮チューブや絶縁テープで絶縁しておくのも忘れないように。数十年ぶりの電気工作とはいえ、このくらいならホイホイと配線完成。

バッテリーをつないで、ストックパイプの中へスルスルッといい感じで滑り込ませてエンドキャップをねじ止めする。

ネットでは、オリジナルのストックから配線を切り出して流用する方法を紹介しているところもあるけど、わたしは本体内部のコネクターのところから新造したので、オリジナルの配線はそのままだから元に戻すことも簡単。いちおう息子のエアガンだから、簡単に戻せるようにしておいたほうがいいよな。いい父親だ、オレ。

ストック

配線がパイプ内部で完結してるから、ストックは選び放題。もともとのスカーHのストックの印象を残しつつ、私の大好きなゴツゴツした感じのM4系ストックを探そう!

エアガンのネットショップをあちこち見て回って、見つけました。Luth-AR社の「MBA-3 CARBINE BUTTSTOCK」・・・・のレプリカ。

頬付が上下前後に、肩付が前後に位置調整可能。いちいちネジを緩めたり外したりがめんどくさいから1回調整したらもう2度と動かさないだろうけど、この調整できるゴチャゴチャ感がめちゃくちゃかっこいい。下部には20mmレールがあるんで、モノポッドを付けるとさらにかっこいいかも。

おおっ、なかなかいい感じに仕上がってきたぞ。

どんどんやっちゃうぞ。

グレネードランチャー

お次は、こうだ!

グレネードランチャー!! 投擲弾(投げ爆弾)を遠くまで放り投げるために作られた擲弾発射器がグレネードランチャー。直径4cmくらいの爆弾をセットして引き金を引くとボーン!と爆弾が遠くまで飛んでいく武器。

エアガンの場合、そんなデカい玉を打ち出すわけにいかない。擲弾とよく似た形をしたBB弾発射用のカートリッジが販売されている。

これにBB弾を大量に詰めて、発射用のガスも注入する。カートリッジの後ろにあるポチッとなの部分を押すと注入してあるガスが吹き出して詰めてあったBB弾がいっせいにドバッ!!と打ち出される。ド派手なBB弾発射機だ。

買ったのは「FN Mk13 EGLMタイプグレネードランチャー Dark Earth STD Ver.」・・・・のレプリカ。最初のうちはすり合わせが悪くて動きが渋かったけど、バリを削ったり何度かガチャガチャやってるうちにスムーズに動くようになった。

さて、カートリッジをランチャーにセットする。銃身を前方へずらしてグレネード弾をカポッとセットして、銃身を手前に引いてガチャっととめたら準備完了。このガチャ、カポッ、ガチャが気持ちいい。

グレネードランチャーの引き金を引くと、カートリッジ内の液化フロンがいっきに気化して、ボン!っていう音といっしょに気化しきれなかった液が霧状に噴き出す。まるで硝煙のようにも見えて気分があがる!! グレネードランチャーすげえ。

大きな音を出してすみません。ご近所さん。

もういいかげんこれで十分、これ以上何するんだ?ってか、やりすぎなんじゃ?ってとこまできてるような気もするが、まだもう一声いけるんじゃないかな?な?

バイポッド

いろんなパーツをモリモリに取り付けたので、すでに手で持ち上げるのが大変。こんなもんどうやって撃つんだよ。ってくらいに重い。こうなると両手で構えて撃つより地面とか台に置いて撃つのが正解だな・・・となると必要なのはバイポッド。

一般的なバイポッドは銃の下面に取り付けるんだけど、下面はグレネードランチャが付いてるから側面取り付けのバイポッドが必要。ネットショップや実店舗で側面取り付けのバイポットを探したんだけどこれがなかなか見つからない。あるにはあるんだけど、どれも取り付け部分が最近流行りの「M-lok」方式のものばかり。「ピカティニー・レール」方式の側面取り付けバイポッドが見つからない。

探して探して探してようやく発見。「NcSTAR KPM サイドバイポッド」。海外の珍しいエアガン用パーツをいろいろ取り扱ってるショップに1個だけ在庫があった。ラッキー。

ところが下面にぶら下がっているグレネードランチャーが思いのほか横に張り出していて、取り付けがうまくいかない。

そこで、スコープやドットサイトなどの光学機器の取り付け位置をかさ上げするために使う「マウントベース」を両側面に取り付けて少し両側へオフセットさせてサイドバイポッドを取り付けた。ナイスアイディア。

このバイポッドは、ビヨーンと長さを何段階かに調整できるだけじゃなくて、先端部分がコンクリートなど硬い地面用のラバーと土など柔らかい地面用のスパイクにカチャカチャっと切り替えられる!ウヒョーかっこいい。家で使うと床に穴あけちゃうので危険。

スリング&スリングアタッチメント

さて、ここまでの重量物になると、持ち歩くのに両手で持っても重い。肩掛けの紐がないとどうにもならない。肩掛け紐には東京マルイ「クイックアジャスト・ツーポイントスリング コヨーテ・ブラウン」をつけることにした。

スリング後端の取り付けはストックとストックパイプ基部の2箇所にQDスイベルホールがあるので東京マルイ「QDスリングスイベル」を使うことに。取り付けようとして気づいたけど、ストックにあるQD穴はわずかに小さくてマルイのQDスリングスイベルが刺さらない。さすが中華パチモノ。まあストックパイプ基部にはちゃんと取り付けられたのでこれでよし。

スリング前端の取り付けも2箇所つくった。ハンドガード前端にもともと付いているスリング取り付け用金具にはスリングに付属している金属リングをつけて1箇所。上面ピカティニーレールのエイミングデバイスのすぐ後ろに「MAGPUL スリングアダプター RSA」・・・のレプリカを付けてもう1箇所。状況に合わせてどちらかにスリングのフックを引っ掛けて使う。

おおっ、これがあのスカーHかと思うほどの見事な変貌ぶり。息子の置き土産をこころゆくまでいじり倒して満足じゃ、満足じゃ。

東京マルイ M4A1 MWS + HERA Arms CQR

2015年に発売された東京マルイのガスブローバックマシンガン「M4A1 MWS」。

圧縮ガスの膨張力でガコガコっていう反動がたまらなく気持ちいいガスブローバックエアガン。そのガスブローバックで長物が楽しめたらいいなあと思っていたところに、安心安定の東京マルイから発売とあって期待丸出しで発売当日に買ったなあ。あれからもう8年か。

PEQ風プラ箱とドットサイト付けただけ

ドットサイトと、エイミングデバイス(っぽいただのプラ箱)を取り付けただけ。ほぼ素のまま使ってきたんだけど、そろそろなんかドレスアップしたくなってきた。

さて、どうしたものか、インターネットでガンショップのホームページをパラパラと眺めていた時にビビッとくるかっこいいアサルトライフルを発見。ICS Airsoft社の電動エアガン「HERA ARMS CQR」

人間工学っぽい特徴的な形のフロントグリップと、ピストルグリップとストックが一体化したこれまた特徴的な固定ストックは、M4をP90っぽくしたような、なんて未来感のあるデザインなんでしょう。P90が大好きな私にはもうたまらん! かっこいい、これ欲しい!! ほしいけど、電動ガンでしかも海外メーカー品か・・・。ガスブローバック式で安心安定の東京マルイ製がいいんだけどなぁ。

調べたら、この特徴的なデザインのフロントグリップとストックは実銃用パーツを作ってるドイツのHERA Arms社がCQR PlatformというブランドでM4/AR-15用に販売しているもの。ICS Airsoft社がHERA Arms社からライセンスを得て作ったM4系電動ガンがこれ。もとネタになっているフロントグリップ、ストックは、実銃のM4/AR-15系アサルトライフル用に販売されている

と、い・う・こ・と・は

HERA Arms社は実銃のM4/AR-15系のアサルトライフル用にパーツを製造販売してるんだから、それを買えば東京マルイのM4A1 MWSに取り付けできるんでないのか? 東京マルイのM4A1ガスブロが、実銃のM4A1と寸法がピッタリ合ってれば、だけど。

ネットで「HERA Arms CQR マルイ M4」で検索、検索。ほとんど事例がないんだけど、あるトイガンショップがバッチリそのまま、東京マルイのM4A1 MWSにHERA Arms CQRのフロントグリップとストックを取り付けてみた事例を紹介しているページを発見。それによると『加工一切なしでポン付けできました』とのこと。イエーイ! 一切加工なし、ポン付け、サイコー!! 結構なお値段するけど思い切ってポチっとなぁ。

イエーイ! 一切加工なし、ポン付け、サイコーなパーツが到着。そして開封。そして並べる。そして満足。

東京マルイM4A1 MWSとHERA ArmsのCQRプラットフォーム

P90ダイスキーなわたしは並べただけでもうご飯3杯いける。いいぞ、これ。ワクワクするよ。フロントグリップはハンドガードの20mmレールに取り付けるだけなので説明書もない。ストックの組みつけがちょっとだけ手間がいる。面倒くさそうなストックの組みつけから始めよう。

まずは、MWSのグリップの下から長い六角レンチを差し込んでネジを外す。ネジがスゲェ固くてびっくり。なんとか力まかせに抜き終わってネジを見たらネジ山に赤いなにかが付いてたからネジロックの最強タイプが塗ってあったようだ。ネジロックの赤はドライヤーで加熱しないと取れない強力なネジ接着剤。どうりで固かったわけだ。かなり手こずったもののグリップはこのネジ1本抜くだけで簡単に取り外せる。

グリップ下からグリップを固定しているネジを外す

なお、銃本体側にはネジを受けるためのナットが入ってて、グリップを外すとこのナットもポロッと取れちゃうのでなくさないように。HERA Armsの固定ストックを取り付ける時にまた使うから。

次にストックを取り外す。これは簡単すぎるくらい簡単。伸縮式ストックのストッパーを手で引き下げたまま引き抜けばスポッと抜ける。

グリップとストックを取り外した

グリップとストックを外したら、ストックパイプの後ろから HERA Armsの固定ストックをグイッと差し込む。ちょっとキツかったけどまあなんとか入った。

あまりにキツくて差し込めない場合は、ストック側面のトルクスネジ(星形ネジ)をちょっとだけゆるめるといいよって組み立て説明書に書いてあることに後で気づいた。

さて、さきほど取り外したMWSのグリップを固定していたネジを使って、HERA Armsの固定ストックのグリップ部分をネジ止めする。

グリップ部分をネジで固定(ちょっとむずかしい)

気をつけないといけないのは、グリップの形状の問題でネジに対して六角レンチが斜めにしか入らないこと。むりに普通の六角レンチを使ったらネジ山を壊してしまう。説明書に書いてあるとおり、斜めからでも回せるように先端が丸くなっているボールポイントレンチが必要。

固定できたら、グリップカバーを取り付けて、側面の穴に付属のQDホールを取り付けて、グリップ右側面の長方形の穴に付属のゴムキャップ(実銃だとここに何かのバネを入れるらしい)を差し込む。

これでストックの組みつけ完了。

HERA Arms CQR BUTTSTOCKを取り付けた状態

うをおををおををををををおを・・・・かっこいい、かっこいいでしょ。ストックをつけただけでこのカッコよさ。グリップとストックが一体化してる特徴的なデザインがたまらん。実用性?知らん。しょせんオモチャの鉄砲なんだからカッコよければいい・・・はず。

最後はフロントグリップだ。これはすごーく簡単。いったん固定用のネジ2本を抜いて、ハンドガード前方からレールの溝に沿ってフロントグリップをすべり入れて、ちょうどいいところで溝にネジ2本を通して固定したらあっけなく完了。

東京マルイM4A1 MWS+HERA Arms CQR

いい、いい、すごくいい。P90ダイスキーなわたしに最高の一品だ。

だが、できあがってみると気になる点もある。

リングが邪魔で大きな隙間ができる。

ハンドガードの付け根にある固定用リングが邪魔でフロントグリップとレシーバーが離れてしまうんだよね。東京マルイのHK416Dみたいにハンドガードとレシーバーがきれいに繋がってればよかったんだけど。

とりあえず、リングとぶつかる部分を削ってやれば、上の写真の位置まで近づけることができる。んじゃ、削りましょうかね。

実は、HERA Arms CQRフロントグリップには、第2世代があってこれのデザインはまさにレシーバー側のレール部分が削れている。

HERA Arms CQR フォアグリップ Gen.2

HERA Arms社のホームページにある第1世代と第2世代の製品写真を大きさを合わせて重ねてみるとよくわかる。

Gen.1 と Gen.2 の比較

レシーバー側のレール部分が斜めにカットされていてMWSのハンドガード固定リングと干渉しないように見えるし、しかもしかもその下側部分はレシーバーのマガジンを差し込むところを囲んでいる丸みを帯びた出っ張りをうまいこと避けてくれそうなデザインにもなってる。わたしが求めていたのはこれなんじゃないか? あちゃぁ、買う前に気づくべきだったなあ。

ネットでフロントグリップのGen.2を探すとタンカラーの在庫は見かけるけど、ブラックは売り切ればかり。まあしょうがない。また輸入されたら買うとして、Gen.2のデザインを参考に斜めに削ってみるとするか。

プラスチック用ノコギリでざっくり斜めに切って、荒目の金ヤスリでガリガリと形を整えて、プラモ用のヤスリで仕上げ。30分くらいで完了。

ビフォー・アフターをどうぞ

ビフォー
あふたー

グリップの後端を斜めにカットしたことでフロントグリップをレシーバー側へ寄せることができたので一体感が増した。最初っからこの形だったんじゃないかと思えるほどのピッタリ感。サイコーだ。

せっかくQDホールがあるので、東京マルイのQDスリングスイベルに東京マルイのタクティカルスリングをぶら下げてみた。

ありゃ?スリング付けると急に未来感がなくなるな。なんか普通に戦場にありそう感がある。うーん、スリングは付けない方がいいかも。

ウヒョー。かっこいいぞ。

東京マルイM4A1 MWSガスブローバックとHARA Arms CQRでP90っぽい銃を作ろう。でした。


後日談

仕事で都内に出たついでに秋葉原のエアガンショップに寄ったら、HERA Arms CQR フロントグリップ(第2世代)の黒が売ってたんで、サクッと買ってきました。最後の1個で店頭に展示してあったもの。

んで、取り付けてみた。

↑ああ、そうそう、こういうことよ。なんかあっさり解決。

で、あっさりと用無しになってしまった第1世代のフロントグリップはというと、息子がタダなら引き取ってやるというので差し上げました。

東京マルイ HK416D に取り付けられて余生を過ごすことになりました。HK416D はハンドガード基部にリング状の部品がないからこうなることがわかってれば削る必要はなかったんですが、まあいいでしょう。

ガンラック

エアガン買うのはいいんだけど、サバゲーに行くわけでもなく、忙しくてシューティングレンジ(エアガン用射撃場)もそんなにしょっちゅう行けるわけでなく(横浜駅前にあったASOBIBA 横浜店が閉店になったのは超痛い)、お座敷シューティングできるほど部屋は広くないしで、ほぼ「見て楽しむ」のがメインになってる。

見て楽しむなら「飾る」のが重要だ。

長物が増えてきたので、市販の木製ライフルラック(3丁用)を2台と同サイズの棚を買ってご満悦。金で解決だ。

しかし、ハンドガンと、ライフルラックには長さの足りないサブマシンガンをどうするかという問題が残った。解決方法は簡単。ネットでちょっと検索すれば事例は山ほど出てくる。

壁にフックをつけてひっかける。

ということで私もやることにした。

やると決めたのはいいんだが、わたしは忙しい。忙しいフリで忙しいだけだろという人もいるが、そんなことはない。断じてない。プラモデルを作ったり、パソコンいじったり、エアガンを愛でたり、ブログ書いたりで忙しいんです。マジで。

まずは、とりあえずでいいので、チャチャっとそれっぽく作れないかなぁ・・・と思ってチャリに乗って2駅となりのホームセンターへ。

ワイヤーネットを買って、専用のフックをあちこちに取り付けるのが一番楽そうなんだけど、不要になったときに処分が面倒だなあと考え直し。木製なら不要になっても電ノコで小さく切って燃せるゴミで簡単処分できるから木で作ろう! 自転車で持ち帰りできる最大サイズの 1×10(ワンバイテン)材と木ネジで留めるJ型フックを何種類か買ってきたよ。

作るのは簡単。板を床に置いてエアガンを並べて、フックの取り付け位置を決める。ドリルで下穴開けて、フックをネジ留めしていく。出来上がったら板を壁に斜めに立てかける。下はすべらないようにガンラックで押さえて完成。

賃貸アパートなので、板の上辺で壁に当たる部分にはキズ防止用のフェルト生地のシールを貼っておく。

板を買って、フックをつけて、壁に立てかけて完了という超絶やっつけ仕事で作ったにしてはよくできました。自画自賛。これを眺めながらカップヌードル食べるの最高!!ペヤングソース焼きそばでもOK。

妙なスキマがあるのは・・・・何か買って埋めろという私の心の声が反映された結果なのでしょう。何買おうかな。