短いM4を作ろう(3)

お気に入りのカスタムパーツを組み合わせて M4 PDW を作る

  • 東京マルイ M4A1 カービン
  • Angry Gun ボルトストップ Gen.2 Geissele Maritime 東京マルイ M4 MWS用
  • BJ Tac アンチローテーションリンク (東京マルイMWS用)
  • BJ Tac RADIAN タイプ アンビセーフティセレクター

Angry Gun ボルトストップ Gen.2 Geissele Maritime 東京マルイ M4 MWS用

ボタンが大きくカクカクしてカッコいい Geissele 社のボルトキャッチに一目惚れ。最初は、BJ Tac 社の Geissele タイプ ボルトキャッチ (東京マルイMWS用)を買ったんだけど、回転軸が別パーツになっててしかも付属する回転軸が2種類ついてて2種類とも使い物にならんどころかそもそも回転軸を入れる穴の形も変。これは実銃用とよく似た形状なので MWS用って言ってるけど MWS 互換ユニット用なのかな。くそー、これだから海外パーツはあてにならん・・・とブツブツ文句を言いながら。

それで次は Angry Gun 社のボルトストップ Gen.2 Geissele Maritime 東京マルイ M4 MWS用を買ってきた。商品写真では回転軸が純正のボルトキャッチと同じ形状なので大丈夫そうだけど、心配なので秋葉原の実店舗へ行って現物確認して買ってきたよ。

こいつは問題なさそう。付属のボルトキャッチスプリングを穴に入れて、スプリングにボルトキャッチを引っ掛けて、ボルトキャッチがハンマーユニットをまたぐようにはめる。

実は、この時点では気づかなかったんだけど、のちにボルトストップがかからない問題が発覚することに。ひっかかる部分をヤスリで削って解決したんだけど、その話はいずれ。

右側面にボルトキャッチBを取り付けてポロリしないように押さえながら裏返す。左側面左上のスキマにスリットカバーを戻して、ロアフレームに差し込む。

ハンマーユニットを前後均等にきっちりまっすぐ少しずつ叩き込んでいく。トリガーピンの穴、セレクターレバーの穴がそれぞれきれいに揃ったら、ハンマーユニットとロアフレームをネジ止めしてハンマーユニットの戻しは完了。

BJ Tac アンチローテーションリンク (東京マルイMWS用)

トリガーシャフトとハンマーピンの抜け防止として、2つのシャフトの頭を棒で繋いでおくのがアンチローテーションリンク。

MWS のハンマーピンはいかにも棒が挿さってるように見えて実はただの飾りだし、トリガーシャフトはハンマーユニットの中にあるトリガーシャフトリングがミゾにハマってるからそう簡単には抜けないようになってる。ということで東京マルイの MWS ではアンチローテーションリンクはそれっぽい雰囲気を楽しむためだけのパーツ。それっぽい雰囲気、重要。超重要。

BJ Tac のアンチローテーションリンクは、ハンマーピン風の飾りを内側の小さな穴からクリップみたいな細い棒で押し出して、突起がついた専用パーツに置き換えるんだけど、なんか外すのがうまくいかないので、いじらずそのままにすることにした。

付属のトリガーシャフトをシャフトのミゾがトリガーシャフトリングのある右寄りになる向きにして押し込む。ピンポンチで押し込んでいくとちょうどいいところでわずかにカチッとリングがミゾにハマる感覚がある。

トリガーシャフトのミゾの向きに注意

リンクの裏側とロアフレームをアルコールでよく拭いて油分を取り除く。リンクの裏側に両面テープを貼ってきれいに切り出す。穴をトリガーピンの穴に、反対側の先端はハンマーピン風の飾りにかぶさるように位置をよく確認してえいやグリグリっと貼る。付属のネジで固定。裏側も同じ。

ハンマーピン風の飾りをそのままにするんだったら、もともとそのように作られてるORGA AIRSOFT 東京マルイM4 GBB用 アンチローテーションリンクで良かったんじゃねえのか、と気づいたのは後の祭りアフターフェスティバール。

BJ Tac RADIAN タイプ アンビセーフティセレクター

東京マルイ M4A1カービンのセレクターレバーは左側にしかない。これを右側からでも操作できるように両側にレバーがついたアンビタイプに交換する。

この商品のレバーは長いのと短いのがセットになってる。どっちをどっちにしてもいいみたいだけど世間的には長い方が左側、短い方が右側のようなので、わたしもそうする。

純正セレクターレバーの軸の凸凹をよーく見てカスタムパーツの軸の向きを合わせる。左側になる穴にスプリングとピンを入れる。細い棒などでピンを押さえながら左側用レバーをミゾに合わせて、レバーの穴にピンがカチッとハマるとこまでスライドさせる。

軸にシリコングリスを塗り塗りして、リング状のスペーサーを入れる。

右側の穴から棒などでディスコネクターを押し下げたまま左側からセレクターレバーを差し込む。ピンのところまで差し込んだらピンを押し込んだままセレクターレバーをSAFEとSEMIの間の45°の位置に合わせてグリグリっと押し込む。

セレクターレバーを押し込み終わったら、右側の穴にスプリングとピンを入れる。ピンがバネですっ飛んでいかないように注意しながらピンを押し込んで右側用レバーを横からミゾに沿ってスライドさせる。レバーの回転中心が棒の中心と重なると奥からピンがレバーの穴に刺さって固定される。

新事務所-逆ベタ基礎

いま、事務所としてアパートを借りてるんだけど、住居用なので風呂、脱衣場、台所、和室、床の間・・・と事務所としては不要な間取りがあって、広いんだけど手狭。

賃貸事務所を探したんだけど、家賃の坪単価がべらぼうに高かったり、あまりに広すぎたり、狭すぎたり、なかなかちょうどいい場所が見つからなくてね。そんなとき、自宅のすぐ近くに手頃な売物件が出てきた。近隣の貸事務所の家賃の高さを考えるとこの際買って建てちゃうのもありだと思って、えいやと。

地盤調査によると大きな地震で液状化する可能性が40%ほどあるとのことで、急きょ地盤強化を施すことに。予想外の出費だけどまあしょうがない。事務所の壁が立つことになる部分の真下の合計38ヶ所にゴリゴリ穴開けてコンクリート流し込んで深さ数mのコンクリートの柱を作る「柱状改良工法」で地盤改良。

壁になる部分を凹に、床になる部分を凸になるように土を作る。

凸凹ができたら、湿気を防ぐシートを敷いて、上から薄くコンクリート(捨てコン)を張って押さえつける。

その上から砕石で山を作って谷の部分(1階の壁が立つ部分)に鉄筋を組んでいく。同時に給排水用のパイプを設置しておく。

鉄筋の壁の上に鉄筋で床を作る。型枠を作ったら

コンクリートをドバーっとな。

型枠を外すとツルッツルの美しい基礎が現れた。

基礎はこれで完成。逆ベタ基礎という工法で、ベタ基礎を裏返したような基礎。この上に床が作られていく。床下がないので、給水・排水のパイプが基礎の中に埋め込まれた状態で作っている。給排水配管の変更を伴うリフォームができないというデメリットがあるけど、まあそうする予定はまったくないのでOK。

短いM4を作ろう(2)

ぼくのかんがえたさいきょうのコンパクトライフルを作る。

  • 東京マルイ M4A1 カービン
  • Revanchist Airsoft フラットトリガー Type B (東京マルイM4 GBB用)

トリガーガードの取り外し

前方は穴の中にある出っ張りを細い棒で押せば簡単に外せる。

後方はピンが貫通しているので、銃を構えた時の上から見て右側から左側へ向かって細い棒を使ってピンを叩き出す。

サクッとな。

マガジンキャッチの取り外し

右側のマガジンキャッチボタンを棒で押し込んで、左側に飛び出したマガジンキャッチレバーをクルクル回して緩める。

ある程度ゆるめたらレバーを元の穴に戻して、今度は反対側に出っ張ったボタンをクルクル回して取り外せば完了。中にバネが入ってるので飛んでいかないように注意。

セレクターレバーの取り外し

まずハンマーを押し込む。セレクターレバーをSAFEとSEMIの間の45度の位置あたりで右側からピンをグッと押すとレバーがぴょこっと出てくる。そこからは右に回して引っ張ったり左に回して引っ張ったり説明が難しいけど、あっちに回して軽く引っ張る、こっちに回して軽く引っ張るしてるとなんかよくわかんないけど抜ける。

トリガーシャフトの取り外し

トリガーの回転軸になっているトリガーシャフトを細い棒で叩き出す。

ハンマーユニットの取り出し

上から覗き込んでハンマーユニットを固定してるネジ1本を外す。ちょうどいい太さのドライバーがなくて、ほんのちょっと斜めから抜くことに。ネジ山なめないか緊張した。

最大の難関だったのがハンマーユニットの取り出し。ロアフレームを逆さにして、トリガーの後ろのスキマに細い棒を当てて、叩き出す。それだけなんだけど、これがもうピッチピチのギッチギチにハマってるのでかなり力を入れて叩かないとびくともしない。いままで叩き出すのに六角レンチとかドライバーとかで叩いてたけど、これはダメ。

叩き出す専用の工具(ピンポンチ)を買った方が良い。レッツ・ゴー・ホームセンター・ゲット・ピンポンチ。

長方形のハンマーユニットが長方形の箱にピチッとハマっているから斜めになるとさらに抜けにくくなる。ある程度押し出したら裏返して出過ぎた方を叩いて戻してからまた押し出して、みたいにして真っ直ぐ叩き出す。

やっとの思いで取り出せたけど、時すでに遅し。ピンポンチを使わなかったせいでしょうね。トリガーの根元がガリガリ傷だらけに(涙)。交換するんでよしとしよう。

ハンマーユニットを取り出すと(取り出す直前に)右側面にある板状のボルトキャッチBがポロッと取れる。また、ハンマーユニット左側面にはスリットカバーというプラスチック部品がある。これ、ただ乗っかってるだけでこれもハンマーユニットを抜き出す直前にポロッととれるからなくさないよう注意。

スリットカバー

ボルトキャッチの取り外し

ハンマーユニット上部にまたがるようにハマっているボルトキャッチを左側へ倒すようにして外す。このときボルトキャッチスプリングが飛んでいかないように注意。

トリガー取り外し

左側面のネジ3本を外す。

ネジを抜いた側のインナーフレームが下になるように裏返して、右側面インナーフレームをフタを取るように外す。このとき内側にあるトリガーシャフトリングをなくさないように注意。今回はたっぷりついてるグリスのねっとりでインナーフレーム側に貼り付いていた。

トリガー周り一式(トリガーの回転軸のトリガーカラー、トリガーに挟まってるディスコネクターとディスコネクタースプリング、その奥にあるトリガーBとトリガースプリング)をバラバラにならないように指で押さえながらまとめて引き抜く。ハンマーを押し下げてあればほとんど引っ掛かりなくスポッと取れる。

トリガー周り一式

取り出したトリガー周り一式を裏返してバネが飛んで行かないように注意しながらトリガーの左側面についているトリガーBとトリガースプリングを外したら、ディスコネクターを指で押さえながら回転軸のトリガーカラーを引き抜く。で、最後にこれまたバネが飛んで行かないように注意しながらディスコネクターとディスコネクタースプリングを外す。

ボルトキャッチスプリング、トリガースプリング、ディスコネクタースプリングと3つのバネが全部違うので混ざってしまわないように注意。

Revanchist Airsoft フラットトリガー Type B (東京マルイM4 GBB用)

わたしは、直線主体で曲線も含まれているデザインのトリガーが好き。Revanchist Airsoft 社の MWS 用フラットトリガーはどれも好みだけど特に Type B が気に入った。分解して出てきた純正のトリガーと並べてみるとあちこちビミョーに形状が違うけど大丈夫だろうか。ちょっと心配になる。

組み立て手順はトリガー周りを分解したのと逆の手順で組み立てればいい。まずは、トリガーの中にディスコネクターとディスコネクタースプリングを差し込む・・・ん? トリガーの中になにか出っ張りがある。

ディスコネクターとディスコネクタースプリング

よく見ると、トリガーの根元付近にイモネジがあってそれが内部に出っ張ってる。調べると、ディスコネクターがハンマーにどれくらいしっかり引っ掛かるかを調整するもので、締め込むとトリガーを完全に戻さないうちに次弾を発射可能になるけどやりすぎるとセミオートがフルオートになってしまうとのこと。どんな感じにしたらいいかわかんないので、とりあえずディスコネクターの角度が純正トリガーにはまってたのと同じ角度になるように調整。

トリガーの穴とディスコネクターの穴を重ねたらトリガーカラーを通して、左側面にトリガーBとトリガースプリングを取り付けて、シリコングリスをペタペタ塗ってから、ハンマーユニットの中に元通り戻す。

トリガーシャフトリングをなくさないように注意しながら、右側面インナーフレームをフタを閉める要領でかぶせる。裏返して左側面からネジ3本締める。

ハンマーユニットを分解して、トリガーを交換して、ユニットを元に戻した。