「未分類」カテゴリーアーカイブ

MacBook Air(1)

 最近出張が多くて持ち歩く資料も多いし13インチMacBook(アルミ)が重たい。ちょっと性能はアレだけど出張専用にMacBook Airを買って性能重視のデスクトップ型メインマシンと持運び重視のノート型サブマシンの2台体制に戻ろうかなあと思い始めていた今日この頃ごろゴロ。しかしMacBook Airは高くてちょっと手が出しにくいなあ。と逡巡してたらアンタ「さらに小さく」「さらに軽く」「さらに激安に」なってリニューアルじゃないのよ。発表と同時に即ポチッ。小さいもの好きとしては迷わず11インチ。さて、13インチMacBook/11インチAir/iPadを重ねるとこうなった↓

 iPadを縦にちょっと大きくした大きさ。13インチMacBookよりひと回り小さい程度で驚くほど小さいわけでもない。でも驚くほど小さいパソコンは画面もキーボードも驚くほど小さいので実は驚くほど使いにくいことを「VAIO type U」で実感している。

 アップルは全ての機種でキーボードサイズを共通にするこだわりがあってデスクトップ用のキーボードから最小ノートまで全部いわゆる19mmピッチといわれるフルサイズキーボードになっている(その昔使っていたPowerBook 2400/180cは小さかったけど)。プログラミングは文字入力が中心なので自宅でも外出中でもどの機種を使っても指使いに違和感が発生しないというのは意識することはなくても自然と心地よさにつながる。MacBook Airもしかり。だから小型ノートパソコンといってもアップルの場合は上から見たサイズ(フットプリント)の小ささには限りがある。

 ということでMacBook Airは小さいけど驚くほど小さいわけではない。フットプリントならば以前使っていたPowerBook G4(12インチ)の方が小さいかもしれないくらいだ。

 キーボードサイズが決まっちゃってるんだからフットプリントはだいたいこんなもん。しかしMacBook Airは薄い。これまでになく薄い。尋常じゃないくらい薄い。一番分厚い部分でもiPadからちょっと飛び出す程度。一番薄い部分はiPadなんか比べ物にならないくらい薄い。並べてみたのがこれ↓

 薄い。薄すぎる。薄いけどアップルお得意のアルミ削り出しボディ(ユニボディ)のおかげでは端っこを持ってもボディがまったくたわまない。この剛性感は高級感にもつながるすばらしいできばえ。プラ製ボディの内部に金属フレームを入れて剛性を出している普通のノートパソコンとは別次元の美しさと剛性。ユニボディ万歳。

 あ、で、結局出張の荷物はどれだけ軽くなったかというと

従来:
●13インチMacBook(2,040g)+60W ACアダプタ(248g)
合計:2,288g

これから:
●11インチMacBook Air(1,060g)+45W ACアダプタ(175g)
合計:1,235g

 その差1,053g。1kg以上も荷物が軽くなるというのはとんでもなくうれしい。

結婚記念日

 昨日、いい仕事するから仕事ちょうだい、みたいなこと書いたら「仕事ないのか?大丈夫か?」と心配してくださった方。ありがとうございます。いや、まあ、おかげさまで忙しく仕事してます。ちょっとオーバーワークぎみを心配してしまう贅沢な悩みがあるくらいです。でも零細企業だからいつなんどき仕事が途切れるかと思うと怖くて仕事断れないですね。来るものは拒まず、去るものは追う。

 タイトルと全然関係なさそうな話になってますが、関係ありあり。先日は結婚記念日でした。サラリーマン時代は少なくとも結婚記念日だけはとりあえず休暇を取ってました。休暇取ってるのに急ぎの用事があって出社したこともありますが、それでも早々に切り上げて帰宅してました。それなのに、今年はとうとう休めませんでした。朝から夕方まで外で仕事が・・・。専門学校で授業やってました。

 でもカミさんがケーキを買ってあって、夕食後に家族でケーキを食べました。2人の子供がクリスマスの時に余ったクラッカーがあるのを思い出してそれを「パーン!」とやって祝ってくれました。ありがたや、ありがたや。

そうだよなと思った

ちょっと古い記事だけどね
「どうせ理系出身者なんていらねえんだよ。」
http://anond.hatelabo.jp/20071105005919

 「バカに金を出させて仕事をしないで責任を顧客か下請けに押し付ける」のがSIerの本質で、それを実践する社員が出世する業界だと。2007年の記事だけど2010年の現在も同感できる。

 顧客の目的を十分に満たして良いシステム作ろうなんて無駄なことしちゃったりなんかして。頼まれたとおりに作ったらお客様が損するからってお客様に仕様の詳細をきっちり問い合わせちゃったりベターな解決策を考えて提案しちゃったりする。

 記事では、↑こういう尋常な理系人間やKYな文系人間は出世できないと言っている。そして

SIの本質は「バカに金を出させて仕事をしないで責任を顧客か下請けに押し付ける」ことで、それをやったにもかかわらず顧客が金をとりかえそうとしなければ大成功です。

↑あーあ、この人ホントのこと言っちゃったよ。

 情報工学科出身の諸君、自分の作りたいようにシステム作りたかったら、自分で会社を興しなさい。または作りたいものを既に開発中の企業に入りなさい。そのシステムで直接ビジネスしなさい。
 今SIerに仕事を頼んでいる皆様。良いシステムが使いたかったら、直接に理系出身者、特に情報工学出身者を雇い、自分たちの仲間にし、仲間を助けさせなさい。SIerなんかに頼んでる場合じゃないですよ。

 今、Cosmetic-Info.jpのシステムを応用して、全成分リストの自動作成や処方情報を管理できる化粧品メーカー向けの社内システムを開発中。大手IT企業が作っている似たようなシステムをいくつか見たけど、どれもイマイチだなぁと感じたのは、いいものを作るのがSIerの本質じゃないからなんだろうな。

 そう、私も「工学がやりたい」「使う人を裏切りたくない」「黒ひげ危機一髪みたいな仕事は楽しくない」「自分の作ったもので、誰かによろこんで欲しい」からIT企業への転職じゃなく、会社を興した。

 とかプチ理想論を語ってみたものの、理想は大切だけど「武士は食わねど高楊枝」ってわけにもいかないので、いただけるものはしっかりいただかないとな。え? 何が言いたいか? そりゃ「いいもの作るんで仕事ちょうだい」ってこと(笑)