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問題ないです

 この非常災害時にブログもなにもないだろうと思ってたけど、電話もつながりにくいし、心配して連絡してくれる方もいらっしゃるので、とりえあずこういうところにも無事であることを書いておきます。

 地震発生時は大きな揺れに怖い思いをしましたが、その後は電車が止まって帰宅難民になったとか。歩き続けてやっとみつけたホテルは壁の一部が崩れてたりエレベーターが壊れてたりボイラーが壊れてお湯が出ないにもかかわらず通常料金だったとか。翌日もやっと乗った電車は土曜の午前中の下り列車なのにスーツ姿のサラリーマンですし詰めという不思議電車だったとか。計画停電はヤシマ作戦みたいだなあとか。そういう笑い話で済むことばかりなので大丈夫です。

 今は被災地で苦しい思いをしている方々のためにできることを考えて節電と募金をしてます。

節電ポスター(http://setsuden.tumblr.com/)より

F-4EJのプラモデルを作ってみることにした(2)

 部屋に飾ってあるガンプラたちを見たときに実物の大きさをだいたい想像できるように同じ縮尺の実在する何かも一緒に飾っておこうと思って「F-4EJ ファントム II」のプラモデルを作ることにした。420円とお手頃価格なんだが、接着剤は必要だし、合わせ目の処理は必要だし、塗装は必要だし、デカールは水転写式だし、自分がいかに軟弱なプラモデルしか作ってこなかったかを実感させてくれる420円。

 部品を切り出して仮組みして、製作方針を考える。こんな硬派なプラモ作りはほぼ今回限りなのであれこれ道具を揃えることは避けたい。ただし接着剤だけは必要なので一番手頃なプラモデル用セメダインを購入。合わせ目の処理は・・・接着剤を塗ったときに多少プラスチックが溶けるので接着剤をちょっと多めに塗って溶けたプラで埋めてしまえ。塗装は・・・機体先端の黒と機体中央の赤ラインは、ガンプラの部分塗装用に買ってあるガンプラマーカーで塗ろう。その他の部分はプラスチックの成形色がグレーなのでこれをそのままにする。つまり基本は無塗装で済ます(本当は機体上面と側面が青みのある灰色で、機体下面は白に近い灰色なんだけど)。あとは出たとこ勝負だ。

 方針が決まったので、エイやっと作り始める。プラモデル用セメダインの有機溶剤臭がプーン。おおぅ!懐かしい香り。やばい、カミさんにオコラレル。居間から撤退しないと。しかし真冬の夜中に外で作業したら凍死しそうなので、妥協案として防寒着を着込んで玄関で作ることに。そそくさと道具をまとめて玄関へ移動。

 30年ぶりの接着剤はとても緊張して、接着剤がはみ出して外側に跡ができてしまった部分もあったけど目立たない部分だったし、おおむね上手くいったかな。接着剤で溶かしたプラを使った合わせ目処理もまあ変じゃない程度にはできた。あとは機体先端をガンプラマーカーで黒くべた塗りして機体中央部に赤いラインを引く。ガンプラ用墨入れペンでパネルラインに墨入れで塗装完了。

 最後は水転写式デカールを貼るだけ。デカールを台紙ごと切り取って水の中に10秒。取り出してじっと待つこと2分くらい。台紙からデカールが浮き上がったら、ピンセットでつまんで台紙の上を滑らすようにして所定の場所へ乗せる。濡れているうちは位置調整は簡単。貼り位置が決まったら綿棒でちょちょっと水分を吸い取ってあげると貼付け完了。のはずなんだけど、デカールの強度が弱い!ピンセットでつまもうとすると簡単にちぎれてしまう、アアーッ!! 水転写式デカールってこんなにデリケートだったっけか?ガンプラ用の水転写式デカールはもっと丈夫だったぞ。綿棒や爪楊枝を使って丁寧に慎重にゆっくりと台紙の上を滑らせていく。組み立てよりも塗装よりもデカール貼りが一番時間かかった。指がピクピクしながらなんとかデカール貼りも完了。と思いきやオレが下手なのかデカールの質が悪いのか、デカールの一部が浮き上がり始めた。ちょっと濡らして再度貼付けたけど、こりゃ早晩また剥がれるな。ということで表面コート剤スプレーを吹くことにした。たまたまガンプラ用に買っておいた水性つや消しトップコートのスプレーが1缶余ってたのが幸い。ただ、玄関でプシューっとやるわけにいかないのでトップコートは翌朝に持ち越すことにした。

 翌朝、またまた剥がれかかっているデカールを処理して、そそくさとベランダでつや消しトップコートスプレーをプシュー。これで表面に薄い塗膜ができあがったのでデカールも剥がれないだろう。ふう、完成。

 ありあわせの道具でひと晩で作ったわりにはよくできたかな。では、ガンダムと大きさ比べ。やっぱりガンダムと同じくらい。戦闘機ってかなり大きいんだなぁと実感。

 ついでにザクと記念撮影。

F-4EJのプラモデルを作ってみることにした(1)

 ガンダムは全高18mという設定。実物大ガンダムを見た人ならその大きさを実感してると思う。あんなデカイもんが戦闘機ってそりゃないよなと思っていた頃もあったけど、案外そうでもない。上の写真の戦闘機はトムクルーズ主演の映画「トップガン」で一躍有名になった「F-14 トムキャット」。こいつは全長19.1mで、翼をいっぱいに広げたときの全幅は19.5m。ガンダムよりひと回り大きい。ガンダムとF-14の画像をざっくり縮尺をあわせて重ねると、こんな感じ。

 こうやって比べるとモビルスーツもあながちトンチンカンな戦闘機でもないのかなという気がしてくるから不思議だ。ちなみにスペースシャトルと比べるとこんな感じ(↓)

 スペースシャトルってデカイんだなあ。こんなもんが宇宙を飛んでるんだから、もうガンダムなんて全然ありな気がしてきた。そんなわけで、どんなわけだか、自宅に飾ってあるガンプラも大きさの雰囲気を実感できるように近くに同じ縮尺のなにか実在するものを飾っておこうと思ったわけです。私が主に作っているのはマスターグレード(MG)シリーズという1/100スケールのガンプラなので、同じ1/100で実在する何かをと思ったんだけど・・・・・・これがない。スケールモデルって1/48、1/72、1/144あたりが主流で、1/100スケールのプラモデルってないんだよ。

 インターネットであれこれ探したところ、ようやくタミヤから「1/100 コンバットプレーン」というシリーズが出ていることを発見。もはやこれ以外に選択肢がない。F-14が好きなんだけど、ないので「F-4EJ ファントム II」に決定。あ、タミヤからは1/100 スペースシャトルオービタのプラモデルも出てるのを発見したんだけど、上の比較写真を見てもらえばわかるとおりそんなものを作っても大きすぎてどっちがメインだかわかんなくなるので却下。ちなみにF-4とガンダムをざっくり比較するとこんな感じ(↓)

 買うものは決まったんだが、近所の模型店、ヨドバシカメラ上大岡、ヨドバシカメラ横浜と探したものの売ってない。1/100スケールモデルなんて超マイナーな商品がそうそう売ってるわけもなく、近所の模型店で取り寄せを頼もうかと思ってた矢先、たまたまヨドバシカメラ梅田で発見、即購入。


 420円。や、安い。MGシリーズのガンプラと違って部品がかなり少ない。組み立てるだけなら1時間もいらなさそうだ。さっそく作ろうかと思ったんだけど、接着剤が・・・・必要なのね。パチンパチンとはめるだけ接着剤なしで出来上がるガンプラばっかり作ってる私にとっては接着剤が必要なプラモデルなんて30年ぶりだ。しかも塗装が・・・・必要なのね。塗装なしで出来上がるガンプラばっかり作ってる私にとってプラモデルの塗装は・・・・できる気がしない。とりあえず部品をパパッと切り出して仮組みしてみると、あちこちにスキマができる。合わせ目の処理が不要なガンプラばっかり作ってる私にとっては・・・・愚痴ってもしょうがない。そもそもプラモデルとはこういうものなんだろう。気を取り直してとりあえずできる範囲でガンバってみるか。