「フレッツvsJ:COM」カテゴリーアーカイブ

テレビ/電話/ネットを共通回線にしよう(4)

 NTTからフレッツテレビ&ひかり電話の導入について電話があった。

  • 2月1日からサービス開始のエリアなので本当にサービス提供が可能な状態かどうかをまず調査する。
  • 調査には多少時間がかかるので10日後くらいに調査結果の連絡をくれる。
  • ちゃんとサービス提供が可能であることが確認できたら実際に工事日程を決めて契約。

てな話。ということは調査に2週間弱、それから工事日程を決めるから、「テレビ/電話/ネットを共通回線にしよう作戦」が完了するのは2月末ごろになるってことだな。

 こちらとしても工務店にお願いしている宅内の配線再構築に時間がかかるからちょうどいい。

 ところで、電話番号の引き継ぎの件で、ちょっと危なかった。NTTの「ひかり電話」は使っている電話番号をそのまま引き継げるのが特長。だからNTT固定電話の時代からJ:COM PHONEを経ても10年間使い続けている電話番号を今後も使えると思ってた。が、が、電話してきたNTTの人に確認したら「新しく電話番号をとってもらうことになる」とのこと。NTT固定電話からひかり電話への移行なら同じNTTなので同番移行できるけど、J:COM→NTTの同番移行はできないと言う。えーっ! NTTからJ:COMへ変更した時は電話番号の引き継ぎができたのに、J:COMからNTTへ戻すときは引き継ぎできないの? それは勘弁してほしいなあ。

 でもNTT→J:COMの同番移行ができたのにJ:COM→NTTの同番移行ができないはずはないだろ。かつてNTT固定電話からJ:COM PHONEへ切り替えた時は、J:COMの人がNTTの契約解除&番号廃止の日時を確認した上でJ:COMの契約開始&番号生成をNTT解約から数時間のタイムラグで実行できるように調整してくれた。きっとNTTはそんな面倒な手続きなんてやりたくないだけなんだと思った。そこで、電話番号が変わってしまうくらいなら今のJ:COMのままの方がいい・・・みたいにちょっとゴネてみた。そしたら「少々お待ちください」といって「他社からの同番移行ができるシステムじゃないのですが、手動で対応できます。」とのこと。やっぱできるんじゃん。J:COMとNTTの契約取りにかける熱意の差だな、きっと。

 ふー、あやうく電話番号が変わっちゃうところだった。仕事で使っている電話番号が変わると取引先様へのお知らせだけでも大変な作業になっちゃうからなあ。あぶない、あぶない。

テレビ/電話/ネットを共通回線にしよう(3)

 我が家は地元の工務店に建ててもらった。で、この工務店の職人さんたちがみな腕がよくて親身になっていろいろ工夫してくれるのでとても助かっている。数年前に間取りを少々変更するプチリフォームをしたときはいらなくなったタンスを分解してベッドの下に引き出しを作ってくれたり、壁の一部をくり抜きにしてちょっとした棚を作ってくれた。パソコン机の天板が割れて使えなくなったって話をしたらちょうどいい板を加工してチョチョイと直してくれた(しかもタダで)。去年は北側の壁がコケで黒ずんできたので壁の塗り直しをお願いしたら、壁の塗り直しには足場を組む必要があるけど北側の壁だけのために足場を組むとお金がもったいないから高圧で水を吹き付けて洗っちゃいましょうと提案してくれた。2時間ほどの水洗いでかなりきれいになった。四方の壁が全部汚れてきたら足場組んでまとめて塗り直しましょうなんていう提案はこのご時世なかなかできるもんじゃないと思う。他にもいろいろと相談するとこっちが考えているよりも安くてしかもこっちが思ってたよりいい結果を出してくれるのでとっても助かっている。

 ということで、今回のテレビ、電話、ネット回線を光ファイバに統合しよう!計画もこの工務店さんに相談することにした。電話で概要を説明した後に、ない智恵をしぼって考えたMy計画書をFAXした。





 光ファイバを屋根裏へ引き込んで屋根裏部屋をテレビ線、電話線、ネット線の分岐点にしようという計画。ついでにウチのバカ息子が壁に穴をあけてしまったのでこれも修繕をお願い。金曜日に工務店の電気屋さんが現状確認にきてくれるということなので、詳細はそんときに。

テレビ/電話/ネットを共通回線にしよう(2)

 我が家の「テレビ」「電話」「ネット」サービスの変遷は次の通り。

我が家の信号線の変遷

 家を建てた10年前は、ケーブルテレビ線、固定電話線、光ファイバの3本が、道路を挟んだ反対側にある電柱から我が家に向かってビヨーンと引っ張ってあった。あ、あと電気があるので電線を入れて計4本ね。けっこう見た目にカッコ悪い。

 その後、J:COMが電話サービスを開始して、これがNTTの固定電話サービスよりも安いということで、NTT固定電話を解約してJ:COMに集約した。これによって固定電話線が取り外されて電柱と我が家を結ぶ線が1本減った。その勢いで光ファイバもやめてケーブルテレビ線に集約してしまおうかと思った時期もあったが、J:COMが提供するネット接続サービスはちょっと高いしクセがあるので躊躇してた。

電話線がなくなった

 具体的には、電柱から延びたケーブルテレビ線が家の外壁にある保安器に繋がっていて、そこから映像用のケーブルと電話用のケーブルに分岐して、それぞれ壁の中に入っている。かつて電話線に使っていた保安器は電話線が取り外されたまま残っている。ちなみにその古い電話用保安器の下にある白箱は光ファイバ用の保安器。

ケーブルテレビ線が保安器を経由して映像用と電話用に分岐している

 これが今回、テレビ、電話、ネットをすべてNTTの光ファイバに集約するとさらに1本減らせる。ついでに不要な保安器も取り外してもらうと家の外観もずいぶんスッキリするような気がする。

光ファイバに集約した後に不要な保安器なども撤去した予想図

 こんな感じで道の向こう側の電柱からは電気と光ファイバの2本だけになる。借家だとあまり気にならなかったが、持ち家となると外観も気になる。やっぱり無粋なワイヤは少ない方がいい。

 光ファイバは保安器を経由していったん下方にのばしている。これは屋内に設置する光ファイバの終端装置を2階の床に置いているためで、ちょうど2階の床あたりのところに穴をあけて光ファイバを部屋の中へ引き込んでいる。たぶん部屋の中に設置してある光ファイバの終端装置を、テレビ用、電話用、ネット用に分岐できるタイプの終端装置に取り替えるだけで今回の工事は終わりだと思う。

 しかし、この外壁を走る無粋な光ファイバ。2階の床にずっと居続けるジャマな終端装置。この際コイツらもどうにかしたい。10年前に家を建てた時は、テレビ、電話、インターネットがすべて1本の光ファイバで提供される時代がくるとは思っていなかったので屋内配線に配慮が足りなかった。いい機会なので工務店に頼んで屋内配線を再構築してもらおう。善は急げ、物欲は光速のごとく。さっそく明日工務店に電話だ。