環境対策で政府が「太陽光発電では、家庭用で現在の30倍以上の1000万世帯に普及させる」っていう目標を発表したけど。太陽光発電パネルを設置したら近くにビルが建って思ったほど発電できなくなるという問題がこれから多発するんだろうなあ。これ、早いところ紛争解決のガイドラインでも作っておかないと、クローズアップ現代とかで取り上げられちゃうぞ。「今日は、最近問題になりつつある太陽光発電の日照権問題について、帝国大学教授で日照権問題の専門家でいらっしゃいます日影日向さんにスタジオにお越しいただきお話を伺います。日影さんよろしくお願いいたします。」とかな。あ、オレ、クローズアップ現代の国谷裕子さんとWBSの小谷真生子さんのファンだから。
月別アーカイブ: 2010年2月
テレビ/電話/ネットを共通回線にしよう(5)
J:COM TVは地上波に加えて、BS放送や、スポーツ、映画、ニュースなど数十チャンネルがセットになって月額5,000円前後というのが基本料金。フレッツテレビは地上波とBSだけで月額683円。多チャンネル放送に興味がなければ圧倒的にフレッツテレビの方が安い。

ただしJ:COMにも安い契約がある。私の実家もJ:COMと契約しているがたぶん月額600円くらいだと思う。これまで地域でお金を出し合って共用アンテナを維持していたが地デジ受信可能な共用アンテナへの立て替えは費用負担が大きすぎるので断念。地デジへの対応は各家庭で対応することに。といっても方法はテレビを見ないかJ:COMと契約するかの2択。こういう難視聴地域でJ:COMと契約する場合、多チャンネル放送を受信するためのチューナボックスを設置しない(多チャンネル放送が受信できない)という条件で安い料金での契約ができる場合がある。実家がまさにそう。J:COMの場合、地上波放送のテレビ信号はパススルー方式といって実際の地上波放送と同じ周波数を使って送信しているので、CATVチューナボックスを経由せず壁のアンテナ端子とテレビを直結しても地上波放送だけは普通のテレビに内蔵されている普通のチューナで普通に受信できる。もうけが少ないからか以前はこういう契約に対してJ:COMはかなり消極的だったけど、最近はフレッツテレビとの競争が激化しつつあるから以前よりもJ:COMの態度も軟化してるかもしれない。テレビ/電話/ネットを統合しようと考えてる人はJ:COMとの契約変更も考慮してみるといいかも。
我が家も裏山が邪魔でアンテナ立ててもテレビが受信できないので、ゴネればこの契約にしてくれるような気もするが、仮にJ:COM TVが安くなってもそれでやっとフレッツテレビとほぼ同額、電話料金やネット環境の質をトータルで考慮したらやっぱりフレッツだなという結論。
iPod touchでGPS(終)
(iPod touchでホントのGPSを使う方法は→iPod touchでホントのGPS(1))
iPod touchのマップアプリが周囲にある無線LANアクセスポイントのMACアドレスを利用して自分の位置を特定できる機能(GPSみたいな機能)がある。嗚呼、iPod touchが「電話できないiPhone」にどんどん近づいていく。
iPhoneもこの「GPSみたいな機能」を積極的に利用しているらしい。GPSって複数の衛星の電波を捉えるまでに結構時間がかかる。skyhook wirelessがカバーしているエリアならそっちで位置特定する方が早いらしい。あとでGPSで補正するって感じなのかな。skyhook wireless社のCEOが「Two-thirds to three-quarters of the time, he says, when the iPhone locates・・・」(http://news.cnet.com/8301-19882_3-10281561-250.htmlの記事)とか言ってるので、iPhoneも3回に2回とか4回に3回くらいの割合でGPSみたいな機能で位置を特定しているらしい。
「GPSみたいな機能」の利点は「位置特定が早い」「衛星の電波が届かないところでも使える」ってこと。横浜駅の地下通路でも問題なく位置特定できた。

「GPSみたいな機能」の欠点は「対応エリアが極端に狭い」「無線LANアクセスポイントが移設されると位置情報が狂う」ってこと。無線LANアクセスポイントがskyhook wireless社に登録された時と違う場所に移設されると、とんでもない場所にナビされる。複数の無線LANアクセスポイントがみつかる場所なら1つくらい変な場所があっても補正してくれると思うけど、skyhook wireless社のデータベースに登録されている無線LANアクセスポイントが近くに1つしか見つからない場合は、その情報が全てになる。引っ越しなんかされてた日にはマップアプリはあらぬところを指し示すことになる。

iPhoneみたいにGPS機能がついていて、その補助機能としてなら非常に有効なシステム(すばやい位置特定と地下や屋内での利用)。この機能だけでも23区内ならかなり実用的に使えそう。エリア限定で実用的。まあホントのところ実用的じゃないけど面白い。今のところ自分にとってGPS機能なんて面白けりゃいいっていう程度だからコレで十分楽しませてもらってる。横浜や川崎あたりで意味もなくiPod touchで現在位置を確認してニンマリしている私。ま、ホントにGPS機能が欲しい時は

↑コレ使えばいいし。
ところでこの「GPSみたいな機能」をより有用なものにするためには何よりもskyhook wireless社のデータベースを充実させることだ。さあみんなも外出中に無線LANアクセスポイントを見つけたらソイツのMACアドレスを調べてskyhook wireless社のデータベースに登録するのだ。