月別アーカイブ: 2010年3月

楽譜用照明

 カミさんはピアノ教師だし、子供は2人ともピアノを習ってるのでボクだけがピアノが弾けない。♪もしもーピアノがぁ弾けーたならぁ♪・・・・どうでもいいか。

 子供のピアノ練習用に居間に電子ピアノがある。ピアノを置くことを考えて作った部屋じゃないので部屋には天井にフツーの環式蛍光灯があるだけ。練習するとき楽譜がちょっと暗い。楽譜を照らす小型の照明が欲しい!!(とボクが思ったわけじゃない)という要望にお応えしてネットで検索。「小型 楽譜 照明」といったキーワードで検索するとどうやら一般的には「ミュージックライト」と呼ぶものらしい。床置きタイプや天井ぶら下げタイプとかが数万円、結構高いのな。そんな中で超小型で楽譜立てに挟んで使うクリップタイプを発見。1万円を切る値段が多くて割と手頃かな。いろいろある中でMighty Brightというアメリカの会社が作っているL.E.D MUSIC LIGHT XTRAFLEX-DUET2という商品を発見。クリップから2本のフレキシブルアームが出てそれぞれに2灯ずつ計4灯の白色LEDで譜面を照らす(単3電池2本使用)。で、でたっ、LED! イエーイ、物欲ファイヤー。これがamazonで2,980円!安い!お得!これでOK。さっそくポチっ。で、届いたのがこれ↓

XtraFlex Duet LED Music Light
XtraFlex Duet LED Music Light

白色LED2灯×2本の4灯式。根元のクリップを譜面台か楽譜に挟んでフレキシブルアームで角度を調整するとこんな感じ↓

XtraFlex Duet LED Music Lightを取り付けたところ
XtraFlex Duet LED Music Lightを取り付けたところ

 明るさはまあまあかな。部屋が暗いときは楽譜がしっかり照らされて効果抜群なんだけど居間のようにそれなりに普通に明るい部屋で使うと譜面が少し見やすくなる程度の明るさ。んー、居間はもともと十分明るいんじゃないでしょうか? ま、でも3000円弱なので譜面のあたりが暗くて困ってる人は買うといいと思う。ボクは関係ないけど。♪もしもーピアノがぁ・・・

 そうそう↓こんな感じに置いて読書灯としても使えるよ。

クリップ部分が平らで重さがあるのでこんな使い方もできる
クリップ部分が平らで重さがあるのでこんな使い方もできる

 欠点は、電池式なので電池が弱ってくるとだんだん暗くなる。「だんだん」というのがくせ者で、照明器具は最大照度で使いたい。頻繁に使うならエネループみたいな充電池を使ってまめに電圧を維持する必要ありだな。

 え、ウチ? ウチはACアダプタ使ってます。買ってから気づいたんだけどクリップ部にACアダプタの差し込み口がある。差し込み口の径と定格値と極性がわかれば電気屋で適合するACアダプタを買ってくればいい。ところがACアダプタの仕様がどこにも書いてない。フツーは製品のどこかに定格値と極性くらい書いてあるんだけど、さすが洋物。しょうがないなぁ、純正品買うしかないかとMighty Bright社製品を取り扱っている国内の会社のホームページをいくつか見て回ったけどXtraFlex Duet LED Music Light用のACアダプタを取り扱っている様子がない。あれ?純正のACアダプタないのかなと思って本家米国のMighty Bright社のホームページを見たら売ってた。しかも仕様が書いてある。なーんだ、仕様さえわかればOKよ。えーっと、4V、100mAか・・・・ありゃ、肝心な極性が書いてない。んー、内側と外側のどっちが+でどっちが-だろう。間違えるとアウトっぽいからなぁ。んー、9.99ドルで日本への送料は20ドルか・・・適合するACアダプタを探す手間を考えたら米国からの送料込みで2,600円なら安いだろ。買っちゃえ。こんなときだけ円高万歳。3日ほどで到着。早っ!さすがFedEx。ちなみに届いたACアダプタの仕様をみたら出力4V, 100mAで、極性は内側が+でした。ACアダプタを国内で調達しようと思っている人は参考にして。

 で、今日またMighty Bright社のホームページを見たら「Orchestra Light」という新製品が登場してた(http://www.mightybright.com/Music_Lights/115/ProductDetail.html)。LEDが9灯横並びタイプ。ACアダプタ付きで70ドルか・・・明るめの部屋で使うならLED9灯のコッチがいいかも(ガクッ)。

テレビ/電話/ネットを共通回線にしよう(終)

さて、長々と続いたネタもいよいよ大詰め。

 先日、J:COMが来て機器撤去作業を行なった。2,100円でテレビに接続してあるチューナーボックスを持ち帰ってもらう。追加で4,200円払ってケーブルも撤去してもらうかどうかは悩んだ末「ケーブルがつながったままならタダで地デジが見られちゃうのかどうかを確認したい」という欲望に勝てず、とりあえずそのままにしてみることにした。

デカイ保安器が撤去された

 引込み線の撤去がないのでチューナーボックスを持って帰るだけかと思ったら違ってた。外壁に取り付けてあるテレビ/電話兼用のデカイ保安器を取り外して、昔使っていたCATV専用の小さな保安器に引込み線をつなぎ直していった。おおっ、デカイ保安器がなくなっただけでも外壁がさらにスッキリした。いいぞ、いいぞ、私の思い描いた世界に近づいている。そして・・・古い保安器につなぎ直したということはやっぱりタダで地デジが見られるのか?ドキドキ。

  • 工事担当者「工事終了しました。電話兼用の保安器は取り外して、穴はコーキングしておきました。」
  • 私「ケーブルはつながったままなんですね。」
  • 工事担当者「ええ、電源は切ってありますが、つないだままにしておくのでいつでも再開できますよ。」
  • 私「(電源か・・・)ありがとうございます」

 電源があるんだ・・・。電柱から外壁までの太いCATV線をよーく見ると太い線と細い線が一つになっている。そして細い線は外壁側で宙ぶらりんになって末端が絶縁処理されている。以前の写真をみるとこの細い線も保安器につながっていた。これが電源ケーブルなのかもしれないな。工事担当者が帰った後でためしに宅内配線をケーブルテレビ側に配線し直してみたが、まったく映らなくなっていた。CATV線は電力線と信号線の2線がセットになっていて電源を切っておけば信号をカットできる仕組みになっているようだ。

【結論】J:COMの設備を使ってタダで地デジを見るなんてうまい話はない。

 いろいろありましたが、テレビ、電話、ネットを全て光ファイバを使ったNTTのサービスに集約することでサービス品質を落とさずに月々の負担額を4,000円弱も節約することに成功しました。

料金比較

 そのうちCATV線と固定電話線を撤去してもらおう。そうすれば外壁もかなーりスッキリするな。

東京マグニチュード8.0

 以前、フジテレビの深夜枠で放送されていたアニメらしいが、知らなかった。レンタル屋にDVDが出て初めて存在を知った。

 中学生と小学生の姉弟が2人だけでお台場に遊びにきたときにマグニチュード8.0の大地震が東京を襲う。助かった2人は偶然知り合ったバイク便のママさんライダーと3人で世田谷の自宅を目指して歩き始める。というのが物語の導入部。面白そうだけど一気に見たかったので最終巻のレンタルが始まるまで待ってた。で、先月最終巻がレンタル開始になったので全話いっきに見た。

涙腺崩壊、号泣

 家族が待っているはずの家に向かって歩き続ける主人公たちが、大災害の中で多くの経験を経て成長する姿も見どころだった・・・その成長をああいった手法でしか表現できないのはきっと脚本家が力量不足だからだ。もっと違う方法で彼らを成長させる物語が書けたはずだと、冷静に思い返せばそんな感想も出てくるんだけど・・・ええ、泣きましたよ。泣いたさ。映画で鼻水出るほど泣いたなんて生まれて初めてだよ、まったく。


 フジテレビで放送してただけあって、地震でお台場のアレもコレも崩落するんだがフジテレビは無傷だった。そりゃ、そうだな。