月別アーカイブ: 2010年2月

テレビ/電話/ネットを共通回線にしよう(8)

 なかなか終わらないこのネタ。

 本日J:COMの解約とそれに伴う機器撤去についてJ:COMと打ち合わせしていて衝撃の事実が。

ケーブルテレビ線が撤去されない!

 正確にはCATV線を物理的に撤去するなら撤去費用が別途4,200円必要とのこと。現在請求される予定の機器撤去費用2,100円ってのは担当者が我が家にあるチューナーボックスを持ち帰る費用ってことらしい。テレビの横に置いてある箱を持って帰るだけで2,100円かよ。うーん外壁のCATV線を残すか、4,200円払ってスッキリさせるか。悩みどころだな。

ていうかそれでいいのか、J:COM?

 チューナーボックスを撤去してもCATV線が物理的に接続されたままということは解約後も地デジは見られるってことにならないか? 前にも書いたけどJ:COMの地上波放送はパススルーといって実際の放送電波と同じ周波数で送信されているのでチューナーボックスを使わなくても普通のテレビを普通に壁のアンテナ端子につなげば普通に地デジを見ることができる。現に我が家は半年ほど前からCATVチューナーボックスを取り外した状態でテレビを見ている。

 テレビ放送信号なんて垂れ流しみたいなもんだから受信しているテレビが契約している家庭のものかどうか判断することなんてできない気がする。もしかして地デジはタダ見できるのか? いや、ちょっと待てそもそも地デジ放送なんてアンテナ立てりゃ誰でもタダで見られるもんだった。難視聴地域に10年も住んでいるとテレビは有料で見るもんだという固定概念が定着して・・・・って、いや、いや、それじゃJ:COMの設備を利用してるのにJ:COM丸損じゃんよ。あれ?ほよ?どうなってんの? ことの真偽は2月末にJ:COMと解約したあとで明らかになる。解約後もテレビが見られたら、フレッツテレビいらないじゃん。地デジ見るだけならJ:COMと契約してその後解約すれば難視聴地域でも一般地域と同じくタダで地デジ放送が見られるってことか? それでいいのか、J:COM?


 J:COMの太っ腹ぶりな対応を前にして、追加で4,200円払ってまで電柱から外壁までのCATV線を撤去してもらうかどうかしばし悩んでいたとき、「あれ? 3/1〜9までの電話空白期間に対処するために暫定的に敷設するNTT固定電話線ももしかして撤去されないのでは?」という疑念がムクムクと・・・・。おそるおそるNTTに確認したところ「え、撤去しませんよ。光ファイバと混線したりしないから大丈夫ですよ」。いや、混線しないのはいいんだけど・・・家の外観が・・・えと・・・ああっ

10年前のケーブルいっぱい状態に戻ってしまうのか?!

 光ファイバに万一のことがあったら我が家のテレビ、電話、ネットが一気にダウンしてしまうからリスクヘッジのために複数の通信手段を残しておくという考えがちょっと頭をよぎったけど、ワンセグ、携帯電話、イーモバイルという代替手段があるんだからやっぱりCATV線も固定電話線も残しておく意味は希薄だよな。テレビ/電話/ネットを光ファイバに集約したのに、使ってないCATV線と固定電話線は未来永劫ご丁寧にビローンと電柱から延びている・・・いやだ、そんなのイヤだ。スッキリしたい。

美しさを得るためにはお金がかかるのだ!

とか言って得心してみるオレ。

テレビ/電話/ネットを共通回線にしよう(7)

 NTTの雑な仕事のおかげでブログのネタが増えてる今日この頃。

 「テレビ/電話/ネットを全てNTTの光ファイバに集約しよう作戦」は工務店による宅内配線の再構築が完了し、あとは2/28にJ:COM解約と同時にNTTが終端装置を設置して万事終了の予定だった。しかし、かかし、NTTから工事日を3/9に延期するとの連絡が(ズブズブズブゥ・・・・・)。なんだよ、まったくもう、月末の切りがいいところで解約することになっていたJ:COMとの契約を1ヶ月延長することになるなぁと思いつつも、なんかいい方法はないかと考えた。

 NTTひかり電話には「ボイスワープ」という転送電話サービスがある。工事は3/9だが、契約だけは先に済ませて工事日までの10日間はこの転送電話サービスを使って強制的に私の携帯電話に転送してもらうという方法はどうだろう。テレビが見れないことはまあ我慢するとして、ボイスワープは月額600円くらいだからこれならJ:COMと契約延長するよりもずっと安くつく。ということをNTTに相談してみた。

 担当者は「上司と相談してみます」と言って切り、数時間後に折り返し電話があった。ダメらしい。開通工事をしていない電話回線を開通したかのように処理するのは無理だろうなとは思ってたけど。しかし別の方法として、3/1〜9まで暫定的にNTT固定電話を利用するというのはどうでしょうか、との提案があった。

おひょ?

 固定電話の工事なら今からでも間に合うので、3/1にいったんJ:COM→NTT固定電話の切り替えをやって、3/9にNTT固定電話→NTTひかり電話の切り替えをやるという荒技。

スゲェ、レゲェ

 いいよ、いいよ、その強引な提案。超巨大企業のコンプライアンス攻撃を回避しつつこちらの要望に応えるために無意味なほどに手続きを組み合わせるその手法に乾杯!! なんかこういうスパゲッティー状態、好きだわ。固定電話の基本料金1300円の日割り分で約600円&その期間の通話料金が必要だが、J:COMの契約を延長するよりもはるかに安くつく。

テレビ/電話/ネットを共通回線にしよう(6)

 今日、工務店が宅内配線の再構築をやってくれた。

  • 外壁から屋根裏部屋へ光ファイバ引き込み用の配管を設置する。
  • 宅内のテレビ線と電話線を屋根裏部屋へ集めておく。
  • ウチのバカ息子が蹴り破った壁を直してもらう。

 宅内配線の再構築はNTTの工事日(2/28)までに終わらせておかないといけない。しかし今から電話の配線を変えてしまう(ケーブルテレビ線との結合を切って屋根裏部屋へ配線する)とNTTの工事日まで電話が使えなくなってしまう。携帯電話があるので通話に困ることはないが、社用電話でもあるので10日間も不通だと「すわ、倒産か?!」とか思われても困る。どうしたものかと思っていたら工務店さんが「終端を屋根裏部屋へ延ばしておけばいいんですよ」と。

 あ、そうか、電話のモジュラジャックは直列につながっているんだ。終端を屋根裏部屋まで延長しておいて、電話の切替日にケーブルテレビ側を切断して、延長してある終端側をNTTに接続すればいいってことか。

 ということで、外壁から屋根裏部屋への配管設置と、テレビ線と電話線を屋根裏部屋への集約が無事完了。これで準備OK。NTTの工事がきたときに屋根裏部屋に光ファイバを引き込んで終端装置を設置してもらったら、あとは自分でテレビ線と電話線と無線LANルータをこの終端装置に接続すれば作戦終了。


 ちなみにNTTのフレッツ光に加入するとNTTから依頼を受けた工事会社が光ファイバの敷設工事をしてくれるんだけど、現在の我が家の光ファイバ敷設状態を見てもらえばわかるように、たいしたことは期待できない。事前に調査してその家にとってベストな敷設方法を考えてくれることはまずない。たいていの場合、工事当日に初めて来て、壁をじっと眺めて適当な穴を探す、穴がなければ楽そうなところに穴をグリグリってあける。外観や宅内配線の取り回し、機器の設置場所なんかはほとんど考慮してくれない。とにかくサッと来てサッと線を引いてサッと帰る。ということを前回の光ファイバ敷設工事で学んだので、今回はあらかじめ計画を立てて工務店に宅内配線の再構築をお願いしたのでした。


 とか書いて安心してたら、さっきNTTから2月28日の工事予定日が工事会社の都合で3月9日に延期になったと連絡があった。

はぁ?

 ちょ、ちょっと待てよ。J:COMは2/28に解約することで手続き終わってるんだよ。そしたら3月9日までテレビも電話も使えないの? それ困るじゃんよ。J:COMの契約延長か? せっかく月末ピッタリで解約できるようにしたのにJ:COM料金1ヶ月分追加じゃんかよ。まったくもうブツブツブツ。

 さらに、1万円キャッシュバックキャンペーンの対象外で5,000円キャッシュバックキャンペーンの適用になりますとか言われた。

はぁ?

 フレッツ光を利用中でフレッツテレビを新規申込した継続利用者には10,000円キャッシュバックで、フレッツ光とフレッツテレビの同時申込の新規利用者には5,000円キャッシュバック。我が家の場合、もう7年ほどフレッツ光を利用していて今回フレッツテレビを追加で申し込んだので、1万円キャッシュバックだと思ってたんだが、光ファイバを屋根裏部屋へ通し直す工事が『光ファイバ新規敷設』扱いになるだとさ。

はあぁぁぁ・・・・・(ため息)

 工事日を予約してから1週間も経ってからの工事日変更ってなんだよ。しかもキャッシュバックキャンペーンの適用除外も今ごろになって言ってきて。ブツブツブツ。ま、NTTの横柄な態度は今に始まったことじゃないし。こういう利用者の都合無視の態度がザ・巨大企業って感じで好きなんだけどね。

 さーて、J:COMに電話して解約を1ヶ月先延ばししてもらわなきゃ。NTTの雑な仕事のおかげでJ:COMは1ヶ月分得したな。