MS-06F
ZAKU II MINELAYER
PRINCIPALITY OF ZEON PRODUCTIVE MOBILE SUIT
ザクですよ、ザク。ザクがいないガンダムなんて、クリープのないコーヒーみたいなもんだ。とブラックコーヒー派の私が言ってますが、説得力ないですか?ないですね。
背中の大型ランドセルに内蔵した宇宙機雷を散布する。機雷バラまき専用モビルスーツ。宇宙艇を使ってバラまくよりも効率がイイっていう設定なんだが・・・いやー、素直に宇宙艇でバラまく方が効率イイって思・・・わないな、うん、思わない。思わないよ、全然、ジーグ・ジオン!
「TVや映画には登場しなかったけど実はこんなモビルスーツもあったんだぜ」というガンプラ拡販企画の「モビルスーツバリエーション(MSV)」。ガンプラならなんでも売れたそんな時代の商魂たくましさの象徴とも言えるかな。このザク・マインレイヤーもMSVの一つ。背中のランドセルを機雷散布用の大型ランドセルに交換しただけ・・・うーん、いかにもやっつけ仕事で作ったような感じもしないでもない設定のモビルスーツだけど、まあイイさ。
で、実際プラモデルとしてどうなのかっていうと基本モデルのF型(いわゆる世間一般で言うところの「ザク」)と比べると、ランドセルの交換のほかに、動力パイプの色が黒いとか、右頬の動力パイプが後頭部じゃなくてランドセルに繋がっているとか、あとは、あとは・・・同じだな、同じ。あ、シール類のデザインもちょっと違うな。このモデルは大型ランドセルが特徴なので飾るときは背中を向けておきましょう。
仕事の取引先の方から「トップコート」くらい吹いておいた方がいいのではとアドバイスをいただき、初めて「つや消しトップコート」をスプレーした。組み立てて、墨入れして、つや消しトップコートをプシューッ。プラスチックのツルツルテカテカがなくなって表面がマットになるのでプラモデルっぽさというかオモチャっぽさがグッと抑えられていい感じ。うーむ、つや消しスプレーっていいな。
【ザク祭り】マスターグレード(MG)シリーズで2007年4月にザクIIがver.2.0として再登場。多くのバリエーション機体が存在したというアニメの設定をプラモデルとしても再現するために骨格に相当するフレームを再構築し、全てのバリエーションを「ザク共通フレーム」+「バリエーション部品」で作ることができるように考慮されている。これを機にこれまでいくつか発売されていたMGザクIIがver.2.0仕様でリニューアルされたり、新たにザクのバリエーション機が次々と発売された。これらを片っ端から作っていこうというのがザク祭り。