ある昼下がりの和室に少々おおぶりの箱がひとつ。箱には東京スカイツリーの空撮風のCGが。これは10月29日発売の東京スカイツリーのプラモデル(1/700スケール)です。ヘリコプターによる空撮などを基に正確に再現されたアンテナ塔。クリアパーツで再現される展望台・空中回廊。1/700だから再現できる細かく複雑な鉄骨トラス構造。そして31個の内蔵LEDで「粋」「雅」2種類のライトアップも再現。
おおっ、すばらしい。台座の高さも考えるとほぼ全高1mにもなる巨大プラモデル。ところで巨大プラモデルといえば、かつて作った1/144デンドロビウムがある。
畳からはみ出してる。これも全長1mの巨大プラモデル。置き場所に困るほど大きい。でも今回は縦に長いのでなんとかなるかな(なんとかって何が?)。それにガンダムじゃないから置き場所も多少は融通きいてくれるだろうし(希望的観測)。ま、んなこたぁ組み立ててから考えりゃいいんだよ(ドキドキ)。さっそく箱から出して部品を並べてみる。
ひとつひとつの部品が大きいので部品数は169点。1/144デンドロビウムは部品数500を超えてたからそれに比べりゃ組み立ては楽チンそうだ。組み立てるだけなら3、4時間でできるってバンダイの人が言ってたのもうなずける。半日でできちゃうなら組み立てるだけじゃなくてがんばって墨入れくらいはやろうかな。鉄骨同士の接合部分をライトグレーでちょっと影をつけるだけでもぐっと良くなる気がする。で、最後につや消しスプレーかな。ただ墨入れやろうとすると鉄骨接合部が多すぎてこんどは大変なことになりそうだけど・・・・。まあ、少しずつやってみるか。
「それにしてもお前、それほどまでに東京スカイツリーが好きなのか?」と聞かれると困る。日本古来の技と最新技術に支えられた新たな都市文化の象徴。世界一の高さ634mを誇る東京の新名所。日本を代表する建築物だから興味はあるし、娘は絶対見に行くっていってるし、完成したら一度は見に行こうとは思ってるけど、だからといって定価42,000円もするプラモデルを衝動買いしてしまうほど東京スカイツリーが好きなんてことはない。ない。絶対ない。ていうかたかがプラモで42,000円もすんのか?! amazonで3万円弱だったけどな。じゃあなんで東京スカイツリーなのか。
実は、初回生産品限定で、小さい部品が付属しててね・・・・・・。ほんと小さい部品なんだけど
1/700ガンダムが付いてくるっていうからさ。思わず買っちゃったよ。1/700スケールのガンダム。全高25mm。ガンダムちっちゃーい。え?東京スカイツリーがオマケ?いや、そんなことはない。断じて、ない。