ピアノマニア

私は違います。ガンダムマニアです。

「ピアノマニア」は、ある有名な調律師(ピアノの音を調整する職人さん)の仕事を追ったドキュメンタリー映画。ピアニストじゃなくて調律師です。有名な調律師らしいのですがガンダムマニアな私には知らない人です。地味です。地味すぎます。映画の軸になるのはある有名ピアニストが演奏を録音するにあたって使用するピアノを調律する仕事。有名なピアニストらしいのですがガンダムマニアな私には知らない人です。録音に向けて調律師がピアニストとともに音の調整に四苦八苦する大変そうだけど楽しそうな日々を淡々と時にユーモラスに記録した作品。

ガンダムマニアのオレには縁のない世界なんだがカミさんがピアノの先生やってるし家には半年に1回くらい調律師が来るんで、なじみがないわけでもないし面白いかなと思ってDVD買った。ドキュメンタリー映画だからドラマチックな展開があるわけじゃない。調律師の仕事を淡々と映し出している。

音がどう変わったのかなんてわかりゃしないんだけど、わかったことがひとつ。この人たちが確かにマニアだということ。世界は違えどこいつらが相当なマニアだってことはわかった。「変態」という最上級のほめ言葉をささげてもいい。わかる、わかるよ、その変態的なこだわり。変態だ、変態だ、変態だ。ピアノという高尚な趣味の世界だからこそ作ることができたマニアのためのマニアな映画。これがガンダムマニアって映画だったらおまわりさんが飛んでくるレベル。まあどうせガンダムマニアの映画なんてできるわけないので、ガンダムマニアのみなさんはピアノマニアを観てマニアックな世界のよろこびを堪能しましょう。

ほんと、この人たち変態だわ。

MG MS-06R-1 高機動型ザクII (初期型) アバオアクー防衛隊仕様 [Ver.2.0]

MS-06R-1
ZAKU II

DSC09761-p最近、ガンプラの報告がご無沙汰してますが、作るには作ってます。報告してないけど作り終わってるガンプラが増えてる。増えてる。増えてます。写真撮るのが面倒くさくてね。さて、本日報告のガンプラはザクです。ザク。またザクかよ。ザクしか作ってねえのか、お前は。

いえ、そんなことはありません。

ザク以外にもザクとかザクとかザクも作ってます。ときどきνガンダムver.Kaとかバンシーも作ったよ。そのうち紹介するね。

さて、本日ご紹介するザクは型式番号MS-06R-1、通称「高機動型ザクII (初期型)」のアバオアクー防衛隊仕様でございます。テレビには登場しなかったけどこんなザクもきっといたはずだ!というヲタクの強い妄想と幻想によって生み出されたモビルスーツ・バリエーション(MSV)企画からのプラモ化です。高機動型ザクII (初期型) アバオアクー防衛隊仕様はバンダイから認定を受けた町の模型屋さん(プロショップ)だけで販売されている品です。ヨドバシとか量販店では売ってません。だから近所の模型屋さんで買ってきたよ。2個。

2個?!

ま、とりあえず今日は1個ね。この高機動型ザクIIアバオアクー防衛隊仕様はそれまでに発売されていた高機動型ザクII(初期型)と高機動型ザクII(後期型)の部品が全部入ってるのです。全部入りですよ、全部入り。全部入りって言われるとラーメン好きはたまらないでしょうな。つい買ってしまうでしょうな。オレはトンカツ好きなので関係ないけど。組み立て説明では初期型を作ることになってるんだけど、後期型用の部品もあるので後期型を作ることもできる。さらに部品を好きに組み合わせて右半身は初期型で左半身が後期型なんていうこともOK。やらないけどね。

説明書どおりに初期型(R-1型)を組み立てました。つまるところ既に発売されている高機動型ザクII(シン・マツナガ専用機)の色違いを作っただけだろと言われるとその通りです。言い返す言葉がありません。

DSC09763-pDSC09764-p

すねとふくらはぎの部分にこれでもかと推進器が取り付けられてて、ランドセルも「いかにも」って感じでゴテゴテとしていて、速そうだなあ、高機動だなあという雰囲気をかもし出している。そんな時代のデザイン。設定上はいわゆるザクの宇宙戦闘における機動性向上を目的に開発されたということになってる。

初代ガンダムでア・バオア・クーで行なわれた地球連邦軍とジオン公国軍の最終決戦。シャアとアムロがあんなことやこんなことでシャアのおでこにプスっと刺さってアムロの肩にプスっと刺さってガンダムとキシリア様の頭が吹っ飛んでしまった衝撃のあの戦いのときに、どっかにいたんじゃないの?という設定のザク。

DSC09768-p

うひょー、かっこいい。ザクは何体あっても飽きないなあ。

ところでこのプラモ、R-1型とR-2型のパーツが全て入ってると言っても共通部品は1体分しか入ってないので2体作れるわけじゃない。作れるのは1体。結局のところ使わないパーツが大量に発生する非常にエコじゃない逸品。そんなエコじゃないプラモを2個も買ってオレは何をしようというのか。

【ザク祭り】マスターグレード(MG)シリーズで2007年4月にザクIIがver.2.0として再登場。多くのバリエーション機体が存在したというアニメの設定をプラモデルとしても再現するために骨格に相当するフレームを再構築し、全てのバリエーションを「ザク共通フレーム」+「バリエーション部品」で作ることができるように考慮されている。これを機にこれまでいくつか発売されていたMGザクIIがver.2.0仕様でリニューアルされたり、新たにザクのバリエーション機が次々と発売された。これらを片っ端から作っていこうというのがザク祭り。

あーあ、とうとうこの日が来たか

このブログでさんざん愚痴ってきた表示名称と INCI の関係性破綻。PCPC の INCI が「上書き」で粧工連の表示名称が「追記」という名称管理ルールの違いが大きな原因となってる。いつかどうにかしないといけないよね、と外野からヤイノヤイノと申していたわけですが、粧工連から「化粧品の成分表示名称の作成方針の変更について」という通知が出た。

方針変更するんだって。

でも、矛盾が生じてしまった表示名称は3年後に辞書から削除します、ってことしか書いてないような気が・・・・方針変更なんて衝撃的な見出しがついてるけど追記をやめてPCPCと同じ上書きにしますとかそういうことではないみたい。根本的に解決しないと今後も類似の問題が出てくると思うんだよな・・・と思ったら「同様の事例が出た際には(中略)都度掲載致します」と書いてあった。あ、なるほど。追記という方針は変えないけど「おかしくなった部分は都度対応していく」ことに方針変更したってことか? 10年以上誤記以外はかたくななまでに変更をしてこなかったんだし都度対応するってだけでも大きな方針転換だな。

しかし、そんなモグラたたきみたいなことやってて大丈夫か?つらくないか?つらかったら、つらいって言っていいんだぞ。父さんはお前の味方だ。何でも相談しなさい。

あ!

そうか、ウチの会社を応援してくれてるのか?!これからは INCI との対応で問題が生じた表示名称は都度削除対象にあげて対応していくってことはそういった情報を集めてわかるようにしておかなちゃいけないじゃん。あら、やだ、Cosmetic-Info.jpの出番じゃないのよー。

という長々と宣伝しましたCosmetic-Info.jp。さっそく今回削除対象にあがったアレコレソレなど49成分に死亡フラグたてておきました。チーン