今週の東京スカイツリー(5)

 いよいよ円筒部の3段目も中盤。だいぶそれらしくなってきたし、存在感も増してきた。

 パソコンのディスプレイ裏側に隠して建設を進めていたがとうとう長男に見つかった。そしてカミさんに通報された(涙)。えーっ、言っちゃうの?!。まあ、ガンプラじゃないし、縦長のブツなのでおだやかな対応ですんだ(ホッ)。たぶんカミさんはこれがまだ半分くらいの高さしかないことには気づいてない。まだ第1展望台すらない状態だというのにな、ホホホホ。

 バンダイの情報によれば素人でも半日あれば組み立てられますと言ってるプラモの組み立てにずいぶん時間をかけてるのは仕事がクソ忙しいというのもあるにはあるんだが、せっかく何万円もするプラモデルを半日で組み立ててしまうというのもさみしいのでちょっと丁寧に組み立ててる。

 素のままだと全体が真っ白なのでちょっと遠目に見ると鉄骨同士の複雑な接合状態がわかりにくい(なんとなく全体が白くつぶれて見えてしまう)。そこで鉄骨の継ぎ目にあたる部分に灰色の水性ペンで影をつけてる。「ガンダムマーカー スミいれ ふでペン<グレー>」っていう水性筆ペンでざくっと塗る。塗った後をティッシュペーパーや爪楊枝でコソコソっと拭き取っていくと影が書ける。間近で見ると嘘くさいけどちょっと離れてみると立体感が強調されて鉄骨の複雑な感じがわかりやすくなる。

 鉄骨の接合部が多すぎてね。仕事しながらちょっと行き詰まると(息詰まると)、横においてある部品にコチョコチョっと墨入れして気分転換してるんだけど。そんな調子だからちょっとずつしか進まない。なんか飽きてきたんで気分転換の気分転換に別のプラモでも作ろうかな。

東京ゴッドファーザーズ

 クリスマスには「奇跡」がよく似合う。クリスマスを舞台にした映画ならちょっとデキ過ぎな話でもなんか許せちゃう。「東京ゴッドファーザーズ」はそんな映画。

 ホームレス2人に家出少女1人。その日暮らしの3バカトリオがある日、捨て子の赤ちゃんを見つけてしまう。東京の街を舞台に3バカトリオが赤ちゃんの親探しを始める抱腹絶倒の珍道中。わらしべ長者のような都合良すぎる展開も雪の降るクリスマスの夜となれば不思議と許せてしまう。そんな赤ちゃんの親探しの中で3バカトリオそれぞれの人生もしだいに明かされていく。それぞれがホームレスになるまでの事情、家族との再会、別れ。最後にはクリスマスの奇跡よ、ありがとうと思える。クリスマスにはピッタリの心温まる珍道中。2010年に46歳の若さで亡くなった今敏監督の作品。2003年公開。制作費は相当安かったらしいけど、これだけのものが作れるんだと感心させられる。

今週の東京スカイツリー(4)

 2段目の内側部分が完成して、いよいよ3段目に突入。3段目の円筒部を乗せたらやっぱりパソコンのディスプレイからはみだした。バレるのも時間の問題だな。

 それにしても3、4時間もあれば組み立てられるはずのプラモデルに何日かかってるんだって感じだが、まあちょっとずつちょっとずつ組み立てていくのがまた楽しいのさ。このペースなら今週中には3段目の内側までできて、来週には外周の骨格も組み上がるかも。うひょー楽しみ。