電車で

「電車内での化粧はみっともない」という広告に「迷惑かけてないでしょ」とか「女性への抑圧だ」とかって否定意見を出す人もいるらしい。そうか、そういう感覚の人もいるのか。世の中は広いわ。

そんな昨日で、今日なんだけど、さっきな、京浜急行線に乗ってたんだ。体が触れ合うほどではないけど、それなりに混んでたんだ。でな、そこに女性が歯磨きしながら乗ってきた!

歯磨き? 歯磨き!

は、み、が、きいいぃぃ・・・っ!!!

口を半開きにして歯ブラシでシャカシャカ、シャカシャカ。歯ブラシを握ってる手はなんとご丁寧に使い捨てのビニール手袋をしてる。本格的だ。歯磨きする気満々すぎる!

シャカシャカシャカシャカ・・・・

女性は周囲の目をまったく気することなく歯磨きを続ける。これは京急の快特。次の駅まで約10分。そこそこ混んでるから遠くに逃げるわけにもいかず、とりあえず背を向けて視界から外す。でも、背後からシャカシャカシャカシャカが聞こえ続ける。

や、やめてくれえぇぇ!!!!!

ギルの笛を聞くキカイダーの気分がわかった気がするよ、ミツ子さん(遠い目)。

ここまであからさまに歯磨きしてるんだから俺が「みっともない」とか「迷惑だ」とか言っても、まずこの感覚そのものが理解してもらえないだろうな。化粧もそうだけど「身だしなみを整える」行為を公衆の面前で行なうのは恥ずかしいことだという感覚は、今の日本では共通感覚でなくなりつつあるのか。いや、そも過去においても日本社会においてそれがそもそも共通感覚であったことなどあったのだろうか。それは美しい日本という幻想でしかなかったのではないのか。

などと文学的随筆調でまとめてボブ・デュランの次は俺だぜとかふかしてみようと思ったものの、語彙の少なさに打ちひしがれたオレ。ダメだ、まとまらん。

しかし化粧、歯磨きときたら次はヒゲ剃りとか出てきても不思議じゃないな。いやそのまえに鼻毛カットか。ああ、すぐそばでヒゲ剃りされたらやだなぁ。ウイーン、ジョリジョリジョリジョリジョリジョリ・・・。何事にも動じない心の準備をしとかなきゃ。まずは完全な良心回路を搭載するとこからだ、キカイダー01。

パトカーのせいで仕事ができない、ということにする

いま、日曜のお昼どき。音楽教室 兼 久光工房事務所の「こだち」で仕事してるんだ。いや、休みの日も仕事してるオレ、昭和リーマンっぽくてカックイイとかそういう自慢にもならない自慢をしたいわけじゃないんだ。

家の玄関横に赤色灯を点灯したパトカーが来てアイドリング停車中。パトカーには2名の警察官が乗ってたように見えたけど、いまは無人のまま 10 分くらいウチの玄関横に止まってる。なんだろう、近所で何かあって聞き込み中なのかしら。仕事部屋のすぐ目の前に赤色灯をつけたパトカーが長時間アイドリングしてるのってすげープレッシャーなんだけど。ドキドキして仕事が手につかないよぉ。

ということで、仕事にならないからブログ書く。

というのは言い訳で、締め切りギリギリの仕事がたまってくるとどうしても現実逃避したくなるんだよな。さ、パトカー見ながら仕事、仕事。

MG MS-06R-1A 高機動型ザクII エリック・マンスフィールド専用機

MS-06R-1A
ZAKU II
PRINCIPALITY OF ZEON ERIC MANTHFIELD’S CUSTOM

DSC01124「ザクのプラモデルだけで飾り棚が一杯になりそうだぁ」とか自慢したいが、できない。なぜならウチの飾り棚はそんなもんじゃ一杯にならんほどデカイのだ!ワッハッハ!

なんだ、結局自慢話だよ。さあ、今日もザクだ。ザクですよ。ザクがザックザクですよ。もうこのセリフを何回書いたことか。本当にザックザクです。

今回は「高機動型ザク」。テレビには出なかったけど、その後のガンプラブームに乗じて「実はこんなモビルスーツもあったんだよ」と言う企画(モビルスーツバリエーション:MSV)で作られた後出しじゃんけんザクの一つ。

ひとことに高機動型ザクと言っても調子に乗ってテキトーにいろいろ作ったらしく見た目に違うのがいろいろある。最近ではそれらはデザインの特徴から

  • 初期型の試作機:MS-06RP
  • 初期型:MS-06R-1
  • 初期型の改良機:MS-06R-1A
  • 後期型の試作機:MS-06R-2P
  • 後期型:MS-06R-2

概ねこの5つに分類されている。今回の高機動型ザクは初期型の改良機(MS-06R-1A)で、エリック・マンスフィールドという僕の知らないオジさんが乗っていた僕の知らないザク。

誰だよ、エリック・マンスフィールドって!

まあいい。この時代だ、ネットでちょっと調べりゃいろいろ出てくる・・・・ホントいろいろ出てくるわ。

  • ゲーム『GUNDAM TACTICS MOBILITY FLEET0079』では、容姿は細身の中年男性として描かれている。
  • 漫画『機動戦士ガンダム ギレン暗殺計画』では、やや騎士道精神を持つ長髪の美青年として描かれている。

おっさんなのか美青年なのかすら決まってない。モビルスーツもテキトーならキャラクターもテキトー。テキトーだらけ。まあいいよ。ザクだから。

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そのマンスフィールドというおっさんだか青年だかが乗っていたザクが今回のプラモデルだ。

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高機動型ザクと普通のザクとの見た目の大きな違いは脚部とランドセル。ゴテゴテとこれ見よがしに推進器がくっついた大型の脚部に、これまたゴテゴテとこれ見よがしに大型の推進器や燃料タンクのようなものが満載のランドセル。もう子供心にはいかにも強そうに見える記号が満載だ。これならガンダムにも勝てる、きっと勝てる、たぶん勝てる、いや勝てないな。

P1010390えーっ!勝てないのぉ?!

MS-06R-1A型(高機動型ザクII初期型の改良機)は他にも「黒い三連星」「ユーマ・ライトニング」「アナベル・ガトー」などのエースパイロットが専用機としてパーソナルカラーに塗装して使用してた(という設定になってる)。マンスフィールドはグレー系の塗装が特徴で、×××専用ザクの中では比較的地味なカラーリング。

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マンスフィールド専用機は配色は地味だが他の同型機と頭部の違いが際立っている。なんとツノが側頭部から生えている!シャア・ザクが頭の真ん中からツノを生やして以来、専用といえば赤くてツノ付き、ツノといえば真ん中というのは半ば日本人の常識となりつつあるのだが、これは側頭部。設定画がそうなってるからそうなんだろうけど、なんか描き間違えただけじゃねえの?とか思わなくもない。

そしてもう一つ、鼻の上が黒く塗装されている。これはこの部分に当たった光が反射して眩しくなるのを防ぐ防眩塗装なのかな。飛行機のコクピット前方が黒く塗ってあったり、野球で外国人選手がほほ骨の上を黒く塗ってあったりするのをヒントにした設定だと思う。白じゃ眩しいのかな。

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ザク ver.2.0 のフレームなのでよく動く。肩を入れたマシンガンの両手構えもOK。脚の可動は推進器ゴテゴテなので膝が90度くらいしか曲がらないけど、いいの。宇宙用だから、ね。

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やっぱりザクは下から見上げるアングルが最高だわ(ハートマーク)。

【ザク祭り】マスターグレード(MG)シリーズで2007年4月にザクIIがver.2.0として再登場。多くのバリエーション機体が存在したというアニメの設定をプラモデルとしても再現するために骨格に相当するフレームを再構築し、全てのバリエーションを「ザク共通フレーム」+「バリエーション部品」で作ることができるように考慮されている。これを機にこれまでいくつか発売されていたMGザクIIがver.2.0仕様でリニューアルされたり、新たにザクのバリエーション機が次々と発売された。これらを片っ端から作っていこうというのがザク祭り。