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MG MS-06J ザクII [Ver.2.0]

MS-06J
ZAKU II
PRINCIPALITY OF ZEON MASS PRODUCTIVE MOBILE SUIT

 ザクですよ、ザク。ザクがいないガンダムなんて、クリープのないコーヒーみたいなもんだ。とブラックコーヒー派の私が言ってますが、説得力ないですか?ないですね。ザクさん・・・好きです(沖電気TVCM菅野美穂風に)。

 今回は極めてノーマルな「J型」です。TVや映画に出てきた普通のザクです。正確に言うと地球上で戦ってたザクです(宇宙で戦ってたのはF型)。でもJ型はすでにアフリカ戦線仕様(J型の色違いバージョン)というやつを作ってある。さらに今後の作成予定として白いJ型(ホワイトオーガ専用ザク)も控えている。ただの色違いを3機も作るというもなんだなあと思ったわけです。それでふと思い出したのがずいぶん昔にモデルグラフィックスという模型雑誌の表紙を飾ったザク。マスターグレードザクII[ver.2.0]の発売に合わせて紹介されてた作例です。これがすごいカッコいい。

 マスターグレードシリーズは内部構造もそれなりに作られているプラモデル。「そんな部分、組み立て終わったら絶対見えないよ」という部分までいろいろと作る。作例ではそれを利用して外装の一部を切り取って内部構造が見えるというカットモデルに仕上げてある。その昔「メカニック・モデル」という1/72シャア専用ザクやガンダムに心奪われたメカ好きの少年心をわしづかみ。

 作例では「左肩」「すね」「足首カバー」の外装部品を真ん中からキレイに切って断面を赤で塗ってちゃんとカットモデルになってる。私はめんどくさがり屋の軟弱者なのでもっと簡単に「一部の外装部品を組み立てない」という偽カットモデルでやってみることにした。マスターグレードは外装の部品もそれっぽくなるように細かく分割されている。そこで右肩装甲、左肩スパイク装甲、左上腕内側装甲、左下腕内側装甲、左胸部装甲、左胸部コクピットハッチ、背部ランドセル装甲、腹部装甲、左前部スカート、左太もも前部装甲、左スネ装甲、左ふくらはぎ内側装甲、左足の甲装甲の13カ所の部品を取り付けないことでナンチャってカットモデルにしてみた。

 内部構造の部品はほとんどがグレーのABS樹脂なんだけど、それじゃさみしいので作例を見ながらフレーム部材っぽい部分をガンダムマーカーホワイトで塗り塗り。他には細かいところでシリンダーの受け側の筒をガンダムマーカーレッド。パイプやタンクっぽい部分にガンダムマーカーゴールドをちょっと。あとは余ってたデカール類を適当にペタペタ。最後は墨入れして、仕上げにつや消しトップコートをプシュー。おおっできたできた。

 内部構造も組み立てるマスターグレードだからこそできた簡単カットモデル。なにしろ組み立てるのを途中でやめちゃうというお手軽。お手軽なのにカッコいい。ザクさん・・・ずーっと好きです(沖電気TVCM菅野美穂風に)。

【ザク祭り】マスターグレード(MG)シリーズで2007年4月にザクIIがver.2.0として再登場。多くのバリエーション機体が存在したというアニメの設定をプラモデルとしても再現するために骨格に相当するフレームを再構築し、全てのバリエーションを「ザク共通フレーム」+「バリエーション部品」で作ることができるように考慮されている。これを機にこれまでいくつか発売されていたMGザクIIがver.2.0仕様でリニューアルされたり、新たにザクのバリエーション機が次々と発売された。これらを片っ端から作っていこうというのがザク祭り。

MG MS-06J ザクII アフリカ戦線仕様 [Ver.2.0]

MS-06J
ZAKU II
PRINCIPALITY OF ZEON MASS PRODUCTIVE MOBILE SUIT

 ザクですよ、ザク。ザクがいないガンダムなんて、クリープのないコーヒーみたいなもんだ。とブラックコーヒー派の私が言ってますが、説得力ないですか?ないですね。

 TV第1話で衝撃の登場をしたザクはF型。宇宙用ね。で、F型から宇宙用装備を排除して地球の環境にあわせて空冷式ジェネレーターの採用や対地戦装備、関節部の強化や防砂処理をしたのがJ型。地上用ね。でもそんな細かいことはTV放送時にはなくて、あとから作った設定だからTV映像上は見た目同じなんだけどね。でもまったく同じままだと商売としてはおいしくないので、その後の映像やプラモデルやゲームではF型の脚には姿勢制御用のバーニアがあったり背中のバーニアもF型とJ型では個数や大きさが違ってたりと、差別化が進んでいる。もちろんマスターグレードシリーズのザクもF型とJ型は別々のデザインで別々に売ってる。

 今回作ったのは地上用ザク、つまりJ型。脚部に姿勢制御用のバーニアはなくロケットランチャー装備。背中のバーニアは下向き(ジャンプ&着地衝撃緩和用)だけ。

 しかもこいつはアフリカ戦線で運用されたJ型というマニアックな設定。なんと「プロショップ」と呼ばれる町の模型店にしか売ってない限定モデル。ヨドバシカメラみたいな量販店では売ってないのよ。普通に売ってるJ型のプラモデルとどこが違うかというと

  • 薄茶色のプラスチックでできている(普通のJ型は薄緑色)。
  • 付属シールがアフリカ戦線風になっている。
  • 武器もちょっと多めに付属している。

・・・・・・ザク本体は色が違うだけなんだよね。武器も驚くようなものが付属してるわけじゃないし。え?だったら量販店で普通のJ型ザクを買ってきて薄茶色に塗ればいいだけだろって? それはそうなんだけど・・・塗装が苦手なんだよね、道具も持ってないし。塗装の苦労をお金で解決してしまった軟弱者です。

 うおぉぉ〜、やっぱザクカッチョエエ!!

【ザク祭り】マスターグレード(MG)シリーズで2007年4月にザクIIがver.2.0として再登場。多くのバリエーション機体が存在したというアニメの設定をプラモデルとしても再現するために骨格に相当するフレームを再構築し、全てのバリエーションを「ザク共通フレーム」+「バリエーション部品」で作ることができるように考慮されている。これを機にこれまでいくつか発売されていたMGザクIIがver.2.0仕様でリニューアルされたり、新たにザクのバリエーション機が次々と発売された。これらを片っ端から作っていこうというのがザク祭り。

MG MS-06R-1A 高機動型ザクII (初期型) 黒い三連星専用機 [Ver.2.0]

MS-06R-1A
ZAKU II
PRINCIPALITY OF ZEON MASS PRODUCTIVE MOBILE SUIT

 いわゆる「ザク」にはいくつかのバリエーションがある・・・という設定になっている。

  • 宇宙用のF型(MS-06F)。普通にザクと言えばコレのこと。
  • F型から安全装置などを排除して空いたスペースを推進装置強化などに使った高性能ザクのS型(MS-06S)。シャアザクと呼ばれているのは赤く塗ったS型のこと。
  • 宇宙でしか使わない姿勢制御用推進器を排除して空冷装置も採用した地上専用のJ型(MS-06J)。

この3つはテレビにも出ていた普通のザク。ところで第1次ガンプラブームのときに「TVにも映画にも出てこなかったけど実はこんなモビルスーツもあったんだよ」という「モビル・スーツ・バリエーション(MSV)」という商魂たっぷりの企画があった。ここで紹介する「高機動型ザク」もこのMSV企画から生まれたザクの一つ。TVや映画ではドムに乗って登場した「黒い三連星」(ガイア、オルテガ、マッシュ)がドムに乗る前に宇宙で使っていた高性能ザクという設定。

 大型ランドセルと脚部の大型推進装置が高機動と呼ぶにふさわしいザクの外観をかもしだしている。もう「いかにも」って感じのデザイン。

いやあ、カッチョいい、カッチョいい。

【ザク祭り】マスターグレード(MG)シリーズで2007年4月にザクIIがver.2.0として再登場。多くのバリエーション機体が存在したというアニメの設定をプラモデルとしても再現するために骨格に相当するフレームを再構築し、全てのバリエーションを「ザク共通フレーム」+「バリエーション部品」で作ることができるように考慮されている。これを機にこれまでいくつか発売されていたMGザクIIがver.2.0仕様でリニューアルされたり、新たにザクのバリエーション機が次々と発売された。これらを片っ端から作っていこうというのがザク祭り。