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備忘録

ことしなんの仕事してたか自分用メモ

  • 有限会社久光工房 代表取締役
    • 有限会社久光工房は2023年11月に20周年を迎えました。
    • 化粧品技術者向け情報提供サイト「Cosmetic-Info.jp」の開発・運用
    • 化粧品企業向け処方情報管理システム「CFMS」の開発・販売
    • 化粧品薬事関係者向け業務補助ツール「Cosme-Design.jp」の開発・運用
    • 化粧品技術者の指導・育成事業「Cosme-Tech」の運営
    • ピアノ教室・コーラス教室・ヨガ教室など文化教室の運営
    • 音楽練習スタジオの貸出事業
  • 一般社団法人化粧品成分検定協会 代表理事
    • 消費者、学生、初級技術者が化粧品の中身設計について正しく理解するための学習機会の創出と学習成果を確認するための検定を行う完全非営利型一般社団法人
  • 株式会社化粧品成分検定出版 代表取締役
    • 一社)化粧品成分検定協会に関する公式テキストや問題集の販売など営利事業を担う普通法人
  • 国際理容美容専門学校 非常勤講師
    • ビジネス美容科を中心に化粧品学・化粧品実習の授業を担当。たまに物理学を臨任する。
  • 東京工科大学 実験講師
    • 応用生物学部 柴田雅史教授のもとで卒研生に実学としての化粧品設計を指導。
  • 神奈川工科大学 客員教授
    • 応用バイオ科学部で化粧品を工業製品学際領域として理解する化粧品科学の授業を担当。
  • 化粧品科学専門誌の新創刊準備委員会 事務局
    • FRAGRANCE JOURNAL誌の文化と役割を大切に、デジタル化時代の新たな枠組みを加えた新雑誌の立ち上げを準備中。
  • 追浜観光協会 事務局長
    • 追浜行政管内における観光事業の振興を図る団体
  • 追浜本町2丁目親和会 会計
    • いわゆる町内会。災害時にそのありがたみがやっと実感できる地域の「絆」。自分が住む町に顔のわかる人がひとりでも多いことはすてきなことです。もうみんな忘れかけてるけど絆って大切だなって思ったあの日を思い出してくださいね。
  • 夏島学区体育振興会 会計
    • 夏島小学校の学区地域における住民のスポーツ振興を図り健康増進に寄与する団体
    • 地域の方々老若男女問わずみんなで楽しむ「健民運動会」を主催。毎月、グラウンドゴルフやボッチャなどのスポーツ体験会を開催。夏島小学校の総合学習で体力測定会を開催。
  • 夏島小学校開放運営委員会 会計
    • 夏島小学校の体育施設(体育館、校庭、プール)の団体貸出業務を行う団体
    • 役職は会計だけど、予約受付・管理から日常的な問題対応までほぼ総務。
  • 追浜中学校運営委員会 会長
    • 国のコミュニティスクール構想に基づき追浜中学校の運営を学校と地域が一体となって進める団体
    • 学校が抱えるさまざまな課題のうち、地域の知恵や力で協力して解決できる問題を協議し推進する。議論の方向性提示やまとめをする役目。
  • 追浜地域運営協議会 委員
    • 追浜行政管内における各種社会団体(社会福祉協議会、民生委員児童委員協議会、町内会・自治会、商店会、工業会、観光協会、PTA、学識経験者など)の代表者が集まって地域社会活動の統合運用を図る団体
    • 子育て支援部会 の部会長を拝命。追浜で子育てしてよかったと感じてくれるまちづくりやイベントを推進する。
  • 紫友同窓会 副会長、資料局局長
    • 東京都立小石川中等教育学校(旧制第五中学校、小石川高等学校)の同窓会。クラス会ではなく創立以来100年を超える全ての卒業生をたばねる同窓会組織。

MODEROID ザブングル

最近、グッドスマイルカンパニー社のMODEROIDシリーズというプラモデルがお気に入り。おじさん世代にぐさっとささるラインナップをガツガツ出してくる。しかもガンプラ並みにサクッと作れるスナップフィット。

ナイト・オブ・ゴールドが完成して疲れたんでしばらくプラモ放置してたけど、週末にMODEROID「ザブングル」をサクッと作ったよ。

説明書通りにパチパチ組み立てて、墨入れして、つや消しスプレーをブシャーっと吹きつけて完成。まあ、バンダイの変態金型技術で作られたガンプラほどじゃないので何ヶ所か穴を広げないとはまらないところがあったけどいつも通りのお手軽。週末土日で完成。

1980年代ロボットアニメ全盛期にTV放送された「ザブングル」。もう40年も前のアニメだから知らん人は知らんし、知ってるのは年寄りだけなんだけど。未来少年コナンのロボットアニメ版って感じの作品。元気があふれすぎな若者たちがハチャメチャな勢いで世界の不条理をひっくり返す物語。暗い作風で主人公を含め多くの登場人物が死んでハッピーエンドが少ないガンダム、イデオン、ダンバイン、エルガイムなどを監督した富野由悠季が監督した作品の中ではかなり異質。

ロボットは乗用車と同じハンドルとアクセルとブレーキで動かすという大胆さ。とりあえずハンドルを勢いよく回せば戦ってくれるいさぎよいロボット。「ウォーカーマシン」って名付けられてる通りこの世界のロボットは工作機械とか重機っぽい無骨なデザインの中で主人公のウォーカーマシンだけは、ご覧の通りヒーローロボット感ばっちり。しかも、飛行機とトラックに分離合体できるお子さま垂涎要素もバッチリ。

んで、MODEROID「ザブングル」は、グニャグニャ動いてアニメさながらの無茶苦茶なアクションポーズがとれるだけじゃなくて、ブングル・スキッパー、ブングル・ローバーに分離変形もできちゃうすぐれもの。

さらにザンブングル・カーに合体だ!

これが差し替えなし余剰部品なしでできちゃう恐ろしい仕様。設計したやつ頭おかしいんじゃないか(褒め言葉)

週末お手軽プラモでここまでできちゃうんだから長生きはするもんだ。

IMS 1/100 ザ・ナイト・オブ・ゴールド

漫画「ファイブスター物語」に登場するモーターヘッド(ロボット)のプラモデルブランド「IMS」(ボークス社)。モーターヘッドは大好物で、昔から欲しいなぁと思ってたけど、ガンプラと比べると高いし作るのに技術も必要で、二の足を踏んでた。去年、思い切って大好物中の大好物のL.E.D.ミラージュv3を買ってみたら、これがなんと、意外とそれなりに作れちゃうじゃんよ。まあ、それなりだけど、さ。

作れるってわかったら買うよ、買いますよ。次に買ったバッシュ・ザ・ブラックナイトはIMSでは最初期の製品だからパーツの合わせにちょっと苦労したけど、L.E.D.ミラージュ以上にほぼ塗装なしでできちゃったからこれまたよろしかったよ。

L.E.D.ミラージュもバッシュ・ザ・ブラックナイトもファイブスター物語を代表するモーターヘッドで、そんな夢のモーターヘッドのプラモデルを自分で組み立てたのは、もううれしくて、うれしくて。作れるってわかったから買うよ。もう、俺の物欲は誰も止められない、カミさんにも!!

すみません、言い過ぎました。カミさんには内緒でお願いします。

さあ、カミさんに内緒で勢いづくIMS祭り。止まらない私の物欲の第3弾はいよいよ主役中の主役モーターヘッド「ザ・ナイト・オブ・ゴールド」だ。税込11,000円のプラモデル。

組み立て説明書には漫画連載の初期に描かれた設定画が載ってる。

仮組み

まずはパーツを切り出して説明書に沿って組み立ててみる。あとでバラして塗装するから、これは「仮組み」。ピンをニッパーで少し切り落として細くしたり、穴をヤスリで削って少し広げたりして、簡単にバラせるように細工しながら組み立てて、パーツ同士のハマりが悪かったり合わせ目がズレていたりするところを見つけてピンを切り落としたりヤスリで削ったりして形を合わせていく。同じ色で塗装することになるパーツ同士はもうバラす必要がないのでこの段階で接着して合わせ目をきれいにしておく。

仮組み用にバラしやすくしてるってことはバラバラになりやすいってことなのでマスキングテープであちこち仮止めしながらの作業。本当なら全体を組み上げるまでが仮組みなんだろうけど、全身組み立てようとするとジェンガ状態、ちょっとバランス崩すとガラガラ、ガッシャン。すっ飛んだ小さなパーツを部屋中探し回ることン十分。てなことが2、3回発生したのであきらめた。

洗って乾かす

仮組みでパーツの合わせが終わったら、バラして、お風呂洗剤(中性洗剤)で洗浄。プラモデルは、溶けたプラを金型に流し込んで作られるんだけど、冷えて固まったプラを金型から取り外しやすいように離型剤という油分が使われる。これがプラの表面に残っていると塗装するときに塗料をはじいたり、剥がれやすかったりと問題になる。ガンプラは、バンダイ脅威のメカニズムでなぜか離型剤を使わずに製造してるので洗浄不要。しかしこのプラモデルはバンダイ製品じゃない。仮組みしてると指がスルスル滑るようになってくるので離型剤が残ってることがよくわかる。化粧品成分だと低粘度ジメチコンみたいな感触。表面全体にうっすらとついている離型剤を洗剤で洗い落とす。あーめんどくさい。偉い人は、超音波洗浄機(眼鏡店の店頭に置いてあるやつ)でガーっと洗っちゃうらしいんだけど、ガンプラばっかりつくってた軟弱さんはそんな便利な機材は持ってない。いらなくなった歯ブラシ使って中性洗剤でシャカシャカと洗っていく。黙々とシャカシャカし続ける。

洗ったパーツはよくすすいで、よーく乾かす。乾燥に使うのはみんな大好き山善の食器乾燥機。安くて優秀。アマゾンのレビュー評価は非常に高いんだが、レビュー内容を読むと食器乾燥機として使ってない人が多数。俺もそのひとり。山善さんすみません。

パーツの奥まったところに水が残りやすいからしっかり乾燥。どうせ週末にしかプラモ作れないからホコリがつかないようにこのまま次の週末まで時々乾燥機のタイマーを入れてじっくり乾かしたよ。

塗料

乾いたらいよいよ塗装。しかし、生まれてこのかたプラモデルの塗装なんてまともにやったことがない。色が足りないところにちょっと筆塗りするくらいしかやったことがないけど、そんときに使ってるのは溶剤臭がかなり少なくて健康にさほど悪くなさそうな水性塗料(クレオス 水性ホビーカラー)。雑誌やネットだと乾きが早くて丈夫なラッカー塗料を使ってる作例がほとんどだけど、むかし日曜大工でラッカー塗料の缶スプレーを使ったときのあのいかにも健康に悪い感じの強烈な有機溶剤臭には耐えられん。初の本格プラモ塗装も水性ホビーカラーでやる。

ザ・ナイト・オブ・ゴールド(黄金の騎士)って名前の通り、外装は金色。骨格や手は初期の設定画だとロボットの関節の定番色のダークグレーだけど、だんだん設定が変わって、最終的には骨格もキラキラに。銅色にする人が多いのでわたしも銅色に。長いものには巻かれておけ。

モデラーは複数の塗料を混ぜて自分好みの色を調色するんだけど、わたしにそれはハードルが高すぎなので既成の色で塗る。ということで、外装はクレオス水性ホビーカラーの「ゴールド」、骨格はクレオス水性ホビーカラーの「カッパー」で決定。

どうやって塗るか

広い面積を筆塗りできれいに塗るのはなかなか難しい。こういうときは「エアブラシ」という霧吹き装置を使うと便利なんだけど、機材一式揃えるとあっという間に数万円が飛んでいく。これを機に本格的な塗装環境を整備するっていうほど将来に明るい展望があるわけでもないので、なんか安上がりな霧吹き装置はないんだろうか、とあれこれ調べてたら、ありました。

イージーペインター

空気を噴射して狭いところに溜まったゴミやホコリを掃き出す「エアダスター」。この空気噴射缶を使って、塗料を霧吹きできるようにする装置。装置というほど大袈裟なもんでもない。エア缶にカパッと取り付ける結構簡素なプラスチック部品。細長いプラボトルに好きな塗料を入れてエア缶に取り付ける。エア缶から空気を吹き出させるとその勢いで塗料が吸い上げられて空気と一緒になってプシューっと霧吹きできる。イージーペインター専用のエア缶もあるけど高いので、市販のエアダスターで代用。

いざ塗装

本格的には表面の状態確認と塗装の食いつきをよくするサーフェイサーを塗って、その上から塗料の発色をよくするための下地色を塗って、その上から塗装するんだけど、めんどくさいからやりません。なんとかなるでしょう。

エアブラシ塗装するときの塗料は、筆塗り用のままでは濃すぎて細い噴射口がすぐ詰まったり大きな粒子が飛んでブツブツになったりするらしく、薄め液で希釈して使うらしい。しかし、ネット上の数少ない情報によるとイージーペインターは空気圧が強いのでエアブラシのときほど希釈すると空気の勢いで吹き流されてまだらになってしまうって話もある。いらない部品に試しに吹き付けてみたところ水性塗料:薄め液が2:1くらいで十分で、それより濃くても大丈夫そう。

塗料を霧吹きするので部屋の中でやると大変なことになる。偉い人は、塗装ブースという、室外への排気装置がついた箱を使ってるんだけど、機材一式揃えるとあっという間に数万円が飛んでいく。これを機に本格的な塗装環境を整備するっていうほど将来に明るい展望があるわけでもないので、お外で塗装です。段ボール箱を立ててその中に向かってプシュー。

イージーペインターは缶スプレーと同じように吹き出しがかなり広がるから、パーツに当たらず無駄になる塗料がけっこう多い。筆塗りと比べると感覚的には3、4倍の勢いで塗料が消費される。特に小さな部品を塗装するときは大半の塗料はパーツに当たらず段ボール箱の奥へまっしぐら。しかも吹き返しでこちらにも少し舞ってくるんで防塵マスクとゴーグルはつけた方がいい。

イージーペインターはかなり勢いよく噴射されるのでうっかりすると吹きつけすぎでダラダラ〜になるから注意。薄く吹きつけたらいったん乾燥機に入れて乾かす。最初は不均一だしプラスチックの成形色がかなり透けて心配になるけど、ぐっとこらえて「薄く吹きつけて乾燥」を3、4回繰り返すと下地の色が見えなくなって、均質できれいなゴールドに。

塗装が終わったらイージーペインターを分解。残った塗料は塗料瓶に戻す。水性塗料だから乾く前なら水で洗える。しかも水性ホビーカラーはアルカリ洗剤にめっぽう弱いという特性があるのでキッチンマジックリン(アルカリ洗剤)で洗うと簡単にキレイにできる。後片付けが簡単。すばらしい。

スプレー塗装が終わったら、細かいところを筆塗り。おでこの赤と白のレリーフはとても目立つので慎重に慎重に。老眼には辛い作業だけど、なんとかできた。近づいて見るとはみ出しがあってガックリだけど、大丈夫、おれは老眼。ちょっと離れればまったくわからない。老眼万歳。

いつもならこのあと墨入れ(ミゾに黒を塗って凹凸や輪郭をはっきりさせる)をするんだけど、なんとなく墨入れしない方がカッコいいんじゃないかと思ったんでやらないことにした。塗装が終わったらデカール貼り。

仕上げにクレオスの水性トップコート(光沢)をプシューっと吹き付ける。いっきに吹き付けると細かい気泡が混ざってそのまま固まってしまうので、これも「薄く吹きつけて乾燥」を3、4回繰り返す。よーく乾燥させればツルツルテカテカピッカピカのカッチカチだぁ!!偉い人はここからさらに研磨剤を使って「研ぎ出し」するらしいけどそんな気力はわたしにはございません。もう十分です。

トップコートが乾いた部品から順に組み立てていくとだんだん形になっていく。うおー、うおー、予想以上にカッコいい、かっこいいですよ。

完成

あぁぁぁぁあぁぁぁ、カッコいい。かっこいいですよ。夢にまでみたザ・ナイト・オブ・ゴールドのプラモデル。生まれて初めての本格塗装もなんとかうまくいったし。満足感が満足してる。

腰に懸架している大砲(バスターランチャー)は、展開して持たせることもできる。デカい大砲は男の子のロマンです。撮影用のブースからあっさりはみ出すんで作業机の上やディスプレイ棚で撮影。

バスターランチャーはロマンだ。

L.E.Dミラージュ、バッシュ・ザ・ブラックナイトと並んで

ディスプレイ棚を整理して、モーターヘッド用に1段確保。不気味なスキ間は、もちろんあと1、2騎は並べられるようにという自分への親切心。なんていい人なんだオレ。