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部活動の外部委託と演奏権料

学校教員が無償で行っている部活指導が教員の過剰な負担のひとつに挙げられている。そこで、活動日や活動時間を減らすといった対策に加えて、地域団体や民間事業者といった外部指導者に委託するといった方法も検討が進んでいる。これまでは運動部が議論の対象になっていたけど、ここにきて文化部も外部指導者の活用が必要ではないかと言われるようになってきた。

たしかに学校の先生が放課後や土日といった勤務時間外に無償でいろんなことをやらされてる状況は改善されるべきだと思う。その流れのひとつとして部活動で外部指導者を活用するというのはとてもいい考えだと思う。そもそも学校の先生がその部活動の指導ができるわけないじゃんということも多いしね。野球部、テニス部、柔道部、剣道部、バレー部、バドミントン部・・・・いろいろあってもその学校に野球が指導できる先生、テニスが指導できる先生、柔道が指導できる先生が全部そろってるわけないんだし。文化部だって演劇、吹奏楽、コーラス、絵画、書道、料理・・・・それぞれ指導できる先生がそろってなんていない。部活の顧問になった先生はその部活の素人でもちゃんと生徒を指導しないといけないとか無茶ぶりもいいところ。

さて、前振りが相変わらず長いんだけどね。

音楽系の部活動で外部指導者を活用すると、JASRACの「音楽教室の先生が生徒にお手本みせたら演奏権料払えよ」問題が気になるけど、あれ大丈夫なのか?

ってのが今日の話。

JASRACは、音楽教室で先生が生徒にお手本をみせるのは「公衆に聞かせることを目的とした演奏行為」に該当するので演奏権料を払いなさい、と言って大手音楽教室から演奏権料の徴収を開始。大手事業者からの徴収が軌道に乗ったら、中小の音楽教室にも演奏権料の請求を実施する予定としている。

先生がお手本を演奏する行為は「公衆に」ではないし「聞かせることを目的」でもないと主張して大手音楽教室事業者が中心になってJASRAC相手に裁判しているけど、どうも分が悪い。まず、公衆ではないとするには(1)家族や親密な友人などごく限られた特定の人であること(2)少数であることの2点つまり「特定かつ少数」である必要がある。生徒は不特定の人だから公衆であるというJASRACの論理を崩せそうにない。一方の、先生のお手本は「教育目的」とか「指導目的」であって「聞かせること」が目的じゃないというのも、教育目的でも指導目的でもなんでも結局は「聞いてもらう」ことが大事なんだから聞かせることも目的に含まれているというJASRACの論理を崩せそうにない。

「JASRACは学校の音楽の授業は教育目的だからお金取ってないんだよね?音楽教室は教育じゃないから演奏権料を払えっていわれてるんじゃないの?先生のお手本は教育目的かどうかが争点なんじゃないの?違うの?」って人がいると思うけど、それ違います。教育目的の演奏行為に演奏権料が不要だっていうなら、音楽教室だって立派な教育ですから演奏権は及ばないって結論になってしまいます。それだと音楽教室から演奏権料を徴収できないのでJASRACには都合が悪い。

JASRAC公式サイトの「楽器教室における演奏等の管理開始について(Q&A)」というページを見ましょう。「音楽教室での演奏は教育目的なので、演奏権が及ばないのでは?」という質問に対する回答は、

著作権法38条1項では以下の3つの要件を全て充たしている場合には、権利者の許諾を得ることなく演奏できると定めています。
(1)営利を目的としていない
(2)聴衆または観衆から、入場料等の料金を徴収しない
(3)演奏者等に報酬が支払われない
上記の3要件を全て充たしている場合は演奏権は及びませんが、その1つでも該当しない場合は許諾を得ていただく必要があります。

JASRAC公式サイト「楽器教室における演奏権等の管理開始について」より

演奏権が及ばないのは非営利・無料・無報酬が同時成立しているときだけで、音楽教室は営利事業だから3つのうち少なくとも1つは成立してない。教育目的かどうかなんてそんなの関係ねー、「著作権法38条1項に該当しない」この一点を理由に音楽教室に演奏権が及ぶと言ってます。

んでね、んでね、それなら「学校の授業における音楽利用にも演奏権が及ぶんじゃないの?」という疑問がわくでしょ?この質問に対する回答がイカしてるんだよ。イカしてるっていうかイカれてるって感じかな。

学校の授業での演奏利用は、著作権法38条1項に該当するため管理の対象ではありません。

JASRAC公式サイト「楽器教室における演奏権等の管理開始について」より

ヲイヲイヲイヲイヲイヲイ「著作権法38条1項」ってさ、

営利を目的とせず,観客から料金をとらない場合は,公表された著作物を上演・演奏・上映・口述することができる。ただし,出演者などに報酬を支払う場合はこの例外規定は適用されない。

著作権法38条1項

だよ? 非営利・無料・無報酬の同時成立の場合は演奏権が及ばないって条項だよ? 学校の授業は非営利・無料・無報酬が同時成立してるの? 学校が非営利だってのはいいよ、でも生徒は学費を払ってるんだから無料じゃないでしょ、先生は給料もらってるんだから無報酬じゃないでしょ。著作権法38条1項に該当してないじゃん。

まあいい。百万歩譲って、学校の授業は非営利・無料・無報酬が同時成立してるとしよう。だが、そんな状況で飛び出してきた今回の「文化系クラブ活動の指導も外部指導者を活用しよう」って話。地域の音楽団体や民間事業者などから指導者に来てもらうことが検討されている。さすがに無償ってわけにはいかないから何らかの謝礼を出す前提で議論が進んでいる。

ちょっと待て!!!

指導者に報酬が出たら「非営利・無料・無報酬の同時成立」にならないぞ。学校の先生が無報酬でやってたから済んでたけど、外部指導者に謝礼が出るとそうはいかなくなる。去年ブログで書いた懸念が早くも現実味を帯びてきた。

著作権法の無料や無報酬の条件って結構厳しいんだよぉ。たとえば「お茶を楽しみながらの無料コンサート(お茶・お菓子代100円)」ってのは無料にはならない。名目を問わず一切のお金を受け取らないことが無料の条件だから。たとえば謝礼とか交通費とかってもの無報酬にはならない。名目を問わず一切のお金を払わないことが無報酬の条件だから。

音楽系の部活動で演奏権料の請求を受けずに済ますためには、JASRACが言ってる通り著作権法第38条1項に該当させるしかなく、そのためには指導者に名目を問わず一切金銭を払わないという方法しかない。他には「指導者はぜったいに生徒にお手本をみせない」とか「演奏権が切れている古い曲だけを練習する」という方法もあるけど、それは無理でしょう。

完全無報酬でも指導者を出してくれる地域団体や民間事業者なんてそうそういないぞ。大丈夫なのか?外部指導者の活用を検討している有識者はこの問題を把握できているのか?

これ、JASRACはどういう解釈をするのかとても気になる。JASRAC怖いわー。

大切なものをけがされた気がする

Cosmetic-Info.jp という化粧品成分・原料・処方に関する情報提供サイトをかれこれもう20年以上運営してる。便利に使ってくれている人も多いと思う。

なにかしらのテーマで情報を収集してまとめるってのは誰でも思いつくサービスだから、この20年の間には Cosmetic-Info.jp 以外にもいくつもの化粧品原料を紹介するサイトが生まれてきた。そんな中で Cosmetic-Info.jp がいまも中心的な存在でいられるのは(もちろん最初だったということもあるけど)地道な情報収集の継続と、集めた情報をどうまとめるかという思想、それを具現化する使いやすいシステムの構築の結果だったと思ってる。

いくらシステムが優れていても載っている情報の質が悪ければダメだし、いくら質の良い情報を集めてもなんの思想もなくただ漫然と書き写すだけのサイトなら必要ないし、載っている情報がすごく良くても使いにくいシステムではダメだし。Cosmetic-Info.jp はその3つが他よりもちょっとだけ良かったんだろうなと自画自賛。

んで、最近、化粧品の成分や原料の情報を収集してまとめますっていうサイトが誕生したんで見てきた。

・・・・・・・・・なんだろう、うーん、ガッカリした。過去20年見てきた Cosmetic-Info.jp っぽいサイトの中で最大級にガッカリした。継続も思想も構築もない。「なんか便利そうなサイト作ったオレスゲー」的な小手先感丸出しの、ガッカリすると同時になんかものすごい不快な感覚がフツフツとわいてくる。

たとえば「ヤシ脂肪酸」という表示名称についての情報提供画面を見てほしい。まずはCosmetic-Info.jpの画面から。

Cosmetic-Info.jp

次が、最近誕生した化粧品成分・原料の情報提供サイト

新登場の化粧品成分・原料の情報提供サイト

見た目の雰囲気が似てるのはまあいい。扱っている情報が同じなんだから見やすさを追求すれば自ずと似たような見た目になるってのはわからんでもない。まあそれにしても似すぎだろうとは思うけど。問題は中身、書かれている情報そのもの。

たとえば「定義」のところ。粧工連は、すでに存在する表示名称が定義中に含まれる場合はその表示名称に(*)という印を付けている。粧工連の元ネタはここまで。で、Cosmetic-Info.jp ではこういう場合にはその表示名称を抜き出して『参照表示名称:[XXXX]』というその表示名称とそのページへのリンクを定義の末尾に追加してわかりやすく作り変えている。このサイトには Cosmetic-Info.jp が独自に書き加えている部分も含めて丸っと転記されている。思想がない。悲しい。

Cosmetic-Info.jpは定義中に現れる既存の表示名称にはその表示名称のページへのリンクを付け加えている。
新しいサイトはただ文字を書き写しただけなので、参照表示名称が意味をなしてない。

これってさ、[ヤシ油] って部分がヤシ油のページへのリンクになっているから意味があるんであって、単に『参照表示名称:[ヤシ油]』っていう文字だけコピペしても、それは定義中の『ヤシ油(*)』を『参照表示名称:[ヤシ油]』に書き換えてるだけで何の役にも立たない無駄な情報。私が使いやすさを考えて作った独自の表示方法を、その情報の意味を考えもせず書き写しただけだから、無意味な文字列に成り下がってる。成分に対する愛が感じられない。どうせ丸写しするならリンク機能もちゃんとマネすりゃいいのに、中途半端なことされて、なおさら悲しい。

たとえば「中文名称」のところ。どの表示名称とどの中文名称を紐づけるのが正解なのかってのが微妙な問題をはらんでいて解釈がいろいろある。名称同士の関係性に正解がないから困ってる。Cosmetic-Info.jp は Cosmetic-Info.jp としての解釈で表示名称に対する中文名称の紐付けを行っている。それが丸写し。俺の解釈とあんたの解釈は同じなのか?あんたにはあんたなりの解釈はないのか?悲しい。

(2010)のカッコは半角、(2015)のカッコは全角、2021の情報は今精査中でまだ載せてないのがCosmetic-Info.jp
カッコの全角・半角がそのまんま、2021の情報が載ってないのも同じ

しかも、Cosmetic-Info.jp では、元ネタの『国際化粧品原料標準中文名称目録(2010)』の(2010)は数字を半角カッコで括っていて『已使用化妆品原料名称目录(2015版)』の(2015)の版という文字付きで全角カッコで括っていて、已使用化妆品原料名称目录(2021)は情報の精査が終わってないので未掲載なのまで同じ。すごい悲しい。

なぜか必要な改行やスペースを取り除いているので情報が変になってる

そして、がっつり丸写しかと思えば、なぜか定義と中文名称とCAS RN®の情報からは改行とスペースを取り除くという意味不明な加工をしているから、Salvia officenalis が Salviaofficenalis になって単語の区切りがなくなってるし、目録版中文名称と既存使用中文名称がつながっていて読みにくいし、CAS RN®に至っては、8022-56-8 と 84082-79-1 がつながっていてもはや情報として無価値どころか誤情報に生まれ変わってしまっている。成分に対する愛がまったく感じられない。どうせ丸写しするなら改行やスペースもちゃんとマネすりゃいいのに、中途半端なことされて、とんでもなく悲しい。

2つのサイトの備考欄の比較(上:Cosmetic-Info.jp / 下:悲しいサイト)

たとえば「備考」のところ。20年にわたって収集し続けている表示名称に関するさまざまな情報を、私の解釈を交えて私の言葉で書き貯めている。いろんな通知が出たり、表示名称とINCIの関係性に解釈の問題が生じたとき、その他もろもろ集めたいろんな情報を自分なりに整理してわかりやすく記録し続けてきた。これも丸写し。このサイト今年できたばっかりなのに「(2014.6.15現在)」とかタイムスタンプまで丸写し。20年以上にわたる私の努力をなんだと思ってるんだろう。悲しい。

そしてなにより超絶最大級に悲しいのが↓コレ

Cosmetic-Info.jpは、ところどころに小ネタをはさんで楽しんでる。
おれの密かな楽しみまで奪いやがった

昔からところどころにクスッと笑える小ネタを書いてひとりでニンマリ楽しんでるんだけどさ、これもそのまんま丸写し。ここまで丸写しするなよ。おれの密かな楽しみを踏みにじられたのが何より最大級に悲しい。超絶悲しい。

なんだろう、このサイト作った人って技術屋としての自負とか矜持みたいなものはないんだろうか。

5年くらい前だったかな、さまざまな情報を一定のテーマに沿って収集・再構成して掲載する「まとめサイト」が流行してた。「キュレーションメディア」とかカッコいい名前で呼んでたけど。あの当時、医療系情報をかき集めてた「WELQ」ってサイトが、真偽も定かでない情報をなんの思想もなくただただかき集めて掲載してて、無断転載だとか嘘情報だとかで大問題になって閉鎖になった。あれと変わらないな。

情報に対する「愛」が感じられない。情報をカネを生み出すための道具としてしか見てないのかな。情報そのものが何を意味していて何を伝えてくれるものでどう受け止めるものなのか、そしてそれをどう伝えたらいいのか、そういった「情報を愛でる心」が欠落してるんだと思う。Cosmetic-Info.jp の情報を抜き出すプログラムを組んで自動的に自分のサイトにデータを取り込んだだけなんだろうな。取り込んだデータ全部を穴が開くまで見て、おかしなところや自分の思想にあわない解釈とか変えようとかって思わないんだろうか。

このぶんだと、久光工房が支援している化粧品成分オンライン(https://cosmetic-ingredients.org)の内容も丸写しして「成分の有効性、安全性情報、文献リストも掲載!」とか言い出しかねないな。

化粧品業界って、ビジネス成功のためなら手段を選ばないみたいなマイクロソフトとかソフトバンク風な人が(いないわけじゃないけど)少なくて居心地が良かったんだけど、だんだんそうでもなくなってきたのかな。悲しい。

Cosme-Design.jp

【化粧品 薬事チェックツール】薬事広告表現チェックの一次スクリーニング用にいろいろなオンラインツールがでてますよね。実は、久光工房も6年ほど前からやってたんですよ、地味に。いままで黙って地味に改良をしながらステルス営業してましたが『薬事チェックサービスやってます』って言っても笑われない程度にはなったんじゃないかと思う、今日この頃ごろごろゴロニャーン。ということでようやくちゃんと宣伝することにしました。

私は化粧品会社の研究所にいたころに、その当時は薬事部のような独立した部署がなかったんで、処方チェックみたいなことはやってたけど、届出や申請書類を書いたことはないし、ましてやマーケ方面の広告表現チェックなんかはまったく経験がないんで、薬事チェックツールはぼくがやる仕事じゃないなあと思ってたのが2014年まで。それがね、化粧品会社でバリバリの薬事の仕事してる人と飲んでてさ・・・・・あー『誰かと飲んでて・・・』っていう表現がなんか時代を感じるというかコロナのせいでこの2年近く誰かと飲んだっていう経験が激減してるのを実感するわ。去年の夏も今年の夏もビアガーデンに行かずに終わるのか。くそーっ、誰かと酒飲みてええええ。わたしのこの人生50年の中で面白い仕事のアイディアが出たのってたいてい誰かと飲んでて飲んだ勢いでなんか始まってたってことが多くて。誰かと飲まないとこのまま何のアイディアも浮かばずにガンプラ作って人生終了してしまいそうだ!!

閑話休題。でね、その人が言うには薬事の仕事には詳しい人がやらなくてもできる段階と、最後は文脈とか人が判断しなきゃいけない段階があって、人がやらなくても機械的に処理できる一次スクリーニングはEXCELとか使ってパパッと済ませてるっていうのよ。まあ、そうでもしないと大量のチェック業務を一人や二人でさばききれないわな。

んで、自分たちがやってる機械的に処理してる段階の仕事は、それをシステム化したら薬事専属の人がいない小さな化粧品会社の人にも便利に使ってもらえるんじゃないかなあ、って言うからさ、酔った勢いで「ぼくは薬事業務の実務経験がないけどなんとなく仕事の流れ程度はわかる。あんたのやってるそのほぼ機械的にできる段階の仕事ってのを詳しく説明してくれればそれをシステムにしてみんなに使ってもらうことはできると思う」とかなんとか言ったような言わなかったような。もう7年も前の話なのですっかり記憶の彼方。まあ、たぶん言ったんだと思う、記憶ないけど。

そこからだ。その人とその部下と私の三人四脚で、薬事チェックツール作ったのは。

メインになるのはもちろん広告表現チェック。やるのは「単語」チェックまで。文脈の解釈もしようかどうか迷ったけど面倒くさいからやめた。どこまで精度を上げてもどうせ最後の人力チェックはなくならないだろうし。その代わり、薬事の人が思いついたちょっと面白い「指標」を導入することにした。薬事の人はね、気になる広告表現を片っ端から何年間もEXCELに書き溜めてたのよ。その数なんと18,000商品。その長年のたゆまぬ努力の成果を利用してだな、その単語が過去のさまざまな広告媒体で使われた形跡がどの程度あるのかを数値指標にして出すの。実際にどの程度使われたことがあるのかがわかると、超ヤバい単語なのか、やりようによっては実は使えないこともない単語なのか、雰囲気がつかめる。しかも、実際にどんな使われ方をしたのか広告文面のほぼ全文も読める。ぼくはなんかすごい人の手伝いをしてるんじゃないかという気がしてきたよ。飲み会万歳!!超絶万歳!!酒飲みてーっ

2015年にCosme-Design.jpというサービス名で開始。その後も、飲み会をするたびに薬事の人がいろいろアイディアを持ってくるんで、おもしろそうなものは片っ端からシステム化。

Cosmetic-Info.jpのデータを連動させた全成分表示リストチェックとか。成分名の誤字脱字って多いんだよね。「水酸化AI」とか「(ベへン酸/エイコサンニ酸)グリセリル」とか「1,2-へキサンジオ-ル」とかね(これ、誤字が5個あるけどわかる?)。Cosmetic-Info.jpで把握していない表示名称はもしかして誤字脱字なんじゃないの?っていうチェックね。せっかくなんだからCosmetic-Info.jpも活用しないとね。

それから、薬事の人が収集してきた過去の通知や通達のリストとか。ほとんどが本家粧工連のサイトに行けば見れる情報ではあるけど、さっとタイトル一覧から関係ありそうな通知を見ることができるんでちょっとだけ使いやすい。

さらに薬事の豆知識とか。薬事の人の知識を惜しみなく披露してくれる、これはとても勉強になる豆知識一覧。わたしのバイブル。

それから、マーケの人がときどきやらかしてしまう二重価格の事前チェックツールも作ったし、食薬区分の情報も調べられるようにしたし。

最近だと、Cosmetic-Info.jpであまり閲覧されてない美容成分ランキングという、マーケティング的な穴場成分探しのサービスも追加したよ。

法定表示チェックシートなるものも途中まで作ったんだけど、これは未完成。

いろいろ作ったなぁ。ほんと作ったねぇ。作って作って作りまくったなぁ。で、これ使うのなんぼなの?

ということで