「ガンプラ」カテゴリーアーカイブ

MG MS-06J ザクII エルマー・スネル専用機 (ホワイトオーガー) [Ver.2.0]

MS-06J
ZAKU II
WHITE OGRE

ザクですよ、ザク。ザクがいないガンダムなんて、ボヤッキーがいないドロンボー一味みたいなものだと、ヤーターマン派の私が言ってますが、説得力ないですか?ないですね。

ザクです。フツーのザクです。ジオン公国はモビルスーツという新兵器の活用で地球連邦に対する圧倒的な国力差をくつがえして緒戦に続く地球降下作戦で地球上の大半を勢力下におくことに成功。緒戦で活躍したザク(MS-06F ザクII)を基本に、地球上では不要になる空間姿勢制御用バーニア類を排除して地上戦用に調整したザクがMS-06J ザクII。通常の機体色はF型と同じグリーン系だが、この機体は「ホワイト・オーガー」(白き鬼)と恐れられヨーロッパ戦線で活躍したエルマー・スネル大尉の乗機。真っ白に塗装された機体に頭部とシールドにトカゲのマークを付けているのが特徴。オリジナルビデオ「MSイグルー2 重力戦線」の第2話に登場したモビルスーツ。地球連邦軍第301戦車中隊第1小隊の61式戦車部隊と激しい戦闘の末に撃破された。

真っ白なザク。映像作品中では全身に泥汚れや戦闘による破損等が描き込まれているので、プラモデルの作例でもウェザリングや傷つけなど手が入れられているのが多いんだけど。わたしは軟弱者なので相変わらず組み立てるだけ。パネルラインに墨入れして最後につや消しスプレーをプシュー。


東京スカイツリー


 ある昼下がりの和室に少々おおぶりの箱がひとつ。箱には東京スカイツリーの空撮風のCGが。これは10月29日発売の東京スカイツリーのプラモデル(1/700スケール)です。ヘリコプターによる空撮などを基に正確に再現されたアンテナ塔。クリアパーツで再現される展望台・空中回廊。1/700だから再現できる細かく複雑な鉄骨トラス構造。そして31個の内蔵LEDで「粋」「雅」2種類のライトアップも再現。

 おおっ、すばらしい。台座の高さも考えるとほぼ全高1mにもなる巨大プラモデル。ところで巨大プラモデルといえば、かつて作った1/144デンドロビウムがある。

 畳からはみ出してる。これも全長1mの巨大プラモデル。置き場所に困るほど大きい。でも今回は縦に長いのでなんとかなるかな(なんとかって何が?)。それにガンダムじゃないから置き場所も多少は融通きいてくれるだろうし(希望的観測)。ま、んなこたぁ組み立ててから考えりゃいいんだよ(ドキドキ)。さっそく箱から出して部品を並べてみる。

 ひとつひとつの部品が大きいので部品数は169点。1/144デンドロビウムは部品数500を超えてたからそれに比べりゃ組み立ては楽チンそうだ。組み立てるだけなら3、4時間でできるってバンダイの人が言ってたのもうなずける。半日でできちゃうなら組み立てるだけじゃなくてがんばって墨入れくらいはやろうかな。鉄骨同士の接合部分をライトグレーでちょっと影をつけるだけでもぐっと良くなる気がする。で、最後につや消しスプレーかな。ただ墨入れやろうとすると鉄骨接合部が多すぎてこんどは大変なことになりそうだけど・・・・。まあ、少しずつやってみるか。

 「それにしてもお前、それほどまでに東京スカイツリーが好きなのか?」と聞かれると困る。日本古来の技と最新技術に支えられた新たな都市文化の象徴。世界一の高さ634mを誇る東京の新名所。日本を代表する建築物だから興味はあるし、娘は絶対見に行くっていってるし、完成したら一度は見に行こうとは思ってるけど、だからといって定価42,000円もするプラモデルを衝動買いしてしまうほど東京スカイツリーが好きなんてことはない。ない。絶対ない。ていうかたかがプラモで42,000円もすんのか?! amazonで3万円弱だったけどな。じゃあなんで東京スカイツリーなのか。

 実は、初回生産品限定で、小さい部品が付属しててね・・・・・・。ほんと小さい部品なんだけど

 1/700ガンダムが付いてくるっていうからさ。思わず買っちゃったよ。1/700スケールのガンダム。全高25mm。ガンダムちっちゃーい。え?東京スカイツリーがオマケ?いや、そんなことはない。断じて、ない。

MG MS-06R-2 高機動型ザクII (後期型) ジョニーライデン専用機 [Ver.2.0]

MS-06R-2
ZAKU II
PRINCIPALITY OF ZEON J.RIDDEN’S CUSTOMIZE MOBILE SUIT

 ザクですよ、ザク。ザクがいないガンダムなんて、クリープのないコーヒーみたいなもんだ。とブラックコーヒー派の私が言ってますが、説得力ないですか?ないですね。

 1980年代ガンプラブーム華やかなりしころ。TVに登場したモビルスーツをほとんどプラモデル化してしまったため新製品を投入できないという問題が発生。出せば売れるのに出すものがない。そこで模型雑誌などで流行っていた試作型や改造型といった勝手設定を借用することで新たなモビルスーツをプラモデルとして商品化した。これが「モビルスーツバリエーション(MSV)」の始まりだそうだ。

 高機動型ザクIIもそんなMSVから生まれたモビルスーツのひとつにして最も有名なものといえる。TVに登場していた普通のザク(F型)をもとに宇宙空間での性能向上を目的に開発された改良機という設定。R型と総称され、RP型、R-1型、R-1A型、R-2P型、R-2型などが設定されている。

 さて、その高機動型ザクIIの最終モデルであるR-2型。生産されたのはわずか4機。今回紹介するのはそのうちの1機でジョニー・ライデン少佐に引き渡されたもの。つまり『高機動型ザクII(MS-06R-2)ジョニーライデン専用機』ということになる。

 だいたいにしてこのジョニー・ライデンもMSV用に設定された人物で、いまだにどの映像作品にも登場してない(はず)(ゲームではいまや常連さんだけど)。機体を真っ赤に塗装することが好きで「深紅の稲妻」との異名を持つジョニー・ライデン。赤と言えば赤い彗星のシャアじゃねえのか?と思うが、ジョニー・ライデン専用機の赤っぷりに比べたらシャア専用ザクなんてピンク色だったりする。桃色の彗星シャア(笑)。ちょっと並べてみようか。

 全身真っ赤っかというメリハリのなさそうな色彩だけど、左肩スパイクの黄色と一本角の根元の黒がアクセントになってそれなりに見栄えのする状態ではある。付属のバズーカ砲はR-1やR-1A型に付属しているジャイアント・バズーカよりもさらに一回り大きいジャイアントバズーカ。ザクの身長より長い。当たったら痛そう。