「プラモデル」カテゴリーアーカイブ

MG MS-14S ゲルググ[ver.2.0]

MS-14S
GELGOOG
PRINCIPALITY OF ZEON CHAR AZNABLE’S CUSTOMIZE MOBILE SUIT

シャア専用ゲルググ

 赤く塗装したザクに乗り多くの戦果をあげて「赤い彗星」と恐れられたシャア・アズナブル。自分が指揮する隊がたまたま連邦軍の試作モビルスーツを見つけてしまったのがケチの付きはじめ。相手は連邦軍が初めて作ったモビルスーツ、しかも試作品! 楽勝かと思いきや、やたらと頑丈だわ超絶武器を持ってるわで大苦戦。「モビルスーツの性能の差が戦力の絶対的な差でないことを思い知らせてやる」というセリフもむなしく響く。そうこうしてるうちにド素人だったパイロットがちょっとアブナイ電波系パイロットに超絶進化してしまう始末。

 ザク、ズゴックと乗り継いで、3機目の乗機がこの「ゲルググ」。開発完了したばかりの先行量産品の1機をシャア専用に調整したもの。最新鋭機なんだけどね、勝てないんだよね、ガンダムには。アンドロメダなら何隻でも即撃沈できるのにヤマトにだけはどうしても勝てないデスラー総統って感じ?

 ver.1.0と呼ぶべき前作は当時からあまり評判がよくなかった。重厚感があるモビルスーツなんだけど、装甲板がプラスチックの一枚構成なのでどうしても薄っぺらい感じが出てる。特に装甲の厚みを感じさせるはずのスカートや足首付近の装甲断面の表現が弱すぎた。ver.2.0ではそのあたりがかなり改善されていて重モビルスーツという感じが出てる。稼働部分もかなり進化していてカッコいいポーズがとりやすい。ただ、モールド表現がうるさすぎる感じがする。ご丁寧にぜんぶ墨入れしちゃったけど、モールドは墨入れしない方がかえってよかったかも。

手首、指の稼働も十分

ちょっと大きめなシールドも迫力アリ

もちろんナギナタもOK

MG MS-06S ザクII シャア専用機 [Ver.2.0]

MS-06S
ZAKU II
PRINCIPALITY OF ZEON CHAR AZNABLE’S CUSTOMIZE MOBILE SUIT

MS-06S

宇宙戦用ザクII(F型)をベースに安全装置や自動制御装置を排除してその空いたスペースで燃料タンクや推進装置を増強したタイプ。F型と比べて約30%の性能向上がはかられているが安全装置や自動制御装置がないので素人パイロットが乗ってもまともに動かすこともできない。機体性能を限界ギリギリまで引出せる熟練パイロットが使えば、俗にいう『3倍のスピードです!』と言われるほどの動きを見せることができる。シャア・アズナブルが搭乗した機体全体を赤く塗装したタイプが有名。

はい、言わずと知れたいわゆる「シャア専用ザク」です。赤と言えば「専用」という今や日本の文化といっても過言ではない色彩定義。真っ赤なiPodが限定色で発売されたときには「3倍速で再生するかも」とか思ってニヤついた日本人は多いはず。やっぱ赤と言えば「専用」「3倍」でしょう。

アクションポーズがキマる!!

1995年に究極のガンプラを目指して始まった「マスターグレードシリーズ」の第2弾がシャア・ザクで、当時の模型雑誌でたまたま見かけたことで、私のガンプラ熱に火がついた。それまでガンプラというかプラモデル自体にほとんど興味がなかった。ああ、大学院生のころだ。論文書きながらガンプラ作ったなぁ。ちなみにこれは2007年発売の「ver.2.0」。10年間の進化は大きい。当時でさえ「究極だ」と思ったけど、これはスゴイ。なにしろヒザ立ちがキマる!! マシンガンを両手持ちできる!! ver.1.0というべき1995年発売のシャアザクに付属していた武器類も取り付けられるという親切設計なので当時作ったガンプラから武器を外して取り付けてある(腰のシュツルムファウスト)。

ヒザ立ちがキマル!!
後ろ姿もカッコいい

2007年7月

MG MSN-06S シナンジュ[Ver.Ka]

MSN-06S
SINANJU
NEO ZEON MOBILE SUIT CUSTOMIZED FOR NEWTYPE

MG シナンジュ ver.Ka

 正月三が日、子供とカミさんが実家に帰省しているスキに突貫工事で作ったよ。いつも通り無塗装、墨入れだけ。

 第2次ネオ・ジオン抗争(アムロとシャアの最期の戦い)から3年後の宇宙世紀0096年、ネオ・ジオン残党軍「袖付き」と地球連邦軍との間で起きた抗争事件を描いた小説「機動戦士ガンダムUC」に登場するモビルスーツ。小説の作者は「亡国のイージス」「終戦のローレライ」「戦国自衛隊1549」といった作品で知られる福井晴敏。

 モビルスーツを構成する金属部材に極小コンピュータチップを内蔵させることで搭乗者とモビルスーツ間に高度な一体感を生み出す技術「サイコ・フレーム」。第2次ネオ・ジオン抗争時にアムロの乗機νガンダムに実験的に採用された。νガンダムを製造したアナハイム社は抗争終結後にサイコ・フレーム技術検証用に実験機を製造する。これが「袖付き」に強奪され「シナンジュ」として表舞台に登場することになった。シャアの再来と呼ばれる仮面男「フルフロンタル」が乗る。

ガンダム系とジオン系がうまくミックスされた頭部デザイン

 小説に登場するモビルスーツは、カトキハジメがデザイン。この人が作るモビルスーツのデザインは人によって好みがわかれるけど、私は好き。ガンダム0083に登場するモビルスーツのデザインを担当した時も感じたけど、物語上の時系列やストーリーを考慮したデザインができているので物語の世界観に入り込みやすくなる。

 シナンジュはアナハイム社が作成した連邦軍用(おそらくガンダム系の)機体。これを袖付きが強奪して改修を加えシャアの再来と呼ばれるフルフロンタルが乗るという設定なので、顔をみると「ほほのもみあげ風装甲」「口からあごにかけての構成」「頭部バルカン砲」といったガンダム系の意匠に、「一つ目」「ブレードアンテナ」「丸坊主」「赤」というジオン系(シャア)の意匠がうまくミックスされたデザインになっている。さらに、ツンととんがる胸と、わきの下のフラットケーブル風デザインがサザビー、百式っぽい要素。サザビーっぽい要素と言えば背面のスラスターユニットがサザビーのファンネルコンテナを彷彿させるデザイン。シャア専用モビルスーツの集大成デザインといってもいいんじゃないかと。

大型のビームライフル

 組み立ててて感心したのはカラーシールの精度の高さ。袖付きのトレードマークともいえるエリ、胸部、袖口、ヒザに施された金の紋章。さすがにこれを別部品にできなかったので、黒い部品にシールを貼って作るんだけど、このシールの精度が驚くほど高い。部品に対して極めてピッタリサイズにできているので、部品のふちとシールのふちをあわせて部品形状に合わせて貼っていくと余りもせず足りなくもなくまさにピッタリ仕上がる。あとは爪楊枝を使って部品の凸凹にあわせて丁寧になじませればOK。

 ちょっと問題は武器を持つ保持力のなさ。いちおう手のひらに保持用のピンが出てて武器の凹みに差し込めばいいようになってるんだけど、ゆるくてすぐ外れる。ちょっと動かすとすぐポロッと武器が外れちゃうんだよな。飾る時は慎重にそーっと置かないと揺らすとポロッ。でもいいや、カッコいいから。

カッコいい

専用の台座(別売)も売ってる