「ガンプラ」カテゴリーアーカイブ

MG MS-06FS ザクII ガルマ・ザビ専用機

MS-06FS
ZAKU II
PRINCIPALITY OF ZEON GARMA ZABI USE MOBILE SUIT

ザクですよ、ザク。ガンダムといえばザク。ザクがなければザクじゃない。ザクがあればこそのガンダムだ。そうだろ、そう思うだろ。

これだけいろいろザクのプラモデルを作ってるのにいっこうに作り終わらない。1年戦争で開発されたザクはいったい何種類あるんだ。ワクワクさんが止まらないぜ。

さて、本日のザクはガルマ・ザビ専用機です。ガルマ・ザビはみなさん、ご存じですね。存じてないという方は勉強してください。独立国家「ジオン公国」を名乗り地球連邦に独立戦争を挑んだ宇宙都市サイド3。デギン・ザビを公王とし、その子どもであるギレン、キシリア、ドズル、ガルマの4きょうだいが実権を握っている独裁政権である。そう、ガルマ・ザビというのは、ジオン公国の実質的支配者であるデギン・ソド・ザビの末子であるのだよん。

アニメ「機動戦士ガンダム」では、北米を拠点とする地球方面軍司令官として物語の序盤に登場。シャアに裏切られ「謀ったな、シャア」「ジオン公国に栄光あれ!!」と叫んで退場。その後シャアには「坊やだからさ」とか言われていた彼です。思い出しましたか?思い出したんならそれでよろしい。

ザクはこのローアングルがかっこいい。定番のポーズだ。

さて、思い出した人は「ん?ガルマってモビルスーツに乗ってたっけ?」と思ったはずだ。そうだな?思ったな?その疑問はもっともだ。アニメではガウ攻撃空母という巨大輸送航空艦の艦長だったり、ドップという小型戦闘機のパイロットだったり、でもモビルスーツには乗ってない。ということなので、このモビルスーツは後付け設定として作られたもの。

形式番号はMS-06FS。シャア専用機で有名なS型をベースに、頭部に計4門のバルカン砲が付いているのが特徴。また、最近の後付け設定だと大型のヒートホークも装備していたことになってる。

S型がベースになっているので、宇宙空間での姿勢制御用の小型バーニアスラスターがランドセル上部とふくらはぎ下部にボコボコついている。しかしだなぁ、ガルマは地球方面軍司令官として北米にいたわけだから陸戦仕様じゃないといかんのではないか?まあ深いこと考えてもしょうがない。

左右の腰についているのはガンダム世界でおなじみの手持ち式ロケット弾「シュツルムファウスト」。第二次世界大戦中にドイツ軍が使っていた携行式対戦車ロケット発射器「パンツァーファウスト」のモビルスーツ版。

バンダイの直販サイト「プレミアムバンダイ」の限定品。大型ヒートホークに部分塗装しただけで、あとはいつもどおりパチパチ組み立てて墨入れペンで墨入れしたらデカールを貼って水性つや消しトップコートをブシャーで完成。サクサクっと作ってもこの完成度。バンダイ、脅威のメカニズム。

薬師寺 東塔

奈良県の薬師寺にある数あるお堂の中で創建当時のまま現存する平城京最古の建造物だそうです。

へー、奈良に旅行にいたんですか。旅行嫌いのインドア人間が。なんのために?どうして?奈良に?

外に持ち出して自然光の中でちょっと逆光で撮影するとディテールが潰れるからなんとなく本物っぽく見えるけど、これ、プラモデルです。

あー、なんだ、プラモデルでしたか。

プラモデルです。フジミ模型の1/100薬師寺 東塔を作りました。ガンプラばっかり作ってる軟弱モデラーにとって建築物のプラモデルは敷居が高い感じがしてなんとなく敬遠してたんだけど、ネットで無塗装の作例を見たら成形色がいい雰囲気が出てて案外軟弱に作ってもそれなりに見られるものになりそうだなあと思って突然作ってみたよ。

4面の壁がほぼ同じ構造で1階分を構成していて、それがほぼ似た構造のまま3階建てになってるんで、同じような部品を同じように組み立てて壁を作っていく作業が4×3で12回繰り返す。美しい梁の構造をちまちまと頭ん中を空っぽにして黙々と作っていくのは面倒なことを忘れさせてくれてリラックスになる。

ちなみに、ガンプラじゃないので細かな部品を丁寧に接着するんで接着剤は必須。トロッとしたタミヤセメントと、サラッとしていてスキマにスッと入っていくGSIクレオスの流し込み接着剤を使いわけて組み立てていく。部品同士の合いは思ったよりよかったので、ヤスリで削って形を調整していく作業は思ったより少なくて済んだ。

軟弱者なので、いつも通りほぼ塗装なし。木部と石畳はタミヤの墨入れブラックで、屋根瓦はタミヤの墨入れグレーで、墨入れ。最後に全体にツヤ消しスプレーを数回に分けて薄く重ね塗りで完成。

んで、なんで突然、建築物なのかというと・・・・

あ、結局ガンプラなのね。

横浜みなとみらいで公開中の実物大「動くガンダム」の1/100プラモデルを作ったんですね。そしたら同じスケールの実在物と並べたくなったんで、なんかいいものないかなあとネットを調べてたらフジミ模型の1/100薬師寺 東塔が目にとまって。横浜ガンダムのオマケ的に作るつもりが、いざ作り始めたらガンダム作るよりも大変で時間かかったんでどっちが主なのかわからんくなった。

手前にある1/100アムロレイも塗装すればよかったな。

MG MS-06R-2 高機動型ザクII (後期型) ロバート・ギリアム専用機

MS-06R-2
ZAKU II
PRINCIPALITY OF ZEON ROBERT GILLIAM’S CUSTOME

ザク好きなので・・・・どうしてもクッキーシューが食べたくなるんです。だって・・・クッキーシューって・・・

ザクなんだもん。

ザク食感ですよ、ザク食感。いったいどんな食感なんでしょうか。とても気になりますよね。ザク食感・・・・ザクっとした食感なんでしょうね、きっと。ええ、わかります。ザク好きなので。

ファミリーマートのオリジナルデザート「デザートモンスター」シリーズについに「ザク食感とろ食感」のクッキーシューが登場。パッケージカラーは、当然ながら「ザクカラー」

わかってる。ファミマの担当者はわかってる。ザク食感のパッケカラーは緑以外ありえないと。

で、今日のザクはなんでしょうか。ザクです、ザク食感すてき。ロバート・ギリアムという私の知らない、みんなも知らない、おっさんなのか若人なのかもわからないそんなロバート・ギリアムさんが乗っていたという噂のザク。「高機動型ザクII (後期型) ロバート・ギリアム専用機」です。

ていうか、緑じゃねえじゃんよ。前振りのクッキーシューはなんだったのか。

第1次ガンプラブームを牽引したモビルスーツバリエーション(MSV)企画。テレビには登場しなかっただけであんなモビルスーツやこんなモビルスーツもあったんだぜという創作ネタ。MSV企画で創造されたこの「高機動型ザクII(後期型)」は、終戦間近だったことから4機が生産されただけという設定が一般的。その貴重な1機に搭乗していたパイロットとして「ロバート・ギリアム」が設定されたのです。それがMSV企画の続編「MSV-R」企画で、具体的なカラーリングも設定され、ついにプラモデルとして登場。よかったね、ギリアムさん。知らないけど。

高機動型ザクといえば、全身に取り付けられたロケットバーニアが特徴。ブシャー!!!!ドドドドー、ゴゴゴゴゴゴゴゴォォォォ!!!ギューンン!!

すごいスピードで戦場を駆け巡るのだ、のだ、のだぁぁぁあぁっ!!!

この後期型(R-2型)は、前期型(R-1型)と比べるとゴテゴテ感や凸凹感が薄い。脚部のバーニア類を取り囲むように装甲が取り付けられていて、シュッとしてる。

ランドセルはR-1型と同じなので、ゴテゴテ感があるけど、脚部は全体が装甲で覆われているので前から見ても後ろから見てもちょっと物足りない。高機動型っていうロマンに欠けるような・・・・。しかしたった4機しか製造されなかったという逸品ですよ。

R-2型は宇宙戦闘用ですから、当然ながら

こういう格好をさせるのは定番ですね。

うひょー、かっこいい。スカイブルーとクリームイエローを主体にしたカラーリングがローバトさんのパーソナルカラーということですが、まあ青といえば「青い巨星」との通り名があるランバ・ラルさんでしょう、ということでちょっとニセモノ感がただよわないこともないんだけど。んで、ロバート・ギリアム専用機の特徴というと、鼻の上が黒くなってるところかな。

炎天下でのスポーツだと、とくに頬骨の高い外国人選手は、自分の頬にあたった光の反射がまぶしいってことで目の下を黒く塗ったりするでしょ。

航空自衛隊/主要装備(https://www.mod.go.jp/asdf/equipment/renshuuki/T-4/index.html)

ザクも眩しいんですかね、あの部分に光が当たると。MSV-R企画のころの大河原先生のお気に入りアクセントなのかな。エリック・マンスフィールド専用ザクもここのところが黒く塗ってあった。