RE/100 MS-06FZ 最終生産型ザクII(ザクII改)

MS-06FZ
ZAKU II FZ
PRINCIPALITY OF ZEON MASS PRODUCED MOBILE SUIT

今日も今日で、ザクです。ザクってほんといっぱいありますね。ショーケースに飾ってるザクのプラモの数を数えたら33個もありました。アホですね。いや、誰がってわけじゃないですけど、アホですね。

本日ご登場願ったザクは、オリジナルビデオアニメ「機動戦士ガンダム 0080 ポケットの中の戦争」(ポケ戦)に登場したザクです。

ポケ戦は1989年に全6話で製作されたガンダムシリーズ初のOVA作品。アムロとシャアが戦っていたあの一年戦争の末期に主戦場から遠く離れた宇宙都市サイド6で起きた小さな事件を題材にした物語。嘘だと言ってよバーニィ。

MS-06FZ 最終生産型ザクII(ザクII改)

アニメが製作された当時、このザクも一緒に登場するジムも、本放送当時のアニメ技術では描き切れなかったモビルスーツを現在のアニメ技術でカッコよく書き直したものです、ということでこれはもともとのガンダムで登場したザクってことだった。

でも、かっこよく書き直ししすぎてもはやこれは別のザクだろ、いや、別のザクってことにすればオモチャがいっぱい作れてもうかるじゃんよ。ということで玩具屋さんの要望もあってか作品完結後に新たに「統合整備計画」という後付け設定が作られて、このザクはこの計画で開発された最終生産型のザクII、通称「ザクII改」ということになった。

まあ、ここまで違うと、現代風にカッコよく書き直したっていうよりも、もはやザクっぽい何か、になってるわな。だいたいさ、なんだよ、みぞおちが赤いって。しかもそこがコクピットハッチとか。まんまガンダムの記号じゃんか。そんなのダメだよ。そんなのザクとは認めない、そうだ、おれは絶対認めないぞ。ザク万歳!!!

ここまでデザインが違うとさすがのマスターグレードザクver.2.0フレームといえど再現は難しいという結論になったのかどうか知らんけど、これはマスターグレードではなく、RE/100という簡素なパーツ構成で組み立てやすく、でもマスターグレードに近いディテール表現を目指したブランドで発売になったプラモデル。

なので、正確にはこのブログのザク祭りには該当しないんだけど、まあ細かいことは気にすんな。ザクなんだからザク祭りでいいんだ。ザク万歳!!!

ちなみにポケ戦の主人公であるアルフレッド少年の声を演じたのが浪川大輔(当時12歳)。最近ではスターウォーズで暗黒面に落ちていくアナキンの吹き替えや、ガンダムUCで暗黒面に落ちていくリディを演じて私の中ではすっかり暗黒面に落ちるかわいそうな人の声優ってイメージになってる。

嘘だと言ってよバーニィ!!!

【ザク祭り】マスターグレード(MG)シリーズで 2007 年 4 月にザクIIが ver.2.0 として再登場。多くのバリエーション機体が存在したというアニメの設定をプラモデルとしても再現するために骨格に相当するフレームを再構築し、全てのバリエーションを「ザク共通フレーム」+「バリエーション部品」で作ることができるように考慮されている。これを機にこれまでいくつか発売されていた MG ザクIIが ver.2.0 仕様でリニューアルされたり、新たにザクのバリエーション機が次々と発売された。これらを片っ端から作っていこうというのがザク祭り。