小6の娘が持って帰ってきた算数プリントを見た。割合のところだ。割合は概念の要素が強いせいか小学生がつまずきやすい単元だが・・・案の定というかバツがついてる。
ん?!・・・ん?! なんか変だぞ。
「洋服を買ったら、5%引きで1400円でした。もとの値段は何円でしょうか。」
娘は1400÷0.5=2800と書いてバツになってる。ま、そりゃそうだ。だが、問題はそこではない。あ、いや、5%を0.5と考えてる点で致命的な大問題なんだが、今はそこじゃないんだ。もっと問題なのは模範解答だ。
1400×1.05=1470 答え1470円
おーい!ちょっと待てぇぇぇぇぇっっっっ!!!!!!
そ、れ、は、1400円の5%増し。何年前の消費税計算だよ。
この場合、もとにする量がもとの値段、比べられる量が1400円、割合が0.95だろ。んで、「もとにする量=比べられる量÷割合」だから正解は1400÷0.95で・・・で・・・で・・・あれ? ちょっと電卓ちょうだい。1400割る0.95で
1473.68421052631579・・・・
は? あれ? オレ間違ってる? うーん、問題文を声に出して読んでみたけど、やっぱり変だよな。これ、模範解答が間違ってる以前に問題としても成立してないよな、な?