マミさんを探してます。真実さんです。真実はどこだ!マミーっ!!!
ウソです。
数学の先生を自称する人が
2×2=4だし、2+2=4ですね。
1×2×3=6だし、1+2+3=6ですよね。
1×1×1×2×5=10だし、1+1+1+2+5=10ですよね。
あまり知られてませんが、実はかけ算は足し算でできちゃうんです。笑
だから3×3=6なんですよ(^_^)v。
しかもこれって小数の計算にも使えるから
1.5×3の計算も1.5+3=4.5でできちゃうんです。
こういうのって教育業界ではなぜか教えないんですよね、闇の圧力とかがあって(苦笑)
とか解説してたらほとんどの人は、パッと見て「こいつバカだ」とすぐに気づく。
なぜならほとんどの人が足し算と掛け算の仕組みをよく知ってるから。こんなのはたまたまそうなってる例をあげてるだけで本質的にはぜんぜんおかしな話だと直感で気づく(3×3=6とか普通におかしいだろっていう間違いも気づく人は気づくし)。
でも小学2年生くらいだと掛け算があやしいので信じちゃう子もそれなりにいるだろうし、小学1年生相手ならこんなトンデモ話も信じて「先生すごい」「先生わかりやすい」ってなりかねない。
ところで数学の先生を自称する人が
上記の問題に対して下のように
移動は上か右の2つしかなくて、これでスタートからゴールまで行くコースは全部で6通りです。
この中でA点を通るコースは1つしかないですね。v(^_^)
6通りのうち1つだからA点を通る確率は1/6です。
とかサラッと解説してると、パッと見て「こいつバカだ」と気づく人はだいぶ少なくなる。なぜなら高校の数学の授業なんて覚えてる人は少ないから。
よく知らないから何が間違いで何が正しいのか判断できない。判断できないところに一見するとつじつまが合ってそうな話を「先生」と称する人がしゃべってるのを聞くと「なるほど、そうなのか」と無批判に受け入れてしまう人が存在する。
そしてその後の人生においてこんな確率統計を考えなきゃいけない場面は来ない。だから1時間後には問題文すら思い出せなくなってるけど、「なるほど!」とか「なんとなくわかった気がします!」とか「難しい数学をわかりやすく説明してくれてありがとう」みたいな感想だけが頭に残って、実のところ間違いだらけだったと気づくことは永遠にない。
そりゃそうだ。知識を得ようとする人は、当たり前だけど知識がないんだから、こっちがウソを言ってもそれが正しいのか間違ってるのか判断できない。知識ないんだから。ある話が間違いかどうかはその話題に対して学ぶ必要がないほどの知識量がないと判断できない。そして間違いかどうか判断できるレベルの人はこんな低脳な解説は鼻で笑って読み飛ばして相手にもしないので、間違いだらけの解説は誰からも間違いを指摘されることなく、間違いかどうか判断できない人たち(知識がない人たち)に一定の感動を与え続ける。
ポイントは高校で習うレベルのネタで話をすること。中学生レベルのネタだとわかってる人が多すぎて自分の無知が一瞬でバレる。確率だとか集合計算、ベクトル計算あたりをネタにすれば、ロクな知識のないオレが知ったかぶりして間違いだらけの話をしても「数学の先生」になれる。
オレ、スゲー!!
これで今日からあなたも数学を教える算数の先生です。
ちなみにさっきの問題の正解は確率1/4(25%)。進む方向はジャンケンで決まるってとこが重要。ジャンケンで2連勝するとA点通過が確定する。別の言い方をすると最初に2連勝しなきゃA点を通れない。だからこの問題は図なんてどうでもよくて単に「ジャンケンで2連勝する確率を求めよ」ってこと。ジャンケンで勝つか負けるかは確率1/2。2連勝する確率は1/2 x 1/2=1/4。確率の授業でよく出るひっかけ問題のひとつ。