なんだ、おい、鉄道オタクに鞍替えか?!
取引先の知人から「業務用資料」なるものが届いた。おおぉ、なんだろう。もしかして粧工会の非公開資料とか?古い版のICIDとか?
開けてびっくり
こ、これは、貴重な資料だ。
2020年1月、中国で新型感染症が流行してるらしいとの話がちらほら出てても、日本はまだギリギリ平和だったときに開催されたイベント「JR東日本 機動戦士ガンダムスタンプラリー あなたならできるわ。」の景品。
全65駅分のスタンプを集め、東京駅に設置する特設ゴールカウンターにスタンプ帳を持っていくともらえた「全駅達成オリジナルガンプラ[1/144 RX-78-2 E235ガンダムJR東日本専用機 Ver.]」だ。スタンプラリーを完走しないと手に入らない限定品。
こ、これは、貴重な資料だ。業務用かどうかは別として。いや、業務用だ。あきらかに業務用だ。
こういうのは手をつけずに押し入れにしまっておくと、10年後にはえらい高い値段で売れるかもしれんのだが、そんなことをするために頂いたブツではないので、作ります。ありがたく作らせていただきます。
箱を開けたら2度目のびっくり。中身は超絶シンプル。
当時、イベントの案内を見た時は、ファーストグレードかスピードグレードの色変え版かなと思ってたけど、実物をみたらそのどちらでもない。いったいこれはなんだ?とネットで調べてみると、元になっているのはバンダイが「ガンプラ体験会」のようなイベントで使用している非売品だと判明。「非売品」のさらに「限定版」という貴重な資料です。
しかし、この超シンプルなランナー2枚でいったいどんなガンダムができあがるんだ?
RX-78-2 E235
GUNDAM JR-EAST Ver.
さすが、ガンプラ組立体験会(60分)で使用するために作られただけあってほんとに簡単に出来上がった。サクサクっと組み立てて、チャチャっと墨入れして40分くらいでこの状態。
まじかよ、カッコいいじゃん。あっという間にこれが作れてしまう。バンダイ脅威のメカニズムだ。
短時間で組み立てられるように極限まで簡素化されたパーツでありながら、各関節の可動も最低限確保されていてる。特に肩周りのパーツ構成は感動もの。ぱっと見ではかなり動きそうに見えるけど肩アーマーと肩関節ブロックが一体成形になっててまったく動かない。動かないんだけど、胴体側のボールジョイントと上下スイングを兼ねた部品に、上腕と肩をつなぐ回転軸の部品、この2つだけで十分楽しめる可動域ができてる。うまいこと考えたなあと感動。
付属の「E235系」「JR東日本」のシールを貼って、いつも通りつや消しスプレーをプシューっとひと吹きで、完成。総時間は乾燥時間込みで1時間半。